4編からなっていますが、今までとは違って、「チカ」が語り手の部分が少なくなっています。
と、いうのも皆さんがおっしゃる通り、今回の作品は《清水南高校吹奏楽部の周りの世界》に目を向けた話になっているからです。
ハルタとチカの掛け合いは好きですし、このシリーズの見どころの一つだとは思いますが、私は今回の作品もとても素敵に感じます。
なぜかというと、ミステリの部分が充実しているからです。膨大な量の文字の中に、必ずヒントが隠されています。
落ちを考えながら、1文1文を噛みしめながら読むことが可能な作品は、数多いミステリの中でも少ない方ではないかと思いますが、これはその部類に間違いなく入るでしょう。
この作品の中で優劣をつけるのはあまり良いことではないかもしれませんが、私が気に入ったのはなんと言っても『決闘戯曲』と『千年ジュリエット』です。
『決闘戯曲』の最後のチカの言葉の意味を深く理解すべきだと思います。
『千年ジュリエット』は...とにかくキーワードは虹だと思って読んでみてください。
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千年ジュリエット (角川文庫) 文庫 – 2013/11/22
初野 晴
(著)
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絶対面白い、吹奏楽青春ミステリの決定版!
文化祭の季節がやってきた! 吹奏楽部の元気少女チカと、残念系美少年のハルタも準備に忙しい毎日。そんな中、変わった風貌の美女が高校に現れる。しかも、ハルタとチカの憧れの先生と何やら親しげで……。
文化祭の季節がやってきた! 吹奏楽部の元気少女チカと、残念系美少年のハルタも準備に忙しい毎日。そんな中、変わった風貌の美女が高校に現れる。しかも、ハルタとチカの憧れの先生と何やら親しげで……。
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2013/11/22
- 寸法10.7 x 1.7 x 15 cm
- ISBN-104041010802
- ISBN-13978-4041010808
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2013/11/22)
- 発売日 : 2013/11/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 400ページ
- ISBN-10 : 4041010802
- ISBN-13 : 978-4041010808
- 寸法 : 10.7 x 1.7 x 15 cm
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- 2014年4月12日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2012年8月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入オールスター総出演。特にもうすぐ引退となる三年生の見せ場が多かった気がします。特に日野原会長様が。
これまでのシリーズと同様で「関係無いようでいて繋がっている」のが上手くて又たまりません。
今回もああ、してやられた!と気分よく欺かれてしまいました。
当初は後述の不満もあって、「青春モノ」というよりは「ミステリ」寄りすぎるかなぁ、と不満を抱いていましたが
もう一度読み返すと、やっぱり「青春モノ」なんだなあとしみじみと思いました。
騒がしすぎる変人の変人たちによるトラブル続きの文化祭。そして鮮やかな幕切れ。
そのラストはまさに「まつりのあと」のようで、この次の巻であるであろう魅力的な三年生たちとの別れを意識せずにいられませんでした。
こんな文化祭、一生忘れられなくなってしまうでしょうね。月並みな言葉ですが素晴らしいラストでした。
しかし、芹澤さんにとって「最初で最後」となる、と予告されたのにもかかわらず
その芹澤さんが「文化祭をエンジョイ」している描写が見られないのが残念です。
ある意味楽しんではいましたが(笑)
約束通りチカちゃんと思い出を作れたのでしょうか?数行だけでいいので描写が欲しかったです。
また、部活動青春モノとしての一面をもつ作品だけに、肝心の「吹奏楽部」の演奏がなかったのも惜しい。
文化祭におけるステージも、外部からくる次世代(来年一年生)へのアピールとして重要だけに、描写がないのが重ね重ね残念です。
もしかして文庫化の際、何か事件を書き下ろすつもりなのでしょうか。でしたらいいのですが。
と、いうか
お願いします初野晴さま。文庫化の際にフォローをお願いいたします。
読者一同
- 2013年7月13日に日本でレビュー済みロミオとジュリエットの舞台となったイタリアの都市ヴェローナには、ジュリエットのモデルになった女性の生家がある。
そしてこの家には、毎年何千通とジュリエット宛の「恋愛相談」が届き、それを「ジュリエットの秘書」と呼ばれるボランティアが返信をしている。
イタリアらしいこんなエピソードを冒頭に挟んで、表題作「千年ジュリエット」は始まる。
