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武田家滅亡 (角川文庫) 文庫 – 2009/12/25

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商品の説明

内容紹介

戦国最強を誇った武田の軍団は、信長の侵攻からわずかひと月で跡形もなく潰えてしまった。戦国史上最大ともいえるその謎を、驚異の新鋭が解き明かす壮大な歴史長篇。

内容(「BOOK」データベースより)

信玄亡きあと屈指の大国を受け継いだ武田勝頼は、内憂外患を抱えていた。近隣諸国からの脅威に加え、財政逼迫や家臣との対立も勝頼の孤立を深めてゆく。こうした状況のもと、同盟国・北条家から嫁いだ桂姫は、勝頼の苦悩に触れて武田・北条両家の絆たらんとするが…。信玄をも上回る武人の才に恵まれながら悲劇の主人公となった勝頼の後半生を、歴史小説界に現れた破格の才能が活写する本格歴史長編。

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登録情報

  • 文庫: 645ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/12/25)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4043943210
  • ISBN-13: 978-4043943210
  • 発売日: 2009/12/25
  • 梱包サイズ: 15 x 10.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 27件のカスタマーレビュー
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形式: 単行本 Amazonで購入
希代の英雄である父信玄は,甲斐の資源を戦費として徹底的に使い果たした.信玄は膨張政策を取り続けたツケを“信勝の陣代”である勝頼に負の遺産として残して逝った・・・.
近年のどの史家の言をみても,武田勝頼が素晴らしい戦国武将であったことは明らかである.その勝頼をもってしても,武田家があっさり滅亡してしまったのは何故か・・・.

本作品は長篠の大敗北以降の武田勝頼を描く.天正五年一月十八日の桂姫輿入れから始まり,天正十年三月十一日の武田家滅亡までのわずか五年間を,新書判の二段組みで500ページ弱という長編に書き連ねる.勝頼の無念さを見事に表現しており,読み進めるにしたがい自然と勝頼の生涯に共感を覚え,そしてその人生を追悼したい気持ちになる.
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形式: 単行本
この本はたまたま新田次郎の「武田勝頼」を読んでいる時に見つけ、違う観点での武田家の最後を読んでみたいということで購入しました。

物語の展開から言うと「武田勝頼」の空の巻(第3巻)に大体対応するのですが、桂姫(勝頼の妻)の観点で書かれている部分が脈々と流れています。史実という枠組みを脱することができないという歴史小説の縛りにあってもかくも素晴らしい小説が、しかも違った観点でかけるのだなぁと感心しています。その点で新田次郎の小説も伊東潤の小説もお勧めしたいです。

また勝頼の状況が現在の日本の政治・経済の状況にどうしてもオーバーラップしてしまいました。政権を牛耳る官僚と親戚衆の対比、金山の枯れと借金・デフレ経済等々・・・

ただ読み終えて感じたことは勝頼が不遇とか無能とかではなく桂姫との関係を考えた時最後には勝頼は幸せだったのではないかと思えたことで、それが2つの小説の共通点です。

残念なことが1点ありました。できればこの小説に関連する地図や人物相関図のようなものが巻末にでもあったらなぁと思いました。勿論小説にそれらを期待するのが、野暮というものなのでしょう。ただ地理的な関係や人物の関係は理解するのになかなか困難な部分があります。
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形式: 文庫
 細部にいたるまで、資料を調べ上げてなおかつ作者のフィクション部分も旨くミックスされた作品。監物、帯刀・四郎左親子。現場で戦った視点からも描かれているので迫力満点である。
 ラスト近くのそれぞれ親子のやり取りは、読んでいて涙がでそうになった。
 まだ、読んだことのない人には、是非読んで欲しい作品だ。
 
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形式: 文庫
北条夫人(桂)が長篠の戦で敗北した武田勝頼に嫁いでから、滅亡するまでを描いた作品。

メインは桂と勝頼なのですが、もう登場人物が多種多彩の多さ。
国主、武将ばかりか下層武士まで。
奸物的な人物ですら魅力的に説得力ある描かれ方をしてある。
しかも全員ドラマ中で生き死にの決着をつけている。
人間群像劇のドラマとしても最強クラスだと思います。
これらの登場人物が複雑に絡み合い、どうすることも出来ない破局へ武田家を追い込んでいく。
そして見え隠れする、武田信玄の負の遺産・・・。

人物ドラマだけでなく、当時の武田家の政治、経済、他国との力関係も勘案されてて書かれています。
北条夫人=桂が実質の主人公でありヒロインですが、
彼女の視点を小説の中心に据えたのを見て「やられた」と思いました。
武田家の中で唯一、北条と上杉に肉親がいた人なんですね。
武田家に忠節を誓う雑兵や裏切り者の視点もあり、あちこちと移動しますが違和感がないのは見事。
大名勢力ごとの作者の目は極めて公平であり、何ゆえ、こういった態度をとるのか
読者に納得させてくれます。

フィクションなれど(しかしありえない話ではない)主要人物のドラマだけ見ても凄い
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形式: 文庫
5年程前に読みました。武田家の滅亡は勝頼個人の政治的判断ミスもありますが、その他の要件、例えば織田家の急速な成長、家臣団一人一人の事情・思惑、金山の枯渇など、様々な事柄が絡み合った結果であったのだと思います。新田次郎の「武田勝頼」同様に瓦解に向けて進む物語には涙を禁じえませんが、勝頼ファンとしましては、勝頼の内面を抉り出したような物語に仕上げた伊東氏に感謝します。
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