この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
VWの失敗とエコカー戦争 日本車は生き残れるか (文春新書) 単行本 – 2015/12/18
香住 駿
(著)
購入を強化する
世界を震撼させたVWのディーゼル排ガス不正事件を発見したのは米国カリフォルニア州の環境NGOでした。世界販売台数でトヨタと首位を争う巨大企業が、なぜ不正に走ったのか。
本書ではVW事件の詳細と、VWを不正に追い込んだ、カリフォルニア州の環境規制の内実に迫ります。VWを告発したカリフォルニア大気資源ボードのメンバーの素顔や、その意思決定の現場も詳しくレポートされています。
また、このカリフォルニア大気資源ボードによって2018年から始められる「次期ZEV規制」と呼ばれる環境規制は、世界の自動車メーカーを「エコカー戦争」と呼ばれる苛酷な競争に追い込んでいます。次世代エコカーであるEV(電気自動車)、FCV(燃料電池者)、PHEV(プラグイン・ハイブリッド車)の開発は、世界の自動車会社が生き残るため、もはや待ったなしの状況です。
果たして日本の自動車メーカーは生き残ることができるのでしょうか。本書では、日本の自動車メーカー7社の最新の中期計画をもとに、各社の生き残り策も検討していきます。
本書ではVW事件の詳細と、VWを不正に追い込んだ、カリフォルニア州の環境規制の内実に迫ります。VWを告発したカリフォルニア大気資源ボードのメンバーの素顔や、その意思決定の現場も詳しくレポートされています。
また、このカリフォルニア大気資源ボードによって2018年から始められる「次期ZEV規制」と呼ばれる環境規制は、世界の自動車メーカーを「エコカー戦争」と呼ばれる苛酷な競争に追い込んでいます。次世代エコカーであるEV(電気自動車)、FCV(燃料電池者)、PHEV(プラグイン・ハイブリッド車)の開発は、世界の自動車会社が生き残るため、もはや待ったなしの状況です。
果たして日本の自動車メーカーは生き残ることができるのでしょうか。本書では、日本の自動車メーカー7社の最新の中期計画をもとに、各社の生き残り策も検討していきます。
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2015/12/18
- ISBN-104166610589
- ISBN-13978-4166610587
よく一緒に購入されている商品
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
キャンペーンおよび追加情報
- ★遊楽堂★から対象商品を2個以上購入すると、それぞれ1%割引になります。 詳細はこちら (細則もこちらからご覧いただけます)
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
自動車業界の世界地図が変わる!世界販売台数でトヨタと首位を争う巨大企業フォルクスワーゲンを不正に走らせた米国カリフォルニア発「次世代エコカー戦争」の驚くべき内実を明らかにする。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
香住/駿
国際経営学者・エコノミスト。自動車会社役員、中央官庁勤務、米国、欧州、アジア駐在、海外ビジネススクール客員教授を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
国際経営学者・エコノミスト。自動車会社役員、中央官庁勤務、米国、欧州、アジア駐在、海外ビジネススクール客員教授を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1分以内にKindleで VWの失敗とエコカー戦争 日本車は生き残れるか (文春新書) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.2
星5つ中の3.2
15 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かつて日本経済はエレクトロニクス産業と自動車産業に支えられていた。
それが、エレクトロニクス産業のほうは2000年の出荷をピークとして現在は
その半分以下に衰退してしまった。現在の日本は自動車産業に一極集中して
いると言ってもよい。だからなんとしても日本はこの自動車産業を守らなければ
ならない。日本の自動車産業もいまは一見調子よさそうだが、円安が終わり、
米国経済が反転し、再びリーマンショックのような大嵐に襲われたとき本当に
大丈夫なのか。
ヘンリー・フォードがT型フォードを世に出してから100年余。
いまこの業界ではふたつの熾烈な戦いがおこなわれている。
(1)エコカー戦争
(2)安全運転戦争(アクティブ・セーフティ戦争)
この本では、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル排ガス不正ソフト事件
