わかりやすいというレビューを見て購入したが、本当なのか、という気持ちだ。
ストアアプリでwebカメラを使いたかったが、確かに、レシピとして載っている。そこまでは良い。
書かれているサンプルコードをちょこちょこっと打ち込んで動けばOKだが、
名前空間の設定がいくつか必要だ。それは書かれていない。
このwebカメラアプリサンプル076番を動作させるには、以下の追加が必要だった。
using Windows.UI.Xaml.Media.Imaging;
using Windows.Media.Capture;
この追加が必要という記述は、私が読んだ範囲では見当たらなかった。
また、正しいコードを書いて動かすには、この本の著者が使っているコントロールの名前が必要で、その説明もない。
私は、ボタンとイメージを配置するときに、適当に好きな名前を付けたので、当然、該当コード部分をそれに合わせる必要があった。
説明に、ボタンとイメージを配置する。と書いてあるので、その際に、名前は、こうする、みたいなことが書いてあるほうが親切でわかりやすいだろう。
そういうことはわかっている人が使えということなのかもしれないが、
ちょっと書けば済むことではないか？ なぜ、書いてないのだろう？
私の場合は、ネットで調べて、必要なことを補足して、動くところまでこぎつけたが、これを、「わかりやすい」と言われると、そうなの？ と素直に思ってしまう。
なお、サンプルコードのダウンロードサービスでは、この本に載っているすべてのコードが提供されていない。少なくとも私が下したものは、すべてではなかった。
提供されているコードは、以下のレシピ番号のものであった：001,004,010-011,013-014,016,019,020,031,060,061,079,080,081,087,088,099-103,106-110。
なお、Build Windows 8 Apps with Microsoft Visual C# and Visual Basic Step by Step のサンプルコードにも類似のものがあった。入門だからよく似ているのかもしれない。
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