1932年のノースカロライナ州生まれ。
ドラマーとして有名だが一方では、
優れたヴォーカリストでもある。
これまでに数枚のヴォーカル・アルバムを発表。
73年と89年にはグラミー賞の男性ベスト・ポップ・ヴォーカルに
ノミネートされている。
この世代のヴォーカリストとしては、
非常に現代的な感覚を持っている。
スタイリッシュなスタイルはマーク・マフィ同様、
今のモダン・ジャズに十分通用する。
『私の好むヴォーカルスタイルはこれだ!』と確信した。
クレジットを見るとかなり大勢のミュージシャンが参加している。
ハービー・ハンコックがピアノ、オルガン、
チャック・レイニーがベース、
今にして思うと物凄い豪華なメンバーです。
クレジットだけで買ってもいいぐらいです。
軽快に弾むリズム華やかなホーン、
絶妙なフックのメロディライン。
そしてグラディ・テイトの程よくソウルフルな歌。
素晴らしいです。
クラブジャズでも再評価されると思う。(されている?)
今まで、リスペクトしていなかったのが悔しい。