ある病棟に集まった5人の女性たちは、「ジュリエットの秘書・はごろも支部」というホームページを開き、恋愛相談を受け付けることに。五色の虹をかたどったバッジを持った「五色の虹のジュリエット」たち。
そして、時間は流れて。
清水南高校の文化祭を訪れる一人の訪問者。五色の虹のバッジを持ったその人の目的は……
「退出ゲーム」から続く清水南高校の吹奏楽部を舞台にした「ハルチカ」シリーズの4作目。連作短編ミステリですが、今作はどちらかというとハルタとチカよりも、周囲の人に焦点を当てたもの担っています。
舞台は高校の文化祭。前作までに集まった吹奏楽部の面々と、関わった他の部の活動があったりお祭りらしい作品になっています。
表題作「千年ジュリエット」は、やっぱりそう来たかぁと思うようなトリックですが、個人的には題材が大好き。
ジュリエットの秘書たちの五色のバッジを持った訪問者が背負った思いが感じられて素直に感激しました。
「決闘戯曲」は過去作の「退出ゲーム」同様、演劇部の戯曲を用いた作品。右目が見えず、左腕を怪我した男が銃での決闘に勝つ方法は? という謎を抱えた芝居を演じます。
「エデンの谷」「失踪ヘビーロッカー」の2作も、小気味よい短編。
4作とも、今までハルチカシリーズを読んでいる読者向けの作品なので、これだけ取り出してお薦めするわけにはいかないですが、ウチはかなり好きですね。
- 2012年4月15日に日本でレビュー済み主人公の突貫娘の内声が暴走する学園スラップスティックが語り口のベースにあり、
しかし同時に
過去が謎に包まれた先生に率いられた学園部活熱血モノでありながら、
そして
歪んだ趣味を持つ男子高校生が活躍する「日常の謎」系ミステリーでもある。
凄いのは上記3要素が全て高い水準を保ちながら、
(前作『空想オルガン』比、2番目の要素がややパワー不足ではあるが)
お互いを阻害することなくハーモニーを奏で、
ラスト4つの連作短編が見事ぴたりと収束する構成手腕である。
本巻はシリーズ4作目。思わず笑ってしまうギャグセンス、
学園モノらしい真っ直ぐな/心温まるメッセージ、
それぞれの短編の終盤でやられたと唸らされる謎解き。
引き続きこの手の小説の中では、群を抜く傑作である。
- 2015年6月28日に日本でレビュー済みAmazonで購入中古なので、覚悟していた通りの古さにつき、星ひとつ減ですが、本の内容自体は何度読み返しても面白く、感動します。
- 2012年11月3日に日本でレビュー済みずっと読んでいる「ハルチカシリーズ」の4冊目です。
前作「空想オルガン」も少しそうでしたが、ハルタとチカちゃんのメインの話が少なめです。
二人のやりとりが好きな私としては少し残念でした。
欲を言えば、文化祭でもっと吹奏楽部に活躍(大騒ぎ)してほしかった。
自作にエピソードが入るのを期待しています。
新しい登場人物も増えて、これからの吹奏楽部が楽しみです。
- 2019年8月26日に日本でレビュー済み2012年に出た単行本の文庫化。
「ハルチカ」シリーズの第4弾。
「エデンの谷」「失踪ヘビーロッカー」「決闘戯曲」「千年ジュリエット」の4話が収められている。
舞台となる高校の文化祭が背景となって、物語が進んでいく。演劇部やアメリカ民謡クラブなども登場し、にぎやかで楽しい。一方で、はりつめたような緊張感と張り裂けるような哀しみも同居しており、この著者ならではのセンチメントが伝わってくる。
ミステリとしても、そこそこの意外感。
- 2015年10月30日に日本でレビュー済み公立清水南高校吹奏楽部所属の穂村千夏(チカ)と上条春太(ハルタ)が活躍する連作学園ミステリの第4弾。2012年発表。
前作「空想オルガン」では、2年生になった彼らが、夏の吹奏楽の大会を目指す中で遭遇した事件、という設定でした。
それでは、今回は、3年生のお話か、と思いきや、冒頭の【イントロダクション】で明らかにされたのは、同じ年の秋、高校の文化祭が開かれる中で遭遇する事件とのこと。
以下、収録の4作品について、1.は舞台となるクラブ活動、2.は主な謎を示します。
【エデンの谷】
1.吹奏楽部
2.吹奏楽部顧問の恩師の遺した高級ピアノが競売に。ところが、鍵盤の蓋の鍵が見当たらない。遺言では、孫娘に在り処を知らせたとのことだが、彼女は全く覚えがないと主張する…。
【失踪ヘビーロッカー】
1.アメリカ民謡クラブ
2.クラブの部長が、公演間近なのに、清水南高校に到着しない。タクシーに乗って、市内を徘徊しているという。なぜ、学校に来ることができないのか?
【決闘戯曲】
1.演劇部
2.文化祭の出し物は、決闘を題材にした新作。この作品の脚本担当の部員が、結末部分を示さずに、公演直前に失踪してしまう。なぜ、彼は姿を消したのか?問題の結末は?
【千年ジュリエット】
1.ジュリエットの秘書・はごろも支部
2.清水南高校の文化祭を訪れた、他校の制服を着た「トモ」。来場の目的は何か?
学園を舞台にしながらも、広い視野を持った設定で、良い意味で学園ものらしくない、本シリーズは、本書でも、数々の仕掛けが楽しい一冊でした。
真相の衝撃は以前ほどではないにしても、安定した筆力で、今後にも期待が持てると感じました。
このレビュー執筆時(2015年10月)の直前に第5弾が発刊されています。
そちらもいずれ時を見て、読んでみることになるでしょう。


