あらゆる側面において、とにかく扱いやすいです。
同社から販売されていたHMM系の本格的なプラモデルのように、200〜400ほどの細かなパーツを組み立てる必要がありません。なので、よっぽど乱雑に扱わない限り、大きく破損する恐れや、パーツ紛失の心配もありません。
このライガーゼロに限らず、同系統の商品は、大好きなゾイドを手軽に楽しむことができると思います。その手軽さからは想像ができない関節の稼働範囲やポージングの自由度には驚かされました。
胴体の真ん中にある、左右に稼働する関節はやや緩い感じがしますが、それを差し引いても、十二分の完成度だと思います。
部屋の片隅やテーブル、棚に置いても邪魔にならず、それでいてしっかりとした存在感があります。
重厚感や、細かい部分の微細な再現度が気にならない方、プラモデル組み立てが苦手な方、初めてお子様に与えるプラモデルとしてはぜひお勧めしたい商品です。