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神々の山嶺(上) (集英社文庫) 文庫 – 2000/8/18

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商品の説明

内容紹介

羽生丈二。単独登頂家。死なせたパートナーへの罪障感に悩む男。伝説の男が前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む。なぜ人は山に登るのか? 永遠の問に応える畢生の大作! 第11回柴田錬三郎賞受賞作。

内容(「BOOK」データベースより)

カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は古いコダックを手に入れる。そのカメラはジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうか、という登攀史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。カメラの過去を追って、深町はその男と邂逅する。羽生丈二。伝説の孤高の単独登攀者。羽生がカトマンドゥで目指すものは?柴田錬三郎賞に輝いた山岳小説の新たなる古典。

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登録情報

  • 文庫: 504ページ
  • 出版社: 集英社 (2000/8/18)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4087472221
  • ISBN-13: 978-4087472226
  • 発売日: 2000/8/18
  • 梱包サイズ: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 95件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫 Amazonで購入
私は登山をやりますので、その評価です。かなり本格的な山岳小説。フィクションだとリアルさに欠ける山岳小説もありますが、これは実際にあった話が織り交ぜてあるのでリアル。自分も参加してるような、、ネパールに入ってるような気分になりました。仕方ないことですが、マロリーの遺体が発見される前に出版されてますので、今と考えが少し違いますがそこは小説。登頂したか否かに関しても同じく。そこを補完して読むとまた楽しめたりします。厚めの文庫本ですが、引き込まれるのですぐに次が読みたくなり気づけば下巻に手が伸びてました。登山を全くやらない人間でも解説が入ったり、分かりやすい表現を使ってるのでオススメできます。マロリーとエベレストの歴史をwikiっとくとより楽しめますよ。
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形式: 文庫 Amazonで購入
欲しいものがあれば、自らの手で掴み取れ。

何故、山にゆくのか、何故、山に登るのかは、何故、人は生きるのかに通じる

そこに、山があるからではなく、ここに、自分が存在するから。 デカルトの「方法序説」に通じる(我思う、故に我あり)。

誰もやらない、出来ないことに挑戦するからこそ、そこに、生き甲斐というか、自分という人間の存在した証を感じ取れる。

山の頂上には、金も女も何もいいものは無いけど、そこに到達した者だけしか味わえない(感じる)充実感がある(一種の麻薬みたいに、一度味わってしまうと、また、山への欲求が高まる)。 神に選ばれし者だけが挑戦できる場所であり、その頂に立てるは、更に女神に愛されし者のみ。

山登りは、願望実現に似ている(目標を定め、計画を練り、入念な準備をし、かつ、運が必要)。 誰であろうと、自分の人生を生きる権利がある(下巻:267P)。
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形式: 文庫
1999年のゴールデンウイークに単行本版を読んでいたら、サガルマータ北壁の標高8160m地点でマロリーの遺体が発見というニュースが入りました。深く刻まれた読後感を保つために再読せず、それでも、いつも本棚の前面に置いてきた大切な本です。表紙の写真のみ時々ちらちら見ていました。

でも、今日、文庫版も買ってしまったのです。

それは、本屋でたまらずに手に取った文庫版の作者あとがき(文庫版用)を読んでしまったから。

作者はマロリーの遺体が実際に出てきてしまったことから、ラストシーンを書き換えました(当然、本筋には変更はありません)。単行本と文庫を見比べながら読み進めました。どちらがよいか、なかなか意見が分かれるかもしれません。ただ、30年以上前から構想を練ってきた作者が行ったバージョンアップですから、私も大切に読みました。2度目の読後感も1度目と変わりませんでした。マロリーの遺体発見前に書かれた小説でありながら、まるで発見後に書かれたかのような描写があります。ポイントは標高8100m地点です。

初回と同様に、何度も表紙(特にローツェとともにサガルマータが朝日に染まる上巻がいい)の写真をながめながら読み進めました。行ったことはないけれど、目を閉じると神々しい山々の中にいるような感じがするのです。私には新田次郎の「孤高の人」と並んで、最高峰に位置する山岳小説です。
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投稿者 ひまじん 投稿日 2011/9/13
形式: 文庫
山岳小説というものはこれまであまり読んだことがなかったのですが、
これからちょっと自分の中でブームが来そうです。

エベレストの8000m以上には回収できない遺体が放置されている、という
話を小耳に挟んだのがきっかけで、エベレスト登山がどれほど過酷なものなのかに興味を持ち、
それをテーマとした小説を探して読んでみようかなと思って行き当たったのがこの作品でした。

結果としては大正解です。
登場人物の来歴とともに、登山というものの発展の歴史を追えますし、
私のように実際の登山にほとんど興味がないという者でも無理なく楽しめます。
もちろん器財などの専門用語はちょっと調べる必要はあるかもしれませんが。

山岳小説の入門にはとてもいいと思います。
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形式: 文庫
この本を購入したときに,はじめ 厚さに圧倒されました(私は上下巻の合本を購入しました)が
読み進めるうちに,この本独特のネパールの濃い空気感がひしひしと伝わってくるとともに
どんどんと小説の世界に引きずり込まれ
気が付くと,手に汗握りながら数日かからずに読み切ってしまいました。
とても,濃厚で濃密な幸せな時間となりました
(映画やテレビドラマなどもありますが,この濃厚さはやはり小説ならではと,改めて感じさせてくれる小説でした)

読んでいて手が疲れたので,上下巻や電子書籍版もありだと思いました

山に関する小説は世界にたくさんあるものの,個人的にこの小説こそ,その中のエヴェレストそのものだと思います
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