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Mahler: Symphony no 10 / Chailly, RSO Berlin
Mahler: Symphony no 10 / Chailly, RSO Berlin

5つ星のうち 4.0 シャイー/ベルリン放送響によるマーラー第10番, 2017/6/22
People's Edition にて、クック版第3稿(第1版)によるシャイー/ベルリン放送響による第10番を聴く。1986年の録音。そもそも未完の10番自体、マニア向けの音源であり、多くの録音はあるがあくまでも作曲家自身が「未完」で終えた以上、その補筆、再現の評価には留意が必要。

そうした前提ながら、いわばマーラーのオマージュを味わいたいという意味ではシャイー盤はよき演奏。第1楽章では第9番の異稿に接するような懐かしさがある。オーケストラの安定度が抜群で、マーラー・ファンには登場するメロディに、源流となった他番を連想する面白さがあるかも知れない。


Mahler: Symphony No. 9
Mahler: Symphony No. 9
出品者:フルフィルメント エクスプレス
価格: ¥ 1,948

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ジュリーニ、堂々とスタイリッシュなマーラー第9番, 2017/6/19
レビュー対象商品: Mahler: Symphony No. 9 (CD)
マーラーの第9番には名盤が多い。伝統的な交響曲作法に戻ったような親しみやすさに加えて、弦楽器によるマーラー最高の美しきメロディが波状的に心を揺さぶる一方、あたかもそれに拮抗せんとするような管楽器のダイナミックな戦闘力も展開される。そして両者をときに不安定に、不気味につなぐ木管楽器や打楽器の役回りも効果的である。
1976年4月、シカゴ響を振ってのジュリーニ盤はこうした基本を押さえたうえで、楽章によっては思い切ってテンポを落として、じっくりと、たくまずに、堂々とスタイリッシュに演奏する。

中間2楽章はすっきりとした印象だが、第1楽章:アンダンテ・コモドは32分弱、第4楽章:アダージョは約25分半である。しかし、長丁場でも旋律は息づいており長さを厭うよりも音楽に沈潜する喜びがある。かつ、全体を通して、べたつく感傷もなければ、色調の暗さもない。これは名人芸である。

しかし、ワルター マーラー:交響曲第9番 やクレンペラーらの演奏に感じる異様な緊張感や諦観的弛緩の要素はない。それこそがジュリーニ流なのだと思うが、本曲に何を求めるかはリスナーの時々の心理如何かも知れない。

➡ People's Edition にて聴取


SINFONIE 8
SINFONIE 8
価格: ¥ 1,376

5つ星のうち 5.0 ショルティ/シカゴ響の妙技、ウィーンで収録されたマーラー第8番, 2017/6/17
レビュー対象商品: SINFONIE 8 (CD)
マーラーの第8番は、ライヴでは巨大な視覚効果があるが、CDで緊張感を持続して聴かせるのは難しい曲である。譬えていえば、高い標高の、起伏こそ乏しいながら、狭く危険な山稜の長い尾根を行くようであり、細心の注意をもって走破するのは至難といった感がある。しかし、こうした曲ゆえにショルティの管弦楽の醍醐味を最大限引き出す技量のみせどころがあるとも言える。
ルチア・ポップ(S)、イヴォンヌ・ミントン(Ms)、マルッティ・タルヴェラ(Bs)に加えて、ルネ・コロ(T)ら巧手の独奏に加えて、ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン楽友協会合唱団、ウィーン少年合唱団の物量と統一感が素晴らしい。ワーグナーの『指輪』全曲をウィーンで収録してきたショルティとの厚い信頼感あればこそと思う。一方、持続力のある、よくコントロールされたシカゴ響の実力もたいしたもので、初期ブルックナー演奏で看取される構造力の弱い曲を見事に補正してしまうようなショルティのタクトが冴える。
1971年8月から9月にかけて、ウィーン・ゾフィエンザールでのセッション録音だが、ライヴと見紛うばかりの緊迫力がある。

