contrast:対比、対照、<お互いに>正反対の
帯に書かれた『比類なき構築と比類なき優しさ』
まさに、その通りの内容のアルバムです。
Moby Dick:ジャンガランのcontrastは楽曲製作の形態(宅録:生音(バンドスタイル))からして対照的なのだ。
さらには声、世界観etc・・・全てが対照的で、良くも悪くも統一性は皆無と言える。
Moby Dick(a.k.a 佐伯)の歌声は性も年齢も感じさせない。
でもそれが、時には重くなりがちな歌詞の世界観に合ってる。甘えたな唄い方も。
2曲目"spinning world"では、彼の声の美しさが満喫できます。
タナカシンジ(a.k.a タナカシンジ)の歌声は例えるなら焼酎。
まだウイスキーではないんだな(笑)目指してるのはそっちなんだと思うけど。
ぶっきらぼうでいて過度に干渉しない大らかな声。
前半4曲(Moby dick)、後半4曲(ジャンガラン)を繋ぐのが5曲目"月明かりドライブ"
<Words&Music タナカシンジ(ジャンガラン)+Arrangement 佐伯晋一郎(Moby dick)>
いい曲です。前半から後半へのBridge(橋渡し)的構成で、異なる世界を繋いで行くのです。
色々な可能性を感じさせるアルバム。お勧め致します☆