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反ワクチン運動の真実: 死に至る選択 単行本 – 2018/5/8

5つ星のうち4.0 26個の評価

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エビデンスなき薬害説、ワクチンも薬も否定する医師、訴訟、けいれん、偏向報道、
知らなかった……今の日本と同じ過去。
あなたの不安をやさしく包むフェイクニュースに一生モノの「免疫」をつける一冊!
― 村中璃子 (医師・ジャーナリスト、ジョン・マドックス賞受賞、近著『10万個の子宮』

今も、静かな、命に関わる戦争が続いている。戦線の一方には、毎週のようにワクチンが危険だという話を聞かされている親たちがいる。もう一方には、ワクチンを打たない人々に毅然とした態度を取り始めた医師たちがいる。対立の真ん中にいるのは、免疫がないまま取り残された子どもたちだ。人々を救うはずのワクチンを恐怖の対象にしてしまったのは誰なのか? アメリカで最も成功した市民運動の歴史と真実。

原著:Deadly Choices: How the Anti-Vaccine Movement Threatens Us All (Basic Books 2010/2014)
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商品の説明

著者について

ポール・オフィット
医師、医学博士。フィラデルフィア小児病院、感染症部門長兼ワクチン教育センター長。研究者としてはロタウィルスワクチンの開発者の一人としても知られる。著書:『Bad Faith』(2015)、『Do You Believe in Magic』(2013 ※『代替医療の光と闇』地人書館刊)、『Deadly Choices』(2011 ※本書)、『Autism's False Prophets』(2008)など。

ナカイサヤカ
翻訳家。ライター。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)運営委員。共著:『謎解き超常現象シリーズ』(彩図社)。訳書:『代替医療の光と闇』(地人書館)、ステイシー・ホーン『超常現象を科学にした男』(紀伊國屋書店)、絵本『ティラノサウルス・レックス』『探し絵シリーズ』全9冊(文溪堂)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 地人書館 (2018/5/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/5/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 408ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4805209216
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4805209219
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.0 26個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2018年5月10日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    医師であり、ロタウイルスワクチンの開発者でもある著者による反ワクチン運動を巡る歴史的経緯を詳細に綴った著書。

    反ワクチン運動によって、過去の病となりつつあった麻疹(はしか)、おたふく風邪、百日咳、細菌性髄膜炎によって死亡してしまう子どもが最近生じているのが実態だ。それは、親が病よりもワクチンを恐れたため招いた悲劇である。

    かつて百日咳ワクチン接種によって重度てんかんと知的障害が生じるという疑いがあった。しかし研究の結果、脳へのナトリウム輸送制御遺伝子に異常が原因であることから疑惑が晴れた。

    やがて「三種混合(MMR)ワクチンによって自閉症になる」という科学的エビデンスのない情報が流布される。このMMRワクチンを忌避する親は、百日咳ワクチンを忌避した母親の娘にあたった。つまり反ワクチン運動は支持者のなかでは世代を通じて受け継がれていたのだ。

    この疑いも大規模かつ入念な調査からMMRワクチンと自閉症の関連も棄却される。

    ヒブは珍しい病気だ、とこれまで診たことが無い医師がいうのだが、それはワクチン接種で抑え込まれていたからが故である。ヒブは喉頭蓋が気管を塞ぎ窒息させる喉頭蓋炎を起こす恐ろしい感染症だ。

    「破傷風は乳幼児の病気ではありません」、「ジフテリアは事実上アメリカには存在しません」と宣う反ワクチン論者には驚くが、これらもワクチンによってその流行が抑えられていた結果なのである。

    そして子宮頚がんの原因であるヒトパピローマウイルスのワクチンも科学的エビデンスで安全性が実証されているというのが著者の考えだ。

    反ワクチン主義で影響力のある人物が「普通の子どもにとって、水疱瘡はたいした病気じゃありません」と発言したり、集団免疫自体を否定する。いずれも科学的に誤った認識である。

    感染症を効果的に抑える「集団免疫」を得るには、感染力によって異なり麻疹や百日咳は95%, おたふく風邪や風疹で85%の免疫率が必要になるという。
    なので、個人レベルでの未接種で集団免疫に守られる他力本願的発想ではなくコミュニティで免疫を得る責任感のある考え方が必要なのだ。

