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沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 2007/2/1

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アンドロメダ方面を発信源とする謎の有意信号が発見された。分析の結果、JAXAの野嶋と弥生はそれが恒星間測位システムの信号であり、異星人の探査機が地球に向かっていることを確信する―静かなるファーストコンタクトがもたらした壮大なビジョンを描く表題作、一人の女子大生の思いつきが大気圏外への道を拓く「大風呂敷と蜘蛛の糸」ほか全5篇を収録。宇宙開発の現状と真正面から斬り結んだ、野尻宇宙SFの精髄。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

野尻/抱介
1961年三重県生まれ。計測制御・CADプログラマー、ゲームデザイナーを経て、1992年、ゲーム「クレギオン」の設定をもとにした『ヴェイスの盲点』(ハヤカワ文庫JA)で作家デビュー。以後、“クレギオン”“ロケットガール”の両シリーズで人気を博す。2002年に上梓した『太陽の簒奪者』(ハヤカワ文庫JA)は新時代の宇宙SFとして絶賛を浴び、短篇版に続いて星雲賞を受賞、「ベストSF2002」国内篇第1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 文庫: 264ページ
  • 出版社: 早川書房 (2007/2/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4150308799
  • ISBN-13: 978-4150308797
  • 発売日: 2007/2/1
  • 梱包サイズ: 15 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 24件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: Kindle版 Amazonで購入
日本人の夢が「はやぶさ」にあることを、思い出させてくれる、本格派のハードSF。
だけど、読みやすいってのが肝心なのかな
プラス、キーワードは、鳥人間コンテスト。
研究者の乗りで、研究の楽しさ、宇宙へのあこがれ、昔を思い出させてくれるいい意味での傑作。
軽い文体に見えますが、内容が、非常にしっかりしている真面目な作者という感じですね。

SFの元が、科学に憧れであり、宇宙への夢であることを、す~っと頭に入る感じで考えさせてくれます
本当は、軍事との連携や、軍産大国アメリカとの腹黒いドロドロがいっぱいあるんだろうなあ
とは、思いますが、
子どもの夢が広がるから、宇宙なんだという観点もあってよい
これがサイエンスフィクションの原点ですよね

読みやすすぎるので、ライトノベルに読めちゃいますが、数学や天文学が嫌いな人でも読みやすく作ってあるように思えます
数学の本を読み返したくなるなあ
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投稿者 リオ トップ1000レビュアー 投稿日 2007/8/9
形式: 文庫 Amazonで購入
短編SF小説集です。
どの短編も、今後数十年以内に実現されるかもしれないと思えるハイレベル
のリアリティを持った話です。
過去に実際に行われた宇宙開発事業をそのまま未来に延長した内容の
話もあり、どこまでが現実で、どこからが空想か区別がつかないほどの
リアリティを持った話もあります。

地球外生物、惑星間飛行、恒星間探査、火星植民、学生でもできる手軽な
宇宙飛行などの、悪くすれば絵空事、良くても遠い未来の話として片付け
られてしまいそうな話を、現実的で、もしかしたら自分が生きているうち
に体験できるかもしれないと思えるほどリアルな話として書いています。
リアルだからといって夢が無いわけではありません。スターウォーズやス
タートレックのような派手さはありませんが、手が届きそうな夢がタップリ
です。
コメント 22人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
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形式: 文庫
5編からなる短編集。
これらの作品は、宇宙を舞台とした思考実験といえる。

安く、かつ自分達が生きているうちに恒星間探査をするにはどうすればいいか。
小惑星の表面に刻まれた溝はどうやって出来たのか。
宇宙服ほどのサイズで閉鎖生態系を作ることが出来たら何が出来るか。
10kmくらいしか飛ばないロケットを宇宙と言えるところまで飛ばすにはどうするか。

科学が技術になるときには大きさだったり、値段だったり、時間が制約され、
それを超えて技術と呼ばれるようになる。

そんな過程を切々と書いているのがこの作品。
もちろん、その過程でいろんな意見が出る、こうすれば実現するんじゃないか、ああいう材料を使えば良いんじゃないか。
思わずその議論の中に入っていきたくなる。
そして、出来上がった技術が緻密に描写される。

理系人間の欲求を満たしてくれる作品である。

一例を紹介しよう。
タイトル作品となっている「沈黙のフライバイ」
読んでいて、「あれ、この話知ってるぞ」と思ったら、この作品を読む前にたまたま覗いていたJAXAに勤める野田篤司氏のページ(現在は削除されている)に書いてあったことだった。
...続きを読む ›
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形式: 文庫
良質のハードSFです。表題作の「沈黙のフライバイ」はファースト

コンタクトものなのですが、人類から選ばれたヒーロー(達)が攻め

て来る宇宙人と戦ったりはしません。有能ではあってもただの技術

者が対応することになります。無駄に血圧を上げる物語でないとこ

ろが、著者らしい気がします。

ところで、最後の部分で映画「未知との遭遇」のシャンデリア宇宙

船を思い出しました。「きれいだけど、リアルじゃない」と思った

物ですが、本作で出て来るのはよりリアルで、異なる美しさをもっ

た何かです。お楽しみを。
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