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もうすぐ絶滅するという紙の書物について 単行本 – 2010/12/17

5つ星のうち 4.7 28件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

老練愛書家2人による書物をめぐる対話。
「電子書籍元年」といわれる
今こそ読んでおきたい1冊!

インターネットが隆盛を極める今日、
「紙の書物に未来はあるのか?」との問いに、
「ある」と答えて始まる対談形式の文化論。
東西の歴史を振り返りつつ、
物体・物質としての書物、
人類の遺産としての書物、
収集対象としての書物など
さまざまな角度から
「書物とその未来について」、
老練な愛書家2人が徹底的に語り合う。
博覧強記はとどまるところを知らず、
文学、芸術、宗教、歴史と、
またヨーロッパから中東、インド、中国、南米へとさまざまな時空を駆けめぐる。

この対談は、マーシャル・マクルーハンが「グーテンベルクの銀河系」と呼んだ書物の宇宙への温かい賛辞であり、本を読み愛玩するすべての人々を魅了するでしょう。すでに電子書籍を愛用している人だって本書を読んで紙の本が恋しくならないともかぎりません。(ジャン=フィリップ・ド・トナック 「序文」より)


内容(「BOOK」データベースより)

紙の本は、電子書籍に駆逐されてしまうのか?書物の歴史が直面している大きな転機について、博覧強記の老練愛書家が縦横無尽に語り合う。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 単行本: 472ページ
  • 出版社: CCCメディアハウス (2010/12/17)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4484101130
  • ISBN-13: 978-4484101132
  • 発売日: 2010/12/17
  • 商品パッケージの寸法: 4.2 x 13.6 x 17.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7 28件のカスタマーレビュー
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トップカスタマーレビュー

投稿者 Milano 2 投稿日 2017/5/6
形式: 単行本 Amazonで購入
薔薇の名前以来全ての著作を読んでいるがこの書物への偏愛ぶりは流石だ。
本屋さん大賞でくだらない本ばかり選んでいる自称目利きの書店員に読ませたい。
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投稿者 Serendipity トップ500レビュアー 投稿日 2014/5/19
形式: 単行本
物々しい題名から難しい本かな、と構えて手に取りましたが、
ウンベルト・エーコとジャン・クロード・カリエールという現代の碩学が
本について縦横無尽に語る楽しい対談本でした。

電子書籍によって紙の本は駆逐されるのか、という話題から
古今東西の古書・図書館、はたまた詩や映画へと話題が次々に
移り変わりますが、碩学の豊富な知識を知るだけでも楽しく、
どのページからでも気楽に読める、それでいながら奥の深い内容です。

イタリアの詩人たちやボルヘスにまつわるエピソード、
さまざまなトンデモ本など面白おかしい話も紹介され、
ヨーロッパの知識人の博識さを十分に堪能できる一冊でした。
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形式: 単行本
本書は、筋金入りの本好きのヨーロッパ人二人による、本好きのための対談集である。一人はイタリアの中世学者・記号学者・哲学者・文芸評論家で小説家のウンベルト・エーコ、もう一人はフランスの作家・劇作家・脚本家のジャン=クロード・カリエール。ともに広くて深い人文的教養の持ち主である。

ところが二人とも活字の世界だけで生きてきた人たちではない。カリエールのほうは脚本家として映像の世界とはひじょうに深い関係をもってきた人だが、エーコもまた若き日にはテレビの教養番組の製作にかかわっていた経験をもっているだけでなく、原稿を書くのに早い時期からコンピューターをつかってきた人だ。カリエールは、イランやインドなどの東洋世界についての造詣も深い。両者に共通する趣味としてイエズス会士のアタナシウス・キルヒャーの名前がでてくるのは、そんなバックグランドも反映しているようだ。

本書のなかで何度も言及されるのがネットの世界でつかわれる「フィルタリング」というコトバである。内容があまりにもくだらないので、出版されたその時点から消える運命にあった本が無数にあったことについて語られているのだが、そういった駄本は現代になってから急速に増大したのではなく、活字印刷が行われるようになって以来、無数に出版されていることのである。活字本を「フィルタリング」してきたのは有害図書指定による
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形式: 単行本
バラの名前で有名なエーコ(エコ)とカリエールという劇作家・脚本家の二人が、
司会者が振る観点から書物について語る、という形式です。

二人とも紙の書物に対する熱い気持ち・経験をひたすら語ります。司会者の振った話題・視点から脱線(発展)しまくりで、司会者が本題に戻そうとするのが笑えますが、この人たちはホントに本が好きなんだな〜と思わされます。

ただ、この本が気になる人は多くが紙の本が好きな人だと思います。そのような人たちには二人のインテリが語る内容に思わず「あ、それわかる!」と共感することが多々出てくるはず。エーコと感覚を共有できることなんて、他ではそうそうできない体験ですよ。

また、「自分の本棚にある本を全部読まなくってもいいじゃないか」という彼らのスタンスに、私以外でも多くの人が何か救われた気持ちになるでしょう。そう、「買ったはいいが、ほとんど読んでいない本」についても考えたり、話題豊富。

一方で、電子書籍等に対して紙の本が絶対的に良いと、価値観を押し付けるものでもありません。そこが本物のインテリという感じですが、電子書籍をとにかく否定してくれるのを期待している人にはお勧めできません。彼らの読書や本にまつわる経験・熱き思いに共感できる瞬間に出会えることを期待してください。長文失礼しました。
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形式: 単行本
期待に違わずすばらしい内容でした。
それは、2人の知の巨人が繰り広げる本への限りのない愛。

火事や戦争などの災害、政治や宗教が因習的なイデオロギーを守らんとするために行った
意図的な知識の破壊の中で残念ながら失われてしまった数々の名作であっただろう
(現存しないのでその内容すらわからない)多くの作品達への憐れみ。
そしてその、時間という最大の破壊者の淘汰さえもくぐりぬけて来た現存する古典たちへの限りない慈しみ。

これから読む方もいるので詳しい内容についてはあまり書かないようにしますが、
一つだけ・・・、本の電子化を否定し、紙のメディアを礼賛するといった
そんな底の浅い内容ではありません。

メディアの種類なんか飛び越えて、情報や知識の偏向による誤解や、
21世紀の今なお続く、マスメディアや宗教、政治勢力による意図的なミスリードの恐怖、
その行為の無意味なばかばかしさについて語り合ったものです。

思考や思想を一方向に極限まで純化した抽出物の中に真実があるのではなく、
むしろ、それとは対極にあるものの中にこそ、求めるものの鏡像としての答えがある。というか真の理解がある。
こういった2人の柔軟で真に相対的
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