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サラ金の歴史 消費者金融と日本社会 (中公新書) Kindle版

5つ星のうち4.5 288個の評価

個人への少額の融資を行ってきたサラ金や消費者金融は、多くのテレビCMや屋外看板で広く知られる。戦前の素人高利貸から質屋、団地金融などを経て変化した業界は、経済成長や金融技術の革新で躍進した。だが、バブル崩壊後、多重債務者や苛烈な取り立てによる社会問題化に追い詰められていく。本書は、この一世紀に及ぶ軌跡を追う。家計やジェンダーなど多様な視点から、知られざる日本経済史を描く意欲作。
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商品の説明

著者について

小島庸平(こじま・ようへい)
1982年東京生まれ.東京大学大学院経済学研究科准教授.2011年,東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了.博士(農学).東京農業大学国際食料情報学部助教などを経て現職. 著書『大恐慌期における日本農村社会の再編成』(ナカニシヤ出版,2020年,日経・経済図書文化賞受賞) 共著『昭和史講義2』(ちくま新書,2016年),『戦後日本の地域金融』(日本経済評論社,2019年)など.

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0982YZ46Y
  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2021/2/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/2/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 20.3 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 369ページ
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.5 288個の評価

著者について

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小島 庸平
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サラ金黎明期のビジネスモデルが面白い
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サラ金黎明期のビジネスモデルが面白い
お金×歴史の話が大好きなので、ちょっとディープな裏社会的な匂いのするサラ金についてその歴史を知りたくて手に取りました。まず読んだ感想は非常に面白かった。 漠然と勝手にイメージしていた歴史とだいぶ違うのと、ビジネスモデルも面白いしでした。自分が勝手イメージしていたのは、江戸時代の金貸し業の差札や両替業からスタートしたのだと思っていたが、地域のコミュニティーで金少し持っている親分みたいのが貸していたのが、サラリーマン同士で金あるやつが貸すにかわり、それが副業になり副業が本業になってと発展したのだと。 またビジネスモデルで面白かったのは、高度経済成長期の団地に住むサラリーマンに狙いを定めて金を貸す。そして団地のコミュニティの風評がある意味で連帯保証的な役割になってビジネスを大きく発展させた話など、人間の欲望を刺激して金を貸す!面白かった
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2025年3月4日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    特段の金融知識がなくとも読みやすく、面白い内容。
    金貸しの裏側も見れて非常に読み応えがあるのにサクッと読めてしまう。
  • 2024年12月6日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    丁寧な梱包、開けて二度見。
    びつくりするくらい帯も綺麗。
    中も綺麗なめくり具合。これで新品同様でなく、非常に良い、なのが不思議です。
    よい買い物が出来ました、ありがとうございます。
  • 2022年3月1日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    サラ金の歴史を丁寧に説き起こしていて、大変面白く、そして勉強になりました。いい本だと思います。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2023年3月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    お金×歴史の話が大好きなので、ちょっとディープな裏社会的な匂いのするサラ金についてその歴史を知りたくて手に取りました。
    まず読んだ感想は非常に面白かった。
     漠然と勝手にイメージしていた歴史とだいぶ違うのと、ビジネスモデルも面白いしでした。
    自分が勝手イメージしていたのは、江戸時代の金貸し業の差札や両替業からスタートしたのだと思っていたが、地域のコミュニティーで金少し持っている親分みたいのが貸していたのが、サラリーマン同士で金あるやつが貸すにかわり、それが副業になり副業が本業になってと発展したのだと。
     またビジネスモデルで面白かったのは、高度経済成長期の団地に住むサラリーマンに狙いを定めて金を貸す。そして団地のコミュニティの風評がある意味で連帯保証的な役割になってビジネスを大きく発展させた話など、人間の欲望を刺激して金を貸す!面白かった
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    5つ星のうち5.0
    サラ金黎明期のビジネスモデルが面白い

