ディープパープルってどんなバンド?有名曲が多いの?少しでも興味を持ったならまずはこのベストからスタートしましょう。
まだ何も知らない方に簡単に説明しますと、ディープパープルは大きくわけると1期、2期(黄金期)、3期、4期、5期(再結成の為、事実上の2期)、それ以降(ここから先は興味を持ってから聴いてください)と分類できます。
1期はtr1、tr2で、この頃はまだギターのリッチーブラックモアはメインではありません。どちらかというとtr1だけの一発屋というイメージが強かったようです。レッド・ツェッペリンの影響を受けてHRに乗り出す前のパープルもなかなか魅力があります。
2期はtr3~tr12でダントツの曲数です。これだけでその人気度が窺えることでしょう。新たなシャウト系Vo.イアン・ギランを迎えリッチーの激しいギターも全面に押し出されている為一番人気の高かった黄金期で、聞いたことがあるっていう曲のオンパレードだと思います。40年前の曲とは思えないくらいに格好いいですよ。
3期はtr13、tr14で、新たなVo.デイヴィッド・カヴァデールと歌って弾けるベーシストのグレン・ヒューズを引き入れHRとはまた異なるブルージーさが強くなります。tr13は有名ですが実は3期の音楽性では珍しい方の曲なんです。今でもCMで使われますね。「タマホーーーーーム!!」って(笑)
4期はギタリストが変わりますがこのアルバムにはその曲は入っていません。どちらかと言えばニッチな方なのでパープルを好きになってから聴くことをオススメします。「Come Taste The Band」というアルバムを一枚しか出していません。この後パープルは一度解散をします。
2期のメンバーで再結成した5期がtr15です。イントロからして名曲感が強いですがこのアルバムの中では一番新しい曲です(といっても1984年ですが)。往年のようなスピード感はありませんが最初から最後まで全てが本当に心地よい曲で、特にボトルネックを使ったギターソロはいつ聴いても鳥肌が立ちます。
簡単にと言いながら長くなってしまいましたが、今でも第一線で活躍しているバンドなのでその歴史の深さは並大抵ではありません。
有名なアルバムとして「In Rock」「Machine head」「LIve(Made) In Japan」「Burn」などありますが、まずは人気のある曲で構成されたベストから聴いて、気に入った曲が入ってるアルバムを聴くのがオススメです。
Very Best of Deep Purple オリジナルレコーディングのリマスター, インポート
登録情報
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曲目リスト
ディスク:1
1. Hush
2. Kentucky Woman (Single Version)
3. Black Night
4. Speed King (U.S. Album Version)
5. Child In Time
6. Strange Kind Of Woman
7. Fireball
8. Demon's Eye
9. Highway Star
10. Smoke On The Water
11. Space Truckin'
12. Woman From Tokyo
13. Burn
14. Stormbringer
15. Knocking At Your Back Door
商品の説明
内容紹介
The only newly remastered single-disc compilation featuring all of the hits during the band's heyday. Includes 15 full-length singles, live cuts, and album tracks from 26 albums released between 1968-1984!
Amazonレビュー
レッド・ツェッペリン、クイーンと並んで、ここ日本でもいまだに絶大な人気を誇るハード・ロック・バンド、ディープ・パープルのベスト・アルバム。メンバーそれぞれに持ち込んださまざまなバックボーンをベースに試行錯誤をくり返していた演奏が、やがてリッチー・ブラックモアのギター・プレイとヘヴィ・メタル歌唱の元祖とも言えるイアン・ギランのシャウトを中心にしたハード・ロックに収斂(しゅうれん)されていくさまが聞きとれ、なかなかに興味深い。ハード・ロックというこだわりを一度外してみると、初期の多彩な楽曲もなかなかに聞きごたえがある。音質と選曲に定評のある、このライノ盤のベスト。入門編として最適なのはもちろんだけれど、往年のファンにとっても、彼らの代表曲をまとめて聞きたいというときに便利だ。(山口智男)