Unicodeを扱うに当たっての教科書とも言うべき良書です。
Unicodeは"Unicode"という言葉自体が文字コードを示していますが、エンコーディング手法はWindowsで使用されているUTF-16LE(UCS-2LE)以外にもUTF-8、UCS-4など多くあります。また、ISO/IEC 10646-1/-2(新10646の旧版)とも関連し、単に文字を「一意」にエンコード、デコードするといった単純なものではありません。
とくに各国のマルチバイト文字との変換やLocalization、Internationalizationを行うには、文字の違いや言葉の違いに留まらず、その言語特有の特徴も知る必要があります。それを知らずして正しい国際化対応プログラムは作成できません(例えばヘブライ語、アラビア語は右から左に読み書きされます)。
そういう意味で、本書はその概要を分かりやすく解説してくれているため、理解しやすいと思います。なお、情報がやや古いのでその点には注意して読まれたほうが良いでしょう。
このほかに、Ken Lunde著の"CJKV Information Processing"(ISBN 1-56592-224-7)も非常にオススメできます。もしかしたら邦訳されているかもしれません。
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