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文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) 文庫 – 2012/2/2

5つ星のうち 4.1 179件のカスタマーレビュー

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商品の説明

商品説明

銃と軍馬―― 16世紀にピサロ率いる168人のスペイン部隊が4万人に守られるインカ皇帝を戦闘の末に捕虜にできたのは、これらのためであった事実は知られている。なぜ、アメリカ先住民は銃という武器を発明できなかったのか?彼らが劣っていたからか?ならば、2つの人種の故郷が反対であったなら、アメリカ大陸からユーラシア大陸への侵攻というかたちになったのだろうか?
否、と著者は言う。そして、その理由を98年度ピューリッツァー賞に輝いた本書で、最後の氷河期が終わった1万3000年前からの人類史をひもときながら説明する。はるか昔、同じような条件でスタートしたはずの人間が、今では一部の人種が圧倒的優位を誇っているのはなぜか。著者の答えは、地形や動植物相を含めた「環境」だ。
たとえば、密林で狩猟・採集生活をしている人々は、そこで生きるための豊かな知恵をもっている。だが、これは外の世界では通用しない。他文明を征服できるような技術が発達する条件は定住生活にあるのだ。植物栽培や家畜の飼育で人口は増加し、余剰生産物が生まれる。その結果、役人や軍人、技術者といった専門職が発生し、情報を伝達するための文字も発達していく。つまり、ユーラシア大陸は栽培可能な植物、家畜化できる動物にもともと恵まれ、さらに、地形的にも、他文明の技術を取り入れて利用できる交易路も確保されていたというわけだ。また、家畜と接することで動物がもたらす伝染病に対する免疫力も発達していた。南北アメリカ、オーストラリア、アフリカと決定的に違っていたのは、まさにこれらの要因だった。本書のタイトルは、ヨーロッパ人が他民族と接触したときに「武器」になったものを表している。
著者は進化生物学者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部教授。ニューギニアを中心とする長年のフィールドワークでも知られている。地球上で人間の進む道がかくも異なったのはなぜか、という壮大な謎を、生物学、言語学などの豊富な知識を駆使して説き明かす本書には、ただただ圧倒される。(小林千枝子) --このテキストは、単行本版に関連付けられています。

内容紹介

なぜ人類は五つの大陸で異なる発展をとげたのか。分子生物学から言語学に至るまでの最新の知見を編み上げて人類史の壮大な謎に挑む。ピュリッツァー賞受賞作。識者が選ぶ朝日新聞“ゼロ年代の50冊”(2000年から2009年の10年間に出版された本)堂々の第1位に選ばれた名著中の名著、遂に文庫化。

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登録情報

  • 文庫: 416ページ
  • 出版社: 草思社 (2012/2/2)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4794218788
  • ISBN-13: 978-4794218780
  • 発売日: 2012/2/2
  • 商品パッケージの寸法: 2 x 11 x 15 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 179件のカスタマーレビュー
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非常に面白い。
現代の民族の分布は、各民族の能力の差が生み出したのか?
農耕民、狩猟、科学、宗教の歴史的な意味に違う視点が入る。
下巻も是非読みたい
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形式: 文庫 Amazonで購入
なぜ戦争は起こるのか、逆に、なぜ石器人は少数なのか。
世界には6000の言語があり、1000がニューギニアにあるという。
多数の部族が毎日のように争いを起こす。しかし集団は大きくならない。
戦争は文明の高い所から低い所で発生する。だから同じレベルでは紛争止まりになる。
このあたりが日本のガラケー市場に似ていると思った。

文明が進歩するにはどうすればいいのか
長々と書いてあったが、要は突発的に発生する。
会社で部下に発明を命令するのではなく、買収するのが正解なんだなと思った。
前編の半分くらいはとても面白かった。凄いと思った。しかし無駄に長すぎなので減点。
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形式: 文庫 Amazonで購入
ホモサピエンス全史を買おうと思ったら、この本が一緒に出てきて、先にこっちを買いました(笑)

内容は、スゴイの一言。買ってよかったです。

なぜヨーロッパはこれほどまでに文明が発達し、反対に、アフリカや植民以前の南北アメリカはそうならなかったのか。

言われてみれば最もなこの疑問に、作者は理系・文系の知識を縦横無尽に使いこなしながら、答えを導き出していきます。この過程がすごい。

詳しいことは書けませんが(上下巻で約800ページもあるので)、作者の結論としては、
『ユーラシア大陸には、家畜にしやすい動物が沢山いた事』
『ユーラシア大陸には、栽培しやすい植物が沢山あった事』
また、古代メソポタミアではじまったその二つの食料生産により、ユーラシア大陸の文明は軍隊や官僚を養う余力を得て、さらに人口を増やし、鉄器を作り、扱いやすい馬を軍馬に慣らし、その強大な軍事力で勢力圏を拡大し、さらには、
『家畜から伝染る伝染病に抗体を持つことで、植民地の先住民を図らずも絶滅させた事』
などを挙げ、
世界中に散らばる文明の点在、歴史の偶然と必然を、あたかも一つの線のように結んでゆく。

あまり凄いので思わず何度か笑いました。
(この分析
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形式: 文庫 Amazonで購入
既に何人もの方が指摘されてますが、このタイトルはミスリーディングかもしれません。実際は農業や畜産の話が延々続く、地味な本です。病原菌については記述されますが、銃とか鉄の話はほぼありません。
ですが、人類の衣食住の文化史については、ヨーロッパ中心的な視点から離れて広く描きだしたかなりの労作です。繰り返しや細かい話が多く、読みやすくはありませんが、一読の価値あり。とくにポリネシアやタスマニア地方の文化的差異が詳しく書いてある本は少ないので、その点でもユニークです。

低評価のレビュワー様が多いので何かと思ったら、著者の漢字論と刀狩り論に納得できない方が多い様子。たしかにその点はぬぬぬと思いますが、だからといって本書の価値が大幅に低下するものではないように思います。こういった文明論の書籍は100%真実が書かれていることなんてまずありませんし、日本文化が大いに誤解されたままの本もたくさんあります。
とりあえずは鵜呑みにせず、批判的に読むのが良いのではないでしょうか。ダイアモンド氏には漢字の良さをお伝えしたいものですが、本書そのものは食わず嫌いするには勿体ない内容です。
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形式: 文庫
この本は、なぜユーラシア大陸の人々が世界を席巻したのかを環境の視点から述べたものです。人種による差はなく、全て環境が世界の秩序を決定付けたという主張です。
この、人種による差はないという仮定が本当に成り立っているかの検討が全くなされておらず、著者がそう信じるということになっており、そのようなところが科学的ではないと感じました。
マラソンや短距離走の世界では、黒人しか勝てなくなっていますし、そういったことも環境が決めたことなのだろうかと疑問に思いました。

アーリア民族が優れているから、世界を支配すべきだとか、ユダヤ人を絶滅させるべきとかは論外だと思いますが、もし、アーリア民族が本当に民族として優れているとしたら、優れていると認める態度は科学的かと思います。そういうことに拒否反応を示して、本当に優れているかどうかさえ調べずに、人種の優劣はないという強い仮定をおいて、その仮定が間違えでないと根拠を示さずに述べることは科学的ではありません。
こなれた日本語になっており翻訳は良く、読み物としてはとても楽しかったですが、批判的に読むべきと思いました。
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