何かに失敗したら失敗したことを反省するのは健全だが自分の存在を全否定するのは不健全。
イライラしたりガッカリするのは健全な反応だが,酷く憂鬱になったり生きていても仕方ないとまで思うのは不健全な反応。
私たちはつらいことがあった時の感情をどのように大げさに表現するかを本やテレビなどからいつの間にか学習した。
まさに小説の悲劇の人物のように「みじめに」ならなければ,「みじめな気持ち」の気が済まなくなっている。
自分の酷い状況をいかに酷く表現するかにとらわれて不健全に落ち込む。
この本で私が自覚したのがこれらのこと。
なるほどなと思った。
ただこの本はとても読みにくい。
文体がなじめない。
それに日本人にはあまり身近ではない「ワークショップ」という存在。
それから最初の方は,
この本の通りにやれば必ず良くなる,
しかし実行するのは難しい,
繰り返し繰り返し努力するように・・・
という前置きが延々と繰り返されるので「早く本題に入れよ」と挫折しそうになった。
本題に入ると今度は,著者の主張が角度を替えケースを替え繰り返し繰り返し解説される。
これだけしつこく丁寧に説明されると一冊読み終わる頃には言わんとすることはよくわかるし,
一回読んだだけでも相当「繰り返し繰り返し」をしたことになる。
しかしやはりある意味理想論でもあり実行は相当難しいと感じた。
著者も完璧に実行できなくても実行できない自分を責めてはいけないと書いている。
それくらい難しいプログラムではあるのだ。
でもいつも意識していれば心持はだいぶ軽くなる。
毎日少しずつ睡眠時間を削って読んでいたが,
必要以上に自分を責めそうな時には思い出している。
- フォーマット: Kindle版
- ファイルサイズ: 2404 KB
- 推定ページ数: 243 ページ
- 出版社: 文響社 (2018/8/31)
- 販売: Amazon Services International, Inc.
- 言語: 日本語
- ASIN: B07GF869T5
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