2015 年に Unity を軽く使う機会があり、この本の初版を購入しました。
その後 Unity には触っていなかったのですが、2019 年に Unity を本格的に使うことになり、この本で実践しながら再学習しました。
そういう経緯での感想となります。
再学習の時点で 4~5 年前の本なので、さすがにどうかなぁ? と思いつつ学習を始めました。
・・・で、再学習が終わった時点の結論としては、この本は大当たりでした。
先ず、古さの懸念点についてですが、2019版の Unity と所々少し違いはするのですが、意外にそんなに違わないです。
また、初版なので JavaScript なのですが、Unity はモジュール名、関数名など JavaScript と C# で基本同じなので、
特に苦労せず、ほぼそのまま置き換えて C# コードを書いて実践できました。
ちなみに、C# 自体もほぼ初級者で、C++ はずっと仕事で使っていてプログラミングには慣れた人間のケースです。
そして、良かった点についてですが、まさに仕事で使えた実践ネタが満載でした。
Unity の機能自体は幅広く、いろいろな要素があって最初から全てを把握できるものではないのですが、
その中からそれを知ってると直ぐ使える・役立つ、という内容で本が構成されています。
3D コンテンツを作るために最初に手にする本として、とても役立つ本だと思います。
また、Editor Script や Arduino など、メインの使い方以外に Unity でやれることもコードと共に軽く紹介されていて、
最初の取っ掛かりを与えてくれているのも Good です。
そして最後にこの本の最大の特徴について。
筆者の思想的なものや、モノぐくりに対する態度、こだわり、サービス精神が紙面に溢れています。
だから楽しく読みながら学習を進められました。
※ちなみに同じ筆者による Unity 本がまた出るようなので、待てるならそれを待っても良いかもしれません(?)
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