➡ People's Edition にて聴取


マーラー:交響曲第5番
マーラー:交響曲第5番
価格: ¥ 1,329

5つ星のうち 4.0 バーンスタイン/ウィーン・フィルのフランクフルト・ライヴ:第2楽章と第3楽章は濃密なフレージング, 2017/6/17
レビュー対象商品: マーラー:交響曲第5番 (CD)
1987年9月、フランクフルト、ゼンパーオーパーでのライヴ音源。この年の3月までフランクフルトの郊外に住んでいたので、本コンサートの現地における「衝撃」はいかばかりであったかと想像がつく。会場のゼンパーオーパーには、結構、ウィーン・フィルは来演するのでそれ自身は珍しいことではないが、バーンスタインがマーラーを引っ提げてくるとなると話は別である。

そうした良い意味での緊張感はあるが、翌年のウィーン・フィルの本拠地、ムージフェラインザールでの、同じコンビによる6番 マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 の方が白熱度と音響のふくよかな広がりでははるかの良いと感じる。ホールの違いもあろうが、やはりうるさがたの(耳のこえた)聴衆との関係もあるかも知れない。

第2楽章と第3楽章の濃密なフレージングは特筆すべきだろうが、狂気、惑乱への密やかな欲求がこめれているようなバーンスタインの初期の激しいマーラー像が、なにか収まりのよいところに納まってしまったようにも感じてしまう。もちろん、ライヴで接していたら、これだけの高密度の名演には感涙ものであっただろうが。

➡ People's Edition にて聴取


People's Edition
People's Edition
価格: ¥ 5,480

5つ星のうち 4.0 巨匠とスーパー・オケによるマーラー交響曲全集, 2017/6/17
レビュー対象商品: People's Edition (CD)
ドイツ・グラモフォン (DG)とDECCAレーベルの共存。うち後者は、メータの『復活』、ショルティの『千人の交響曲』、シャイーの交響曲第10番を所収。DECCA音源のほうが代表的な名演かも知れない。
録音時点は1967年(クーベリックの『巨人』)から2001年(アバドの『夜の歌』)までばらけるが、いずれも巨匠とスーパー・オケによる好録音でありはずれがない。なお、第10番を取り上げる一方、『大地の歌』は入っていない。詳細は➡をご覧いただきたい。

【収録情報】(Lはライヴ音源)
・交響曲第1番『巨人』クーベリック/バイエルン放送響(1967年10月)
➡ Mahler: Symphony No. 1, Lieder / Rafael Kubelik, Fischer-Dieskau

・『花の章』小澤征爾/ボストン響(1977年10月)
➡ 交響曲 第1番 ニ長調《巨人》(〈花の章〉付き): 第2楽章:花の章

・交響曲第2番『復活』イレアナ・コトルバシュ(ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、メータ/ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン・フィル(1975年2月)
➡ マーラー:交響曲第2番「復活」

・交響曲第3番:アンナ・ラーション(アルト)、アバド/ロンドン交響合唱団、バーミンガム市立少年合唱団、ベルリン・フィル(1999年10月L)
➡ Mahler: Symphony No. 3

・交響曲第4番:エディト・マティス(ソプラノ)、カラヤン/ベルリン・フィル(1979年)
➡ マーラー:交響曲第4番

・交響曲第5番:バーンスタイン/ウィーン・フィル(1987年9月L)
➡ マーラー:交響曲第5番

・交響曲第6番『悲劇的』バーンスタイン/ウィーン・フィル(1988年L)
➡ マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

・交響曲第7番『夜の歌』アバド/ベルリン・フィル(2001年5月L)
➡ Sym 7 (Em)

・交響曲第8番『千人の交響曲』 ヘザー・ハーパー(ソプラノ)、ルチア・ポップ(ソプラノ)、アーリーン・オジェー(ソプラノ)、イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)、ヘレン・ワッツ(アルト)、ルネ・コロ(テノール)、ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)、マルッティ・タルヴェラ(バス)、ショルティ/ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン楽友協会合唱団、ウィーン年合唱団、シカゴ響(1971年8月&9月)
➡ SINFONIE 8

