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Xの悲劇 (角川文庫) 文庫 – 2009/1/24

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商品の説明

内容紹介

結婚披露を終えたばかりの株式仲買人が満員電車の中で死亡。ポケットにはニコチンの塗られた無数の針が刺さったコルク玉が入っていた。第二、第三と続く殺人に、元シェイクスピア俳優の名探偵が挑む。決定版新訳!

内容(「BOOK」データベースより)

満員電車の中で発生した殺人事件。被害者のポケットからは、ニコチンの塗られた針が無数に刺さったコルク球が発見された。群衆ひしめく巨大なニューヨークで続く第2、第3の大胆な殺人にも、目撃者はいない。この難事件に、聴力を失った元シェイクスピア俳優ドルリー・レーンが挑み、論理的で緻密な謎解きを繰り広げる。20年ぶりの決定版新訳でよみがえる、本格ミステリの不朽の名作。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 文庫: 445ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2009/1/24)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4042507158
  • ISBN-13: 978-4042507154
  • 発売日: 2009/1/24
  • 梱包サイズ: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 45件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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形式: 文庫
私自身、初のエラリー・クイーン作品。
先般、有栖川有栖氏の『月光ゲーム』を読んでいたら、ミステリーの古典・名作への引用が多々あり。
すっかり興味をそそられ、矢も盾もたまらず...とばかりに名作と名高い『Yの悲劇』を読みたい!
と、その前に、ここはきちんと順番通り。ということで。
初エラリー・クイーンは、ドルリー・レーンシリーズ第一作目の『Xの悲劇』です。

他のミステリー作品よりも時間をかけて拝読し、すっかり堪能させていただいた本作。
じっくりと味わわせていただきました。

読み始めはさすがに、すっとは頭に入ってこない部分がそれなりにあり...
1930年代の米国の情景描写や登場人物の身なり・特徴。
事件にまつわる細かい描写。
特に、シェークスピア色の濃いドルリー・レーンまわりの描写は、本書の記載と脳内イメージをつなげるのに多少の時間が必要でした。

が。

ページが進むにつれ、グイグイ引き込まれる。
中盤に来ると、一言一句、逃せなくなる。
いつの間にやら、事件関連の描写や謎解きにつながりそうな些細なことでもメモを取る。
などなど...すっかり物語に引き込まれ。

そして、謎
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形式: 文庫 Amazonで購入
ミステリーの傑作と言われているクラシック作品ではありますが、正直ストーリーについては納得できませんでした...
最大の問題点は、真犯人の正体、犯行の理由が後出しジャンケンな点。
それをやられると正直読者としてはドンビキしてしまいます...
また、ニコチンを塗った針のボールの凶器というのが、どうもピンときません。
どうせなら「密室殺人で凶器がわからなかった」の方がよかったと思うのですが。
それよりもこれが書かれた第二次世界大戦前のアメリカ社会の、あまりの発展ぶりに驚きました。
(夫人が1人で夜のドライブに出かけるなど)
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投稿者 くま 投稿日 2015/9/11
形式: 文庫 Amazonで購入
犯人早い段階から分かってるなら、
さっさと張り込めばこんなに殺人にならなかったのに、犯人が殺したい奴みんな殺されちゃったじゃないか!
と思ったら楽しめなかった。
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形式: 文庫 Amazonで購入
高評価につられシリーズ全作買ってみたが、開始早々、
1作目のこれをして、自分には合わないのでは・・・と感じました。
当然ながら、素晴らしい点とその真逆の点両方があります。
秀逸だったのは、確かに読者にも作者が意図した真実に辿り着けるよう、
各所に非常に巧みにヒントが散りばめられていた点。
物語の最後、レーンが事件を解説していく上で、
「なるほどそう言われれば!」と唸ってしまいました。
この作品が発売されたミステリー最盛期の頃は、
本気でこの謎に取り組んだ読者もいたのかも知れませんね。
それくらい非常によく練られており、また整合性と分かりやすさ、
両方が素晴らしいバランスで存在していると思います。
しかし一方で、そのトリック、その捜査方法は、
あまりにもご都合主義過ぎると思わざるを得ませんでした。
読者が探偵役よりも先に真実に辿り着けるかどうかではなく、
レーンのその行動があまりにも非現実的な点に違和感を感じました。
そもそもリアリティに徹していながら、
ことレーンの行動全てが誰にも露呈せず自然に進行したこと、
そこがあまりにも腑に落ちませんでした。
大胆な手法と、読者に対する挑戦姿勢、当時としては画期的な
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形式: 文庫
 読んだ。面白かった。四十年ぶりの再読だった。
 ミステリーは読んでいるが、本格ものはずいぶん久しぶりだった。よく本格ものはパズルに譬えられるが、最近は、いまさら味もそっけもないパズルなんて、とどこかで感じていたような気がする。
 ドルリー・レーンの何と個性的なことか。引退した偉大なるシェイクスピア俳優。耳は聞こえなくなったが、驚異的な読唇術で、ハンディをほとんどカバーしている。シェイクスピアの台詞の飽くことなき引用や蘊蓄も、その設定のおかげで自然である。
 謎の設定や解明は、言うまでもなく申し分ない。今読んで改めて感じるのは、執筆時のアメリカの青年期ともいえる時期のダイナミズムである。あるいは、いかに小説中のこととはいえ、レーンが警察当局の代理人になるような行為を描いているのも驚きだった。
 これまで読んだことのない人には、本書は本格もののみならずより広い意味でのミステリーとしても極上のものであろう。だが、若い頃読んだ記憶がある、という人にこそ勧められる本でもある。自分の中にあるミステリーの基準が再確認され、新たな発見があるに違いない。
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