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共産党宣言 (岩波文庫) Kindle版

5つ星のうち4.1 210個の評価

「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」という有名な句に始まるこの宣言は,階級闘争におけるプロレタリアートの役割を明らかにしたマルクス主義の基本文献.マルクス(一八一八―八三)とエンゲルス(一八二〇―九五)が起草,一八四八年の二月革命直前に発表以来,プロレタリア運動の指針となった歴史的文書である.

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00SF0V5MY
  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1951/12/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1951/12/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1.4 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 168ページ
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.1 210個の評価

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カール・マルクス
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2024年6月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    わたしにはちょっと合わなかったけど
    共産主義の批判のために読んでいる
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年12月4日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    共産党と聞くだけで危険と考える共産党アレルギーの人もいます。私自身も資本論の解説書などを読みまずは理解しようとこの本を手に取ってみました。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年11月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    特に新しい発見はありませんでした。ただ社会主義と共産主義の違いが述べられているので参考にはなりました。しかし、今の世の中もそうですが、これから先の世も、民主主義を含めて、何々主義というのはもう古いし、時代にもついて行けないのではないかと思います。古い時代だから宣言が、プロレタリアートにとって格差社会、ブルジョアによる搾取社会に対する礎としての思想として成り得、実際に革命も起こりましたが、承知のように、理想に近い形で成功したところを挙げるとしたら、敢えて言うならカリブ海に浮かぶ南洋の島国キューバくらいで、他の共産主義社会主義国家の殆ど全ては独裁国家に落ち着いてしまっているのが現状ではないでしょうか。実際に、宣言にもあるように、人々の行動や自由を制限することなど出来るわけがないのです。平等、平和を求めたつもりが、イデオロギーの相違を建前とした、独裁と闘争でしか成り立たない、人間性を抑圧された管理社会に封じ込める事で可能とする、歪められた社会でしかない。歪められた社会は暴走し自滅します。人は尊さや思想の自由を奪われた状況のままでは、ひとで無くなっていき、機械と変わらなくなる。そういう場では、幸福な人間はいなくなるのです。
    宣言は、今の、そしてこれからの時代にもそぐわない、時代遅れの、古すぎるものでしかないのだと思います。現体制の対極的にあろうとする事で、進んでいない当時の世のプロレタリア層に支持されたプロパガンダ思想の書以上の感慨はありませんでした。
    12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年5月6日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ピケティは、『21世紀の資本』の中で、マルクスを中心とした共産主義は、問いは良かったが解決策案が良くなかったと指摘していて、まさにその通りだと思います。

    まず問い・問題提起ですが、主には以下の4つです。マルクスのこの着眼点は見事だと思います。
    ・資本主義による格差の拡大
    ・分業化が進むことによる仕事のやりがいの消失
    ・資本主義においては、人間の価値が交換価値に成り下がってしまうこと(マルクスは、資本主義は「人間と人間とのあいだに、むきだしの利害以外の、つめたい「現金勘定」以外のどんなきずなをも残さなかった」と批判しています)
    ・恐慌など、コントロールできない事象の発生(これをマルクスは、「かくも巨大な生産手段や交通手段を魔法で呼び出した近代ブルジョア社会は、自分が呼び出した地下の悪魔をもう使いこなせなくなった魔法使に似ている」と詩的な言葉で非難しています)

    一方で、解決策は、所有権の革命であり、具体的には、私有財産の廃止です。「共産主義は人間性を高く見すぎたから失敗した」と言われるように、人間は何かを所有したがる性質があることを考えると、これは実現が難しいです。
    また、マルクスは、所有権の革命として、プロレタリアによる資本の所有を主張していたにも関わらず、本著第2章の最後に書いた政策案の中で、突然「国有化」の話をしています。自分は、この突然出てきた「国有化」という考えにも問題があると思います。なぜなら、プロレタリア国家による国有化とは具体的に何を意味するのか、結局のところ政治家による所有になってしまうのではないか、という疑問が湧いてくるからです。「プロレタリア国家」がちゃんと定義づけられていないという事です。

    ***

    少し話は逸れますが、このマルクスの共産主義思想について、その問いの正しさを検証し、マルクスの国有化を中心とした政策案に代わる解決策を考えたのが、ピケティの『21世紀の資本』でした。

    ピケティは、税の記録をもとに、世界中の所得や富の変遷を遡り、確かに資本主義は、所得と資本収益の二つの原因によって格差を生むこと、マルクスの問題意識の正しさを示しました。

