| フォーマット | 色, ワイドスクリーン, DTS Stereo, ドルビー |
| コントリビュータ | ジャック・ペラン |
| 言語 | 日本語, フランス語 |
| 稼働時間 | 1 時間 34 分 |
撮影期間3年、世界20か国をロケし、100種類を超える渡り鳥の壮大なる旅の軌跡を、制作費20億円をかけ完成させた驚異の映像がDVD化。飛翔する鳥に限りなく近づくことにこだわった命がけの撮影映像が、CGなどでは描ききれない真実の驚きと感動を呼ぶ。
●DVD版では、ファミリーで楽しめる日本語版(ナレーション:安田成美、演出・脚本、久世光彦)を特別収録。
●もうひとつの本編とも言うべき、撮影風景満載のメイキングが収録された特典ディスク付き。
【収録内容】
《本編ディスク》
●本編
●スタッフ・インタビュー
●図鑑、渡りルートの地図(静止画)
●コメンタリー
《特典ディスク》
●メイキング
●オリジナル予告編
●未公開シーン
●「WATARIDORI」クイズ
●音楽メイキング
●メイキング・フォト・ギャラリー
●監督ほかインタビュー
種々の鳥たちが繁殖のために北を目指し、そして帰ってくる。そんな、100種類以上の渡り鳥の生態を、制作費20億円、撮影期間3年をかけ、世界40か国以上をめぐってつぶさに記録したのがこの『WATARIDORI』だ。監督はジャック・ペラン。『ニュー・シネマ・パラダイス』の成長した主人公役でおなじみのフランス人俳優だが、『ミクロコスモス』『キャラバン』といった、派手さはないが味わい深い作品をものしてきた映像作家でもある。
人間や撮影に使う機材に鳥たちを慣れさせるために、卵の段階からさまざまな工夫(調教、ではない)をしたというだけあって、流麗に飛行する鳥たちの姿を、度肝を抜かれるアングルでカメラは捉えていく。それ以外にも、「エーッ、どうやって撮ったのコレ?」という映像が次々に登場する(この作品をDVDで観る楽しみの1つは、間違いなく、撮影現場の裏側を観られることだろう)。一朝一夕では決して撮れなかったであろう、鳥たちの豊かな表情、意外な行動。それは時として美しく、時として滑稽で、時として残酷なものだ。その一つ一つに、心を奪われずにはおれない。
本作は2003年アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたが、監督自身はドキュメンタリーとは言えないとコメントしている。なるほど、確かに随所に「演出」が施されている部分があり、その点が気になる人もいるかもしれない。しかしこの壮大なスケール感、圧倒的な映像美、そして画面からにじみ出る、作り手から被写体への愛情を感じられれば、そんなことは些細な問題だと思えるだろう。(安川正吾)
製作・監督: ジャック・ペラン 演出・脚本: 久世光彦 ナレーション: 安田成美
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)