(2015.9)が浮き彫りにしたこれらふたつの戦争と、そのなかで日本企業7社が
生き延びるために具体的にどう動いているかを丁寧にかみくだいて教えてくれる。
(議論の比重は3:1くらいの比率でエコカー戦争のほうが多い)。
日本の自動車産業を応援する著者の熱い思いが伝わる本である。
一番面白かったのは、自動車の環境規制を検討しているCARB
(カリフォルニア大気資源ボード)の面々。意外と小さな組織が世界をリードして
いるものだと驚く。12名のボード・メンバーがどんな人たちから構成されて
いるか(そのひととなりまで踏み込んで)よく調べている。焦点の2018年
「ZEV規制」についても詳しく解説してくれる。
日本政府は自動運転車の公道利用を2020年に解禁するのを目標にしている。
世の中の進歩は予想外に速い。厖大な資金を必要とするこれらの戦争を
日本のどのメーカーが制するのだろうかと想像しながら読んでいった。
資本、周到な製品開発、製品投入のタイミング、アライアンス、インフラ、
ロビイング、運・・なにが戦いに勝つ主要因なんだろう。
それが、エレクトロニクス産業のほうは2000年の出荷をピークとして現在は
その半分以下に衰退してしまった。現在の日本は自動車産業に一極集中して
いると言ってもよい。だからなんとしても日本はこの自動車産業を守らなければ
ならない。日本の自動車産業もいまは一見調子よさそうだが、円安が終わり、
米国経済が反転し、再びリーマンショックのような大嵐に襲われたとき本当に
大丈夫なのか。
ヘンリー・フォードがT型フォードを世に出してから100年余。
いまこの業界ではふたつの熾烈な戦いがおこなわれている。
(1)エコカー戦争
(2)安全運転戦争(アクティブ・セーフティ戦争)
この本では、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル排ガス不正ソフト事件
(2015.9)が浮き彫りにしたこれらふたつの戦争と、そのなかで日本企業7社が
生き延びるために具体的にどう動いているかを丁寧にかみくだいて教えてくれる。
(議論の比重は3:1くらいの比率でエコカー戦争のほうが多い)。
日本の自動車産業を応援する著者の熱い思いが伝わる本である。
一番面白かったのは、自動車の環境規制を検討しているCARB
(カリフォルニア大気資源ボード)の面々。意外と小さな組織が世界をリードして
いるものだと驚く。12名のボード・メンバーがどんな人たちから構成されて
いるか(そのひととなりまで踏み込んで)よく調べている。焦点の2018年
「ZEV規制」についても詳しく解説してくれる。
日本政府は自動運転車の公道利用を2020年に解禁するのを目標にしている。
世の中の進歩は予想外に速い。厖大な資金を必要とするこれらの戦争を
日本のどのメーカーが制するのだろうかと想像しながら読んでいった。
資本、周到な製品開発、製品投入のタイミング、アライアンス、インフラ、
ロビイング、運・・なにが戦いに勝つ主要因なんだろう。
2016年5月14日に日本でレビュー済み
燃費の過当競争ゆえの歪み、それが昨今のVWや三菱自動車の不正の背景にある。
そして次の世界的な環境規制の目玉となるのが、ZEV規制である。
今後の自動車業界を左右するZEV規制が、どのように決められていくのかについて、平易な文章で詳しく書かれているので、とても読みやすかった。これらの情報は、メーカー技術者や自動車ジャーナリストが書いた文章からは得ることが難しいので、非常に参考になった。
欧州メーカーが数多くのPHEVをラインナップする理由や、テスラのビジネスモデルの狙いが良く分かった。
また好調なマツダ・スバルが、今後どのようなZEV規制対応車を出していくのか興味が持てた。
自動車業界を俯瞰から見て考えたい、技術者・投資家・就職希望の学生にオススメです。
そして次の世界的な環境規制の目玉となるのが、ZEV規制である。
今後の自動車業界を左右するZEV規制が、どのように決められていくのかについて、平易な文章で詳しく書かれているので、とても読みやすかった。これらの情報は、メーカー技術者や自動車ジャーナリストが書いた文章からは得ることが難しいので、非常に参考になった。
欧州メーカーが数多くのPHEVをラインナップする理由や、テスラのビジネスモデルの狙いが良く分かった。
また好調なマツダ・スバルが、今後どのようなZEV規制対応車を出していくのか興味が持てた。
自動車業界を俯瞰から見て考えたい、技術者・投資家・就職希望の学生にオススメです。
2016年3月17日に日本でレビュー済み
VWの検査不正については冒頭の1章でまとめられているが、この不正を生んだ自動車業界のトレンドについて、緻密な分析を見せている。ドイツ特有の労使なれあいやファミリーによる企業統治が背景にあり、監査部門も含め全社的に「次世代エコカーの開発スピードを遅らせられない」というプレッシャーから逃れられなかったのではないか、と指摘している。米国市場でシェアを取るため、各社とも巨費を投じて環境規制をクリアする技術革新を血眼になって探している。VWは結果として不正に走ってしまった。だが、なぜ猛スピードで次世代エコカーの開発を進めなければいけないのか。本書の主眼はそこにある。