    一方で、それに対する解決策はというと、彼が提案したのは、
    ・所得格差に対する解決策:教育
    ・資本収益格差に対する解決策:資本に対する国際的な課税
    です。ただ、特に後者に関しては、国際社会が一致して資本に対する課税をする必要があり、ここでもまた、国際協調できるかという人間性が問われているわけです。なぜなら世界では今、税率を下げて資本を誘致するという税率下げ競争が繰り広げられているからです。

    ***

    少し長くなりましたが、繰り返すと、共産主義の問題意識は正しかったと思います。特に格差拡大は実際に起きていると考えて間違いないでしょう。でも、実際問題として、人間社会をどのように平等にできるのかを考えると、いったいいつになったら人間はエゴから抜け出すことができるのかという人間性の問題にぶつかってしまうのです。

    ***

    ちなみに、共産主義と民主主義というと、相反するもののように聞こえますが、マルクスは本著の中で、「労働者革命の第一歩は、(中略) 民主主義を闘いとること」だとはっきり述べていますので、間違っていると思います。共産主義と何かを対立させたいなら、資本主義と対立させましょう。
    19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年1月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    左派・右派関係なく、この本は教養として読むべきだと思います。
    実際、アメリカのトップレベルの大学でも多く読まれているようです。
    プロレタリアとは?ブルジョワジーとは?共産主義は資本主義をどのように定義しているのか?共産主義と社会主義の違いは?等々、現代の諸問題を理解する上で視座を養うことができると思います。
    分量が少ないので遅読家の私でも二日で読めました。
    短いのに社会に与えたインパクトは計り知れない本書をぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
    16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年12月8日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    組織せよ
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年9月13日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    資本論をある程度読んだ後で,これを読んだのですが,驚きました.
    資本論の中で資本主義を丁寧に分析していたマルクスが
    「結局このような結論に達したのか!?」
    と言うのが不思議でなりません.
    それは私がすでに社会主義の失敗を見ているからでしょうか.
    どうも,それだけではないような気がしてなりません.
    まあ,それはさておき,いよいよ日本もかつて欧州が経験したような資本主義の悪の部分に
    立ち向かう時期が来ているのではないかと思います.
    過去に多くの人が絶賛した(そして間違いなく失敗する)一つの考え方
    を学んでおく事は悪くないと思います.
    そしてこの日本の将来を誰に託すか.この権利である一票を誰に投じるか
    真剣に考えて欲しいなと思います.
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2018年6月21日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    共産党宣言が何を参考にして書かれたのか不明である。 しかしその内容はプラトンの国家論に非常に類似している。  土地を含む私有財産の禁止、家族の廃止、妻の共有、子供の公的無償教育、能力に応じた職業配分、優れた統治者による寡頭政治、民主主義の否定、個人の人格や職業選定の否定などは共通している。 支配者と被支配者を区別して階級制を導入する。 資本主義が発達すれば巨大な資本家(ブルジョアジー)が現れ賃金労働者(プロレタリアート)の労働を搾取する。 そのためにはインターナショナルな労働者の提携によりこの資本家を打倒して労働者が支配する階級なき平等な社会を構築しなければならないとする。 ソ連や中国でこの共産主義は実験されたがこれらの国で実権を握ったのは王や貴族に入れ替わった共産党テクノラート達であり国民は無産階級となり奴隷化されたままであった。 共産主義国家では民族、国境、宗教がなくなるはずであるが中ソ国境は依然としてあり、儒教やギリシャ正教は健在である。 スターリンも毛沢東も資本論は読んでいない。 おそらくこのパンフレットを読んだに過ぎないと思われる。 プラトンはシチリア島のシラクサで理想国家を作ろうとしたが混乱を極めて失敗して私有財産制を復活させた。 土地の国有化はその利用権の国有化も意味して共産党幹部の蓄財に利用されるだけであった。 人間は欲望の塊でありこれを否定した経済政策など成功するはずがない。 赤い貴族を排除しなければ共産主義国家は存続できない。 フルシチョフは経済的豊かさでは米国を抜くと豪語したがその前に失脚した。 寡頭僭主政治の弊害である。 スターリンや毛沢東を国民の大量殺戮で訴追できなかったのは3権分立が機能しない人治国家の悲劇であった。 法治国家こそが理想の民主国家なのである。
    22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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