・交響曲第9番:ジュリーニ/シカゴ響(1976年4月)
➡ Mahler: Symphony No. 9

・交響曲第10番:シャイー/ベルリン放送響(1986年10月)
➡ Mahler: Symphony no 10 / Chailly, RSO Berlin


マーラー:交響曲第4番
マーラー:交響曲第4番
価格: ¥ 1,485

2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 クレンペラーの第4番 独自の解釈, 2017/6/15
レビュー対象商品: マーラー:交響曲第4番 (CD)
クレンペラーのマーラーは、有り難いことにいまやとても廉価で聴くことができる( Mahler: Symphonies 2, 4, 7 & 9 / Das Lied von der Erde を参照)。第4番は1961年4月の録音だが2012年デジタル・リマスターされており、低音部が強調されすぎている憾みはあるものの比較的良好な音質で耳にすることができる。

クレンペラーらしい独自の解釈で迷いも曖昧さもない。鷹揚とした構えで、テンポをあまり動かさず、それでいて細部の目配りは怠りなく粛々と音楽がすすんでいく。第4番の場合、ライナーのようにこよなく美々しく演奏する流儀もあるが、クレンペラーのマーラー像は各番に通底し、美もあれば醜もあり、明るさの次には暗部がひかえ、幸福の快感と懊悩の痛みもまた隣り合わせにあるといった展開である。それはマーラー音楽のなかでも、明るく美しさをたたえた第3楽章アダージョにおいても例外ではなく複雑な表情は変えない。終楽章、シュヴァルツコップの歌唱もこのクレンペラーの解釈に沿って、美しさよりも劇的で深い表現力にこそ特色がある。


マーラー:交響曲第5番
マーラー:交響曲第5番
価格: ¥ 1,434

5つ星のうち 5.0 ワルター渾身の第5番、心臓を鷲掴みにするような迫力, 2017/6/15
レビュー対象商品: マーラー:交響曲第5番 (CD)
1947年のモノラル、ライヴ音源がいまにいたるまで現役盤として聴きつがれていること自体が、この演奏のもつ強烈なインパクトを端的に示している。マーラーの愛弟子、ワルター渾身の第5番である。全体にわたって快速、思い切りメリハリのきいたリズムと、限度を超えるような強奏が炸裂する演奏。

特に、第2楽章や終楽章の戦闘的な展開など、心臓を鷲掴みにするような迫力がある。テンポはときに大胆に可変し、第4楽章の静寂のメロディのパートには共感に裏打ちされた深い詠嘆がある。同じ弟子筋のクレンペラーも第2番で苛烈なライヴ盤
Mahler/ Symphony No.2 を刻んだが、マーラーの心情に寄り添い、その遺訓を残そうとした2人がこうした記録を残していること自体、よく考えてみる意味があるかも知れない。

緻密なテクスチャー解釈重視で、ワルター、クレンペラーの後継とでも言うべきバーンスタインやテンシュテットを含め、「直情的解釈」の時代は終わったといった向きも、この演奏を聴けば驚倒ものだろう。

➡ New York Philharmonic 175th Anniversary Edition も参照


Mahler;Symphony No.6
Mahler;Symphony No.6
出品者:e-net本舗本店
価格: ¥ 6,800

5つ星のうち 4.0 ホーレンシュタインの巧手, 2017/6/15
レビュー対象商品: Mahler;Symphony No.6 (CD)
ヤッシャ・ホーレンシュタインの芸術 5枚組 にて聴取。
6番は廃盤だったが、いまは上記で1番、3番とともに廉価で聴くことができる。ホーレンシュタインは客演中心の渡り職人といった活動が長かったようだが、オーケストラを選ばず、与えられた条件のなかで佳演を紡ぎだした名匠である。
ストックホルム・フィルはマーラーの本曲ではやや軽い音質ながら、終楽章の迫力はなかなかのもの。かつ弦楽器の響きはよく制御されて緊迫感があり、多彩なパーカッションも生真面目に登場する。総じて聴きやすくホーレンシュタインの巧手を知ることができる。