米国、ひいては次世代エコカーの基準を決めている組織こそ、米・カリフォルニア州の加州大気資源ボード(CARB)だ。カリフォルニア州は全米最大の市場であるとともに、最も厳しい環境規制をかけている。CARBに基準に米各州や連邦政府も同調することが多いため、CARBの決定は全米を動かすといえる。世界最大の市場である米国の標準になれば、世界標準も握る。だから、CARBの基準が事実上世界基準になってしまうのだ。そして2018年、CARBは州内の販売台数の14%をゼロエミッション車(ZEN)、つまり排ガスを出さない車にするという、凄まじい規制を打ち出している。プリウスもエコカーではないし、プラグインハイブリッドも経過措置としてしか認められない。日本を中心に自動車各社もこの規制を緩くしてもらうため、様々なロビー活動をしており、CARBの付属研究所のようになっている、カリフォルニア大学デービス校は日系自動車企業から潤沢な研究資金を受けているほか、CARBメンバーにも接触している。本書ではこのメンバーの横顔も一人一人紹介していて、農園主、医師など大変興味深い。
後半では日本の車7社のマーケティング戦略を解説しつつ、課題も指摘する。同じ業界ではあるものの、近年、各社で主力市場を微妙にすみ分け、まともにぶつからないようにしているのに感心した。利益率が高い北米一本勝負が当たり、スバルは14年は14%という驚異的な営業利益率をたたき出した。高利益率には設備投資を手控えていることもあるが、当然売り逃しリスクも生じる。ホンダは設備投資・研究開発とも高い割合を示している。技術で勝負する伝統もあり、主戦場である北米市場での生き残るためにエコカー研究に資金をつぎ込むのは当然なのだろう。スズキは環境基準のハードルが高い米国市場から撤退し、インドなど新興国での薄利多売に賭けている。だが、新興国も安価な車は熾烈な争いになるし、米国で決まった技術に追いついていけるのかという課題はある。日産は収益源を完全にグローバル化したため、為替リスクが少ない。そしてトヨタの盤石さはデータを見て改めて感じる。
後半の日本企業研究は余談だが、大変参考になった。VWを単なる企業不正としてとらえず、業界の展望を示し、背景を深く掘り下げている好著だといえる。
米国、ひいては次世代エコカーの基準を決めている組織こそ、米・カリフォルニア州の加州大気資源ボード(CARB)だ。カリフォルニア州は全米最大の市場であるとともに、最も厳しい環境規制をかけている。CARBに基準に米各州や連邦政府も同調することが多いため、CARBの決定は全米を動かすといえる。世界最大の市場である米国の標準になれば、世界標準も握る。だから、CARBの基準が事実上世界基準になってしまうのだ。そして2018年、CARBは州内の販売台数の14%をゼロエミッション車(ZEN)、つまり排ガスを出さない車にするという、凄まじい規制を打ち出している。プリウスもエコカーではないし、プラグインハイブリッドも経過措置としてしか認められない。日本を中心に自動車各社もこの規制を緩くしてもらうため、様々なロビー活動をしており、CARBの付属研究所のようになっている、カリフォルニア大学デービス校は日系自動車企業から潤沢な研究資金を受けているほか、CARBメンバーにも接触している。本書ではこのメンバーの横顔も一人一人紹介していて、農園主、医師など大変興味深い。
後半では日本の車7社のマーケティング戦略を解説しつつ、課題も指摘する。同じ業界ではあるものの、近年、各社で主力市場を微妙にすみ分け、まともにぶつからないようにしているのに感心した。利益率が高い北米一本勝負が当たり、スバルは14年は14%という驚異的な営業利益率をたたき出した。高利益率には設備投資を手控えていることもあるが、当然売り逃しリスクも生じる。ホンダは設備投資・研究開発とも高い割合を示している。技術で勝負する伝統もあり、主戦場である北米市場での生き残るためにエコカー研究に資金をつぎ込むのは当然なのだろう。スズキは環境基準のハードルが高い米国市場から撤退し、インドなど新興国での薄利多売に賭けている。だが、新興国も安価な車は熾烈な争いになるし、米国で決まった技術に追いついていけるのかという課題はある。日産は収益源を完全にグローバル化したため、為替リスクが少ない。そしてトヨタの盤石さはデータを見て改めて感じる。
後半の日本企業研究は余談だが、大変参考になった。VWを単なる企業不正としてとらえず、業界の展望を示し、背景を深く掘り下げている好著だといえる。
2016年1月11日に日本でレビュー済み
本書で読むべきは第2章。エコカー戦争の現状、ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)とは何かという基本的な記事に加え、なぜカリフォルニア州が主導権を握っているのか、CARB(カリフォルニア州大気資源ボード)とは何者なのか、構成員の素顔、そこで行われている激しいロビー活動の実態と顛末、などあまり見かけない記事が読めます。
