![[Amazon限定ブランド] アクス 256GB microSDXCカード A2, UHS-I U3, V30, 4K Ultra HD, C10, SDアダプター付 - AXS2A256](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51PfdRUqipL._AC_UL160_SR160,160_.jpg)
メインスマホの負担を減らすためのサブスマホとして購入しました。最初に軽く箇条書きで評価点など、後半は各機能や特徴について詳しく書いていきます。
・良いところ
高級感のあるデザイン
高いビルドクオリティ
デュアルSIMな上にMicroSDカードも同時利用できる
優秀な重心設計
シンプルなソフトウェア
赤外線温度計機能付き
イヤホンジャックがある
バッテリーがデカい
・微妙なところ
ソフトウェアの完成度が低い
充電が遅い（10W）
排熱設計が甘い
海外版と比べて価格が非常に高い
明るさ自動調整機能が明るすぎる
・本体
6.8インチの巨大なディスプレイを持つスマートフォンです。重量は225gとそれなりにありますが重心設計が優秀なのか近い重量の他機種に比べ、重さを感じにくいです。
背面と側面はかなり凝ったデザインになっていて側面は金属で、背面はマットな質感になっています。また背面には「Beyond Dreams