全体的に、とてもしっとりとした癒されるアルバムであり、同じ省吾ファンでもどちらかと言えば女性リスナーが好むであろうアルバムに思える。
ある意味、例えるならお洒落なバーや、ジャズ喫茶等でさりげなく流れてきそうなイメージと印象が持てる様な作品であり、心が休まる感じの作品に感じる。
RiSAKOの『凱旋門』と、我那覇 美奈の『悪い夢』は個人的には好みであった。
我那覇 美奈は、省吾が作曲した『砂の祈り』と言う楽曲も歌っているが、この曲がまた絶品である。省吾がフェアライフで歌う『砂の祈りも』良いが、我那覇 美奈が歌う『砂の祈り』も絶品であり、メロディーもまさに省吾のメロディーラインそのものである。まだそちらを聞いた事の無い省吾ファンならそちらも聞いて頂きたい。
本作品は、やはり浜田省吾の"原曲の良さ"が感じられるアルバムにもなっている。