ここだけみるとVWの失敗はロビー活動の失敗ととる方もいるかもしれませんが、第1章ではVWの犯罪について詳細に記述されているだけではなく、唯我独尊的なドイツ人の気質についても触れられています、これは本事件を語る上で非常に重要、かつ本質的なものであると考えます。BMWはその点ドイツ企業でありながらうまくやったということです。
後半は日本メーカーの分析であり、この部分は特に目新しいものはありません。
しかしながら本邦ではCARBについてここまで詳細に記述された本はあまりなく、読む価値があると考えます。
ここだけみるとVWの失敗はロビー活動の失敗ととる方もいるかもしれませんが、第1章ではVWの犯罪について詳細に記述されているだけではなく、唯我独尊的なドイツ人の気質についても触れられています、これは本事件を語る上で非常に重要、かつ本質的なものであると考えます。BMWはその点ドイツ企業でありながらうまくやったということです。
後半は日本メーカーの分析であり、この部分は特に目新しいものはありません。
しかしながら本邦ではCARBについてここまで詳細に記述された本はあまりなく、読む価値があると考えます。
ベスト100レビュアー
現在、世界自動車販売台数で、トヨタと世界1位を争っているVWのディーゼルエンジン排気ガス不正ソフトウェア事件は、
全世界に大きな衝撃を与えました。
この不正を発見したのは、カリフォルニア大学と環境NGOで、VWの不正ソフト搭載車は世界で1千百万台に達するそうです。
さらに、VWは、CO₂の排出量でも不正を行ったと発表し、この事件によるVWの負担は、10兆円以上になるとも試算されています。
VWがこのような不正に走ったのは、その企業体質にも問題がありますが、2018年にカリフォルニア州で施行される「次期ZEV規制」、
そして、それに起因するエコカー競争があるのではないかと言われています。
本書は、以下の章に大別されていて、 第一章:VWの落ちた陥穽 第二章:カリフォルニア州発「エコカー戦争」
第三章:日本の自動車産業一極依存の現状 第四章:自動車メーカーの分析と次世代エコカー戦略 第五章:未来の自動車産業地図
VW事件から、未来の自動車業界の戦略、行く末について簡略に概説しています。
私にとっては、第二章が一番面白かったです!米国の一州にしか過ぎないカリフォルニア州が、
世界の自動車業界に大きな影響を与えているその理由は、カリフォルニア州が全米トップの自動車市場であり、
かって排気ガスの環境汚染を経験していて、環境重視のリベラルな住民が多いということにあるようです。
そして、2018年に施行される「ZEV規制」の内容・・・原則的にEV,FCVしか認められない・・・・、
そして、その環境問題をリードしているCARB、そして、それに対するロービー活動、興味深く読ませてもらいました。
第三章以下では、主に日本の自動車産業、個別の企業の状況、そして、未来への展望について述べられています。
このあたりは、株価を見ればその状況がよく解ります。トヨタが、現状では一頭地抜いていますが、株価がそれを反映していません。
それは、やはりいろんな点でトヨタにしても、不安点を抱えているということなのでしょう!!
全世界に大きな衝撃を与えました。
この不正を発見したのは、カリフォルニア大学と環境NGOで、VWの不正ソフト搭載車は世界で1千百万台に達するそうです。
さらに、VWは、CO₂の排出量でも不正を行ったと発表し、この事件によるVWの負担は、10兆円以上になるとも試算されています。
VWがこのような不正に走ったのは、その企業体質にも問題がありますが、2018年にカリフォルニア州で施行される「次期ZEV規制」、
そして、それに起因するエコカー競争があるのではないかと言われています。
本書は、以下の章に大別されていて、 第一章:VWの落ちた陥穽 第二章:カリフォルニア州発「エコカー戦争」
第三章:日本の自動車産業一極依存の現状 第四章:自動車メーカーの分析と次世代エコカー戦略 第五章:未来の自動車産業地図
VW事件から、未来の自動車業界の戦略、行く末について簡略に概説しています。
私にとっては、第二章が一番面白かったです!米国の一州にしか過ぎないカリフォルニア州が、
世界の自動車業界に大きな影響を与えているその理由は、カリフォルニア州が全米トップの自動車市場であり、
かって排気ガスの環境汚染を経験していて、環境重視のリベラルな住民が多いということにあるようです。
そして、2018年に施行される「ZEV規制」の内容・・・原則的にEV,FCVしか認められない・・・・、
そして、その環境問題をリードしているCARB、そして、それに対するロービー活動、興味深く読ませてもらいました。
第三章以下では、主に日本の自動車産業、個別の企業の状況、そして、未来への展望について述べられています。
このあたりは、株価を見ればその状況がよく解ります。トヨタが、現状では一頭地抜いていますが、株価がそれを反映していません。
それは、やはりいろんな点でトヨタにしても、不安点を抱えているということなのでしょう!!