    2023年3月27日に日本でレビュー済み
    お金×歴史の話が大好きなので、ちょっとディープな裏社会的な匂いのするサラ金についてその歴史を知りたくて手に取りました。
    まず読んだ感想は非常に面白かった。
     漠然と勝手にイメージしていた歴史とだいぶ違うのと、ビジネスモデルも面白いしでした。
    自分が勝手イメージしていたのは、江戸時代の金貸し業の差札や両替業からスタートしたのだと思っていたが、地域のコミュニティーで金少し持っている親分みたいのが貸していたのが、サラリーマン同士で金あるやつが貸すにかわり、それが副業になり副業が本業になってと発展したのだと。
     またビジネスモデルで面白かったのは、高度経済成長期の団地に住むサラリーマンに狙いを定めて金を貸す。そして団地のコミュニティの風評がある意味で連帯保証的な役割になってビジネスを大きく発展させた話など、人間の欲望を刺激して金を貸す!面白かった
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    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2021年2月23日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    サラ金の百年史である。たぶん、初めての新書版サラ金通史と思う。
    サラ金については、サラ金の告発本、サラ金との闘争本、サラ金被害本が多い印象で、本書のような視点で書かれた本は読んだことがない。
    前書きと終章によると、本書は、サラ金が過剰融資に走り、多くの人々を自殺や貧困に追い込んだ事実は詳述する。しかし、過剰な批判は意識的に抑制する。
    つまり、サラ金業者の非人道性を告発・暴露するというより、その経済的・経営的な合理性と努力を内在的に理解しようと努める本である。
    第1の視点は「金融技術」に着目し、「サラ金」による金融技術の革新のプロセスを跡づける。サラ金こそが、多数の家計に無担保で金を貸すため効果的な金融技術を、日本で最初に生み出した金融機関である。
    第2の視点は「人」であり、サラ金の創業者達の来歴、初志、経営方針の変遷、そして、利用者の変遷をたどる。中心利用者は戦後日本で最も一般的な労働者とされるサラリーマンであり、身近な世界で生まれたビジネスである。
    サラ金の歴史には、近現代の日本が経験したダイナミックな変化が鮮やかに反映しているとし、利用者の家族関係解析、家計ジェンダーアプローチも加え、サラ金の歴史をトータルに検討していく。
    終章では高利貸と民族差別の問題が提起されている。
    構成
    序章 家計とジェンダーから見た金融史
    第1章 「素人高利貸」の時代ー戦前
    第2章 質屋・月賦から団地金融へー1950~60年代
    第3章 サラリーマン金融と「前向き」の資金需要ー高度経度成長期
    第4章 低成長期と「後ろ向き」の資金需要ー1970~80年代
    第5章 サラ金で借りる人・働く人ーサラ金パニックから冬の時代へ
    第6章 長期不況下での成長と挫折ーバブル期~2010年代
    終章 「日本」が生んだサラ金
    私的感想
    〇面白いと言って良いのかどうか分からないが、ちょっと目から鱗の落ちる本だった。
    〇分かりやすく書かれており、特別な経済学経営学知識は要らない。
    〇サラ金が、戦前の親戚友人間の高利貸しに始まっているという説は面白い。そういえば、戦前の金貸しマニュアル本を読んだ記憶がある。
    〇戦後最初のサラ金が団地妻への秘密の少額融資であったというのも面白い。秘密なら必死で返すし、いざとなれば夫を巻き込めばよいので大丈夫。夫の許可がある場合は、二人とも金に困っているのでリスク高く、拒否。合理的。
    〇高度成長期の「前向き」の資金需要も面白い。酒の付き合い、マージャン、アルサロ(アルバイトサロン)遊びで使う金は、サラリーマンとして前向きの健全資金なので大歓迎。生活費を借りるのはサラリーマンとして不健全で、リスクが高いので貸してはいけない。サラ金創業者も、初期には、こういう合理性とモラル(?)を持っていたようである。
    〇しかし、サラ金の企業規模が増大し、企業競争、融資拡大競争が激化し、その一方、70年代の低成長時代になって、サラリーマンの生活資金補填の需要が多くなると、そんなことを言ってはいられない。サラ金はサラリーマンの生活費の貸付へ舵を切り替え、家計の穴埋めに悩む主婦も積極的に融資対象に組み込んでいった。その結果は・・・。
    〇金融技術の変化も興味深いが、そちらはもうちょっと写真があると良かったと思う。157頁の手作業時代のレンダースエクスチェンジ社(信用情報会社)の写真は時代を感じさせる。
    〇終章はよくまとまっていて、感動的。突然出てくる民族問題は唐突の感はあるが、まあ、そういうことかと思う。
    私的結論
    〇副題もいい。消費者金融と日本社会。
    蛇足
    〇昔、消費者法の講義を聴いた時のことを思い出した。熱血のサラクレ弁護士さんがサラ金被害、先物取引被害の話をしてくれた。あてられたので、つまらないことを言ったら・・。
    62人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年2月18日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    資料が明確。大変参考になる事項が多い。自分の記憶と重なる部分が多々ある。個人金融なるものどんなものか知ることができた。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年1月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    戦前期以降の家計金融の歴史を、主にサラ金に視点を当てて描いた若手経済史家の意欲的な著作。戦前は貧困街のアウトローな世界だったが、戦後に先駆者達がサラリーマンや主婦にターゲットを広げ、家計の資金調達行動が広がった経緯については知らない事が多かった。従来の学者が見落としていた分野とも言えるが、社会的にランクが低いサラ金業の盛衰が、金融技術の発展の視点で描かれているのが興味深かった。規制されていた銀行と消費者金融の棲み分け共存関係が分かりやすく描写。記憶に新しい所では、2000年代の貸金規制法強化で、多くの優良な上場企業(経団連にも加盟)だった消費者金融がなくなり、メガバンク等に組み込まれた経緯は懐かしいと思っていたが、森雅子議員がこの時の規制強化に大きな役割を果たしていたのは知らなかった。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年1月19日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    消費者金融をテーマとした書籍が少ない中、過去の歴史を振り返るには最適な本だと思いました。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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