<収録情報>
・交響曲第6番イ短調 ストックホルム・フィル(ライヴ)
Recording: 15th & 17th April 1966, Stockholm Concert Hall


Mahler:Symphony No.7
Mahler:Symphony No.7
価格: ¥ 2,045

5つ星のうち 4.0 ロスバウト、先駆的・革新的マーラー第7番, 2017/6/15
レビュー対象商品: Mahler:Symphony No.7 (CD)
ロスバウトのブルックナー Bruckner: Symphonies 2/5/7 についで、マーラー(
Gustav Mahler: The Symphonies, Das Lied von Der Erde(The Song of The Earth)に収録)も聴きたくなった。

第7番を手にとる。強烈なインパクトを感じた。この人の演奏は筋肉質である。あえて「線条的」とでも言うべきか。骨格がはっきりとしており、そこにモデレされる音には曖昧さもべとつくような感情もない。有機的に意味がある音が、必要な感情を適量に保持しながらリスナーに提供されるような演奏。
では、聴く側はそんな即物的な音楽を喜ぶのか。1950年代の多くのリスナーにとっては、マーラーの音楽自体(特に第7番)が珍奇であったことにくわえて、こうした演奏スタイルだと親和性はなかったかもしれない。しかし、今日、マーラーの交響曲はメジャーであり、かつ即物主義的な解釈もまた当然といった風潮。そうした時代の変遷のなかで、ロスバウトの演奏には普遍性を感じるし、余分な感情表出がない分、すっきりとした仕上がりが爽快でもある。
ロスバウトは本盤に先立って第7番の別の収録 Mahler: Symphony No 7 もしている。当時、そんな指揮者はごく少数であった。取り上げは先駆的であり、演奏は革新的であり、しかもそれを密かに楽しんでいるような風情もある。
録音は古く音は良くないが、楽器の起用には工夫がある。カウベル、銅鑼、鐘、グロッケンシュピールなどぶっきらぼうに、音楽を亀裂するように使用する。非調和的なのだが、そのトリッキーな登場は全体を引き締める効果がある。しかし、そんな「ゲリラ」はなくとも、基調の流れがしっかりとしており、いわば全体の「軍律」に弛みがないので、飽きのない緊張感が持続する。
その一方、有名な2楽章の夜曲(Nachtmusik)といった表現は正直、感じなかったが、現代音楽の「夜明け前」といった連想は容易にイメージできる。

<収録情報>
・マーラー:交響曲第7番ホ短調
 南西ドイツ放送交響楽団
 ハンス・ロスバウト(指揮)
 録音:1957年2月18,20日(モノラル)


マーラー:交響曲第9番ニ長調/R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24 (2CD)
マーラー:交響曲第9番ニ長調/R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24 (2CD)
価格: ¥ 2,905

5つ星のうち 5.0 シノーポリ、斬新なるマーラー像の提示, 2017/6/15
ジュゼッペ・シノーポリは、存命していればいまだ古希。指揮者としては円熟期であり、間違いなく現在のクラシック音楽界の風景を大きく変えたであろう逸材である。

シノーポリの演奏の特質は、ワルター、バーンスタインやテンシュテットなどにみられる、マーラーが9番という曲にどのような思いを込めるのかといった主意主義的なアプローチではないと感じる。

作品を一度、徹底的に解剖し、要素分解してのち緻密に組み立て直したかのような演奏で、怪奇的、腺病質的、耽美的、激情的な表現が、場面によってカメレオンのように変化しつつ、あくまでも「音の素材」として十全に表現される。
しかも、シノーポリの高度な技法だがオーケストラから全放射される音が千変万化する。ドレスデン・シュターツカペレの音はフィルハーモニー管(1993年、セッション録音)にくらべて重く、かつテンポはさらに遅く演奏時間は93分を超えて長大だ。

マーラーの9番は現代音楽の秀でた先駆といったアプローチだが、ライヴならではの緊張感と凝縮感は十分で、シノーポリはここで、いままでにない斬新なるマーラー像を提示している。

→ GUSTAV MAHLER EDITION にて聴取


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