「それから彼女には会っていない」と一文を書いた瞬間から、あらゆる可能性として「お話」が無限に現れる。
すべての可能な文字列がお話の中に現れてくる。
だから、この本にはありとあらゆるストーリーが詰まっている。
小説自体について言及する小説のようでもあるし、作家が小説を書く様子を書いた小説のようでもある。
実際、小説の中で登場人物が作者自身に問いかけているように見える台詞や、登場人物がこれからの話の展開の仕方を気にかけるようなシーンがあって(見当違いかもしれない)、そういうところを気にしながら読んでみると随分面白い。
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Self-Reference ENGINE Kindle版
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彼女のこめかみに埋まった弾丸。鯰文書の謎を解き明かす老教授の最終講義。床下の大量のフロイト。異形の巨大石像と白く可憐な靴下。岩場を進む少年兵の額に灯るレーザーポインタ。反乱を起こした時間。そして、あてのない僕らの冒険──これはSF? 文学? あるいはまったく別の何か? 驚異のデビュー作。
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2012/1/26
- ファイルサイズ624 KB
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商品の説明
著者について
1972年、北海道生まれ。2007年、「オブ・ザ・ベースボール」で第104回文學界新人賞受賞、第137回芥川賞候補。同年、本書で単行本デビュー。第28回日本SF大賞候補となる。
他の著作に、『Boy's Surface』(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)、『後藤さんのこと』(早川書房・想像力の文学)などがある。
他の著作に、『Boy's Surface』(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)、『後藤さんのこと』(早川書房・想像力の文学)などがある。
登録情報
- ASIN : B00GJMUKBC
- 出版社 : 早川書房 (2012/1/26)
- 発売日 : 2012/1/26
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 624 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 316ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 51,007位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 243位SF・ホラー・ファンタジー (Kindleストア)
- - 5,173位日本の小説・文芸
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- 2025年1月11日に日本でレビュー済み複数の時間線や複数の並行宇宙の中のあちらこちらで起きている様々な話として読みました。とても心地よい世界観でした。巨大知性体の存在がとても興味深かったです。
- 2024年10月13日に日本でレビュー済み円城塔「Self-Reference ENGINE 」読了。10年程前に買って塩漬けになっていたがようやく読み終えた。当初は何の話だか掴めず途中で諦めた。ところが昨今のAIの進展を眺めた上で改めて読み返すと大変面白かった。巨大知性体とはAIで多宇宙を介する三体も凌駕する今こそ読むべき先見の本なのかもと思えた。
- 2011年3月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入「Boy's Surface」を読んでその斬新な作風に興味を持ち、 デビュー作である本作を手に取った。一応、近未来に出現する巨大知性体群によって時空を歪められた多次元宇宙世界を描いた連作短編集であるが、それらを断章とする長編とも取れる。だがいずれにせよ物語の意匠がハッキリとせず(これが作風なのであるが)、単に未成熟さを感じるだけの発展途上の作品との印象を受けた。
「Boy's Surface」の巻末の参考文献でボルヘス「伝奇集」が挙げられている。ボルヘスの特徴の一つは、連続的で均一性を持つと考えられている<時間>という概念への疑問提示及び<循環性>(<再帰性>)への拘りである。本作はその影響を受け過ぎており、独自性が発揮出来ていないと思う。例えば、冒頭編「Bullet」は一見シュールな創りだが、ボルヘス的要素を除くと単なる「Boy meets girl」の青春物語である。これを語りのスタイル(「ライ麦畑」に似ている)で誤魔化しているとの印象を免れない。続く「Box」は、まさに<再帰性>をそのまま描いただけである。平易な事柄を、ワザと数学・プログラミング上の概念・用語で説明して難解感を与える演出も目立つが、これは作者の個性であり私的には割と気に入っている点でもある。巨大知性体群が哲学者・思想家・科学者達のメタファーであるらしい事が分かって来ると可笑しみも湧くが、"くすぐり"が弱い点が無限<循環>構造を持つ本作を中途半端で茫洋とした物にしていると思う。
「Boy's Surface」と合わせ、作者は「小説における作者と読者」の位置関係の<循環性>を追求しているように映った。「チューリング・マシンは読者の想像力の方 ?」という程の意味合いである。即ち、知生体を自分のメタファーだと考える読者がいても不思議ではないが、少数だろう。その意味で、本作は読者の想像力を掻き立てるには未だ没個性との感を抱いた。
- 2020年6月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入久しぶりに小説を読みました。歳をとるにつれて物語を読まなくなっていましたが、とあるゲームアプリで勧められてこの本を読みました。一度読み終えてももう一度読みたくなる、そんな本でした。
- 2016年6月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入用いられている語句は確かに難しいのですがそれが理解出来ないということは全くなく、楽しく読み終わりました。
しかも一晩で読み終え、読み終わった尻から再読したくなるような小説。
不思議な読後感、小説の新しい形などと言ったら大袈裟になりますが、それを言いたくなるような構成だったり工夫が成されています。
ただ何かしらが解決したり物語が完結したりはしないのでそういう意味でのカタルシスは得られないですね。
そこでの批判はあると思いますし、ちょっと小難しくてよくわからないという人にはお勧めが出来ない一冊。
読書を趣味とするような人間には何も難しくはないと思うのですがそこは人それぞれですかね。
- 2015年5月14日に日本でレビュー済みAmazonで購入独自、独自、孤高。
他では絶対に味わえない領域です。
円城塔、入門編に。
- 2016年7月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入「彼女のこめかみには弾丸が埋まっていて、我が家に伝わる箱は・・・」というサマリーを見て、
『フィネガンズ・ウェイク』みたいなのが送られて来たらどうしようとビビりつつ発注。
ビビっていたのは杞憂でしたが、別の不安にかられました。
内容が無いのです。
二部構成ですが、特に一部の方は、そこで起きている事象に対し、思弁を弄ぶだけで
「一切何の解決も提示されない」
(これは読むだけ無駄と序盤で諦める人がいても仕方がない)
それはそれで凄い”文芸”だけれども、全篇これでは飽きてしまうなぁ。
・・・と読み進めて二部になると、今度はちょっとは展開があり、割りと普通に読める。
話はちょっと戻るが、”Ground256”って、吾妻ひでおの作品でこんなのなかったかな?(『不条理日記』あたりか)
とにもかくにも肝は二部である。
異彩を放つ”Yedo”は面白い。
また、”Disappear”の寂寥感や”Echo”のリリカルさに、ちょっと泣きそうな気分になれる人とは
美味い酒が飲めるかも知れない。思っただけで行動には移さしませんが。
解説では明言されてないですが、”Ground256”の世界観(村)は、ディスクドライブのセクタではないか的なことを言ってますね。
”Infinity”では「この宇宙は平面」であるとも。同作に出てくる32次元は、32ビットのことではなかろうか?
過去の書き換えなんかはお手の物なワケだし、ここで人間とされて名付けられてるのは、サブルーチンの事?
いろいろ考えてみると全体的に、PC内部の話なのかも。
話は関係ないんですが、読了のタイミングで『インデペンデンスデイ』の新しいのを観たら
「超知性体」が出てきて笑ってしまった。ははは、こんなんか!みたいな。
脱線しましたが、この作品いいところも見い出せるのだが、結局のところ
あまりいい時間つぶしにはならないかも知れない、これは本だ(本書で最も気にかかった表記法を拝借)。