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カスタマーレビュー

殿堂入り
2011年4月28日
この作品はヴォネガットの全作品の核心をつく名文句がいきなり登場する。
「愛は敗れても、親切は勝つ(Love may fail, but courtesy will prevail.)」である。

本作はこの箴言と出会えるだけでも有難い作品だが、キルゴア・トラウトの復活とともに、ヴォネガットが一時のスランプを脱して、しみじみとした語り口で社会の矛盾を告発するヴォネガット節が復活した傑作だ。

19世紀末の労働争議、サッコ=ヴァンゼッティ事件、大恐慌とニューディール政策、第二次世界大戦、赤狩り、そしてウォーターゲート事件に至る約80年のアメリカ史が、ウォーターゲート事件の巻き添えで囚人となった主人公によって回想される。自在に現在と過去を行き来するあたりも著者らしい。

そして出所後のショッピングバック・レディーとの出会い。しみじみ度が最高潮に達する名場面だ。

著者は社会に絶望しきっている訳ではなく、親切が勝つことに望みをつないでいると考えたい。
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商品の詳細

5つ星のうち4.8
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