最近のリマスター廉価盤から買い替えました。
第一集はノイズリダクションかけ過ぎで音がペラペラになってて、それが原因で表面的な演奏に聞こえていたんですね。
まあー…確かに、この初版西ドイツ盤は音は鮮やかだが、音が強奏で割れてる所もあるかな。
っていうか…第二集では改善されているが、第一集は余りにマイクがピアノに近すぎる、そりゃあ歪むだろうってくらい近い。
デッカはオーケストラの録音では近接マルチマイクで賞賛すべき成果をあげたが、室内楽や独奏の録音は良くない…同じ頃に録音されたバレンボイムのベートーベン全集(グラモフォン)、モーツァルト全集(EMI)と聴き較べると明白です。