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UXの時代 ― IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか Kindle版
それが何なのかを明快に語ることはできなくても、
社会に地殻変動が起きていることを誰もが感じている。
テクノロジーの進化と普及、所有から共有への価値観の移行は、
企業のあり方、個人の働き方をどう変えるのか?
GE、ミシュランなどの伝統的企業からUber、Airbnbまでが
ビジネスモデルの中心に据える「UX(ユーザーエクスペリエンス)」とは何か?
「値段が気にならないくらい」身近になったIoTテクノロジーを
自分たちのビジネス、顧客のためにどう活かせばよいのか?
モノ・空間・仕事・輸送の4大リソースを解放する
共有型経済のビジネスモデルを、
日本ロジスティクス大賞受賞の起業家が鮮やかに描き出す。
序章 地殻変動の予兆――世界のビジネスシーンで起きている変化の本質
1章 垂直統制型から水平協働型へ――ビジネスも社会も歴史的転換点にある
2章 あらゆるリソースがIoTでつながる――水平協働型シェアリングエコノミーの到来
3章 UXビジネスにどう移行すべきか?
4章 シェアリングエコノミーを支えるIoT
5章 UX創造のビジネス戦略――リソースシェアリングによる新しいビジネスモデル
6章 UXビジネスの障壁――行政との交渉、働き方の改革
終章 ネクスト・メイン・フィールドへ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2016/12/6
- ファイルサイズ15299 KB
商品の説明
出版社からのコメント
私は外資系コンサルティング会社で8年間、起業して15年間、ロジスティクスとテクノロジーを軸として、あらゆる産業の課題 解決・組織改革に携わってきた。しかし次第に顧客企業と向き合うだけのBtoBサービスに限界を感じるようになった。顧客の向こうにいる消費者と直接向き合わなければ、顧客にとって何が本当に必要なのかが見えてこないからだ。
そこで、それまでの事業とまったく関係のないスポーツとウエルネスの分野でBtoCの事業を始めた。この事業の立ち上げでまず見えてきたのは、UX(ユーザーエクスペリエンス)の大切さと、それに応えるビジネスの難しさだった。
今起きているユーザーの反乱は、彼らが企業の提供するものに価値をあまり認めなくなったことから生まれている。これまでの企業はユーザーのニーズを把握して、そのニーズを満たす商品やサービスを提供してきたつもりでいるが、それはあくまで設備や組織といった企業のリソースの都合で生みだしてきた商品・サービスにすぎない。
これからの企業はそうした既存の枠組みから脱却し、ユーザーが何に感動するか、価値を得るか、つまりUXをいかに最大化するかを基準に、ビジネスモデルを再構築しなければならない。
そのためにはこれまでの産業分類が邪魔になる。古いビジネスモデルは製造業やサービス業など、企業が効率的にビジネスを行うために専業化されている。しかし、UXを基準にビジネスを考えた場合、こうした産業の分類は意味をなさない。ユーザーがモノを使うのも、サービスを利用するのも、自分が求める体験をするためであり、それを提供する企業の業種が何なのかは関係ないからだ。
そこで私が始めたスポーツとウエルネスの新事業では、雑誌メディア、ネットメディア、SNS、ユーザー目線の商品開発、レースやスクールの企画・運営などを総合的に提供する仕組みを、ユーザー起点でゼロから作り上げた。そこから生まれたのは、ユーザーがただ商品やサービスを買うのではなく、イベントやネットワークを通じて自分たちのコミュニティを形成し、事業を牽引していく、シェアリングエコノミー型の活動形態だった。また、この事業では企業コンサルティング事業で磨いたIoT、SI、ロボティクスなどのテクノロジーを、BtoCビジネスの切り口から新たなかたちで活用することにも挑戦した。
このユーザー起点の仕組みと、様々な先端テクノロジーが複合的に作用するビジネスを通じて、UXを最大化するための仕組みをどうすれば構築できるか、それが単なる一企業のビジネスを超えて、どのように産業や社会のシステムを変えていくかが少しずつ見えてきたのだった。
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。内容(「BOOK」データベースより)
著者について
松島聡 Akira Matsushima
シーオス株式会社代表取締役社長。1969年、我孫子生まれ。東京薬科大学薬学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)在籍時に医療流通の複雑さと将来性に気づき、2000年にシーオス創業。医療流通事業を皮切りに通信、小売、メーカーをはじめとする多業種のロジスティクスをデジタル化。日本ロジスティクス大賞など受賞歴多数。AI、IoTなどの技術面とUX(顧客体験)双方を追求した新サービスを生み出し、現在はロジスティクスにとどまらず、企業・個人向けのシェアリングビジネス、スポーツ・アクティビティー事業も牽引。自走式ロボットによる自動マップ作製、ドローンによる自動棚卸、空きスペースの自動認識ほかの研究開発でも注目を集めている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シーオス株式会社代表取締役社長。1969年、我孫子生まれ。東京薬科大学薬学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)在籍時に医療流通の複雑さと将来性に気づき、2000年にシーオス創業。医療流通事業を皮切りに通信、小売、メーカーをはじめとする多業種のロジスティクスをデジタル化。日本ロジスティクス大賞など受賞歴多数。AI、IoTなどの技術面とUX(顧客体験)双方を追求した新サービスを生み出し、現在はロジスティクスにとどまらず、企業・個人向けのシェアリングビジネス、スポーツ・アクティビティー事業も牽引(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B01MTW2NMH
- 出版社 : 英治出版 (2016/12/6)
- 発売日 : 2016/12/6
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 15299 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 239ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 177,073位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 21,591位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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著者の会社を調べてみると、本に書いてある通りの内容を実践しようとしているように感じる。
私もリフキン氏の著作には感銘を受けたのですが、彼の描く世界はもっと深淵だと思います。そこでは人間がもはや労働者、消費者、ユーザー、といった区分で描くのが難しい世界であって、UXというのはそもそも古くからある概念だし視野が狭いのではないでしょうか。IoTやシェアリングエコノミーが進展した世界では、各人がユーザーでもありサプライヤーでもあり、プロデューサーでもあるのだと思います。またつながることで、各人が個人でもあると同時に全体でもある、つまり"I"でもあり"We"でもあるという世界観になるのだと思います。よってユーザーとしての体験だけが大事なのではなく、サプライヤーやプロデューサーとしての個人の体験も同等に重要なので、そこではもはやUXでは収まらずHX(ヒューマンエクスペリエンス)とでも呼ぶ方が適しているのだと考えます。
また著者が描く水平・協働型企業では、UXリーダーとプロフェッショナルとスペシャリストと呼ばれる人たちが活躍することになっていますが、マネジメントは誰がやるのでしょうか。著者は戦後の日本企業にはUXリーダー(創業者)が多くいたので世界で競争に打ち勝ってきたと述べていますが、例えばホンダの場合は本田宗一郎という攻めのリーダーを支える藤澤武夫というマネジメントを仕切る影の存在がいたことを忘れるべきではないでしょう。リーダーとマネージャーは違いますが、水平型社会になってもマネジメント能力は引き続き必要なのだと思います。
ということで大変申し訳ないですが、事例部分は興味深く拝読しましたが、総論的な箇所はたびたび首をかしげるような本だと感じました。