    ほぼ同時期に刊行されたユーラ・ビス著「子どもができて考えた、ワクチンと命のこと。」(柏書房)は、出産育児を経てワクチンについて調べた記録で、重複する内容もあるが、本書と併せて読むとより良く理解が出来ると思う。
    85人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2018年5月18日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ワクチンってなんだか怖いよね、とか、思っている方には、ぜひおすすめの一冊。
    そのなんだかモヤモヤはこの本ですっきり解決します。
    特に、出産を控えた方、子どもが小さい方などは必読です。

    私が子供を出産した10年前は、この本が出版されていなかったし、
    ワクチン接種で子供に何かあったらどうしようとか漠然と不安がありました。

    でも、出産した病院でいろいろと聞き、ワクチン接種をしないことは
    子供の生命の安全を脅かすことがわかり積極的にワクチン接種をしました。

    当時はロタもHIBも肺炎球菌ワクチンなどは自治体の無料接種もなく、保険診療で接種できる病院は皆無。
    接種できる病院は欧米系の医師が開業している都心に点在する小さなクリニックのみ。

    生後2か月の子供を連れて、都心の外国人クリニックに。診察は英語、しかも保険も効かない自費診療。
    HIBと肺炎球菌を接種して7~8万円くらいだったと記憶。
    なんでそこまでして接種したかというと、これで子どもの命が救えるなら安いと思ったからです。

    それから数年して、自治体でもHIB、肺炎球菌の補助金が出てでこでも接種可能になったのに、
    子どもに打たない選択をする保護者がいることを知って愕然。。。

    子供はあっという間に成長してしまいます。こどもが免疫を獲得する機会を失わない前に、
    ワクチン接種をどうしようかと悩まず、まづこの本を読んでみてください。
    83人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年1月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    欧米のワクチンの歴史を知るには とても良い本です。ただ、和訳が下手すぎます。読んでいて 訳が分からなくなり、内容に集中できません。 なので星3つです。
    46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2020年7月3日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    本書はワクチン推進派のプロパガンダである。

    ワクチン接種が正義であり、正しい医学的人道的処置という大前提のもとに書かれている。

    しかし、ワクチン反対派にとってもさまざまな意味で有益な情報が書かれている。

    まず、ワクチンがなぜ効くのか? ワクチンがどのように抗体を作り出し病気を防ぐのか? という作用機序が書かれていない。

    ワクチン反対運動の概要を示したあと、それがいかにインチキであるかということを重箱の隅をつつくような論拠で批判している。例えば、自閉症の原因はワクチンではないことが証明されたとあるが、その詳細は書かれておらず、この一点をもって反ワクチンは非科学的であるという論調を繰り返している、

    そもそも論文というものは、ある事象に対してさまざまなものが提出されて相反するものもある。権威がある人のものかもしれないが一つの論文をもって、ワクチンは有効と決め付けるのは論拠として拙速であり説得力を持たない。せめて正反合のような両方の意見を並べて論じるような展開があればと思った。

    また、医学的論拠と司法は同一ではなく、特に司法は権力によって左右されることは多くの事象から明らかである。この本では触れられていないが、医学界、製薬会社の力が司法に影響を及ぼすという可能性も考えなければ、司法がワクチン強制接種は合法、被害訴訟は取下げと言ったところで、普遍性や正義が感じられない。

    げんにワクチンは自閉症の原因ではないと言ったところで、接種と反応の因果関係すべてが否定されたわけではなく、苦しんでいる当人や家族は存在するわけで、医学的・薬学的責任を逃れただけに過ぎない。このような問題は人権や人道的観点から考えることが不可欠で、それを本書は「偶然だからしかたがない」と片付けている。

    あと、本書に特徴的なのが、ワクチン反対派を表現するときに「邪悪な」など否定的な形容詞を使って表現していて、一方ワクチン推進派の表現を「高邁な」など肯定的な形容詞で表現している。こういったことが随所に散りばめられていて書物としての信頼度を低下させている。

    何度も繰り返すが、本書はワクチン反対派の揚げ足取りであり、ワクチンがなぜ必要で、どういう危険性があり、それに対してどう回避しているのかが書かれておらず、ワクチン接種の説得力にはなり得ていない。

    したがってワクチン反対派を勢いづかせる書物だと言っても過言ではないと思う。
    227人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2018年6月8日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    本書は、主にアメリカ・イギリスで1970年代に起こった百日咳ワクチン(DPT)等に関する裁判や反ワクチン運動家について、当時の風評の広がり方や社会背景を考察したものです。
    日本で起こってる子宮頸がんワクチンの問題同様、風評によってどれだけの被害者が生まれたのが、反ワクチン運動家や親も考えて欲しいです。
    因みに、本著はワクチン接種のメリットを称え、多少のデメリットには目を瞑れと言ってるようにも捉えられる箇所がありますが、それはパンデミックやアウトブレイクが起こるような事態になった場合です。そもそも、多少のデメリットも科学的に否定されてます。
    親や医師が、ワクチン接種後に体調を崩した子供の診断状況を記録してますが、『元々、障害があった子供である』など、結構厳しい評価も下してます。親がそもそも嘘をつく、科学者や政治家、マスコミが反ワクチン運動に傾倒し、都合の良いデータのみを抽出し、センセーショナルに報道する行為等を断罪してます。

    未接種組との追跡調査による障害発生の割合や、その後の裁判・研究によって、非科学的な主張が否定された場合には、論文・発表を撤回すべきですし、海外で既に論破された当時の科学者は沈黙し、反省してます。当然です。その間、どれだけの被害者を生んだんだ。

    村中璃子氏の著書に対する批判やレビューを見てても、一部の特殊な思想を持つ方のせいで、救われるべき命が今も失われているのは残念な限りです。
    77人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2020年6月4日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    反ワクチンの歴史と現在の反ワクチン運動についてわかりやすく書いた本です。 多くの人に読んでもらえるように丁寧な翻訳がされているのもオススメです。 難点としては、読むのに時間がかかるので、これの漫画本があったら良いなと思います。
    61人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2022年2月23日に日本でレビュー済み
    これまで起きた反ワクチン運動の顛末が描かれています。
    まず短絡的な悪影響を主張をする扇動者が現れ、それにあおられて過剰反応する人が生まれます。その後、きちんとした研究で最初の扇動者の主張が否定されたり、嘘が明らかになるも、デマだけは根強く残り続けるというパターンが繰り返されていることが分かります。
    この本は、これまでの反ワクチン運動の帰結を学ぶことで、デマや扇動者の主張への感染を防ぐ一種の知のワクチンとして作用することでしょう。
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2018年7月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    本書には19世紀の種痘に対する接種拒否運動から始まり、20世紀後半以後の百日咳ワクチン、麻疹・風疹・おたふく風邪(MMR)ワクチンなどに対して繰り返されてきた反ワクチン活動が、いかに科学的な根拠を欠いており、多くの子供たちを死の危険に晒してきたか、あるいは実際に死に至らしめてきたかが如実に記されています。日本でもHPVワクチンのみならず麻疹ワクチンなど従来からあるワクチンに対しても否定的あるいは懐疑的な言動や著述を繰り返している人々が少なからずいて、読み進めながら一種の既視感(デジャブ)を覚えました。

    日本でも麻疹が大流行して年間数百人が亡くなっていた時代であれば、ワクチン接種は当然のように受け止められていました。それがワクチンの普及によって流行がなくなると、因果関係の認められない乳幼児の突然死や自閉症との関連を心配して、あるいはただ単に面倒くさがって接種させない親たちが出てきます。そうなるとまた突然に麻疹が流行して、死亡したり重い後遺症を残したりする人々も出てきます。有効性と安全性が確認されたワクチンをほとんどの人々が接種することによって、自らを守るだけでなく、感染症の蔓延を防ぐことによって共同社会全体を守るといった意識が国民に定着するように地道な取り組みを進める必要があります。

    メディア関係者にも本書を読んでもらって、ワクチンへの恐怖心を煽るような報道に走らず、社会の木鐸として正しい情報を世に広めていただきたいと願うものです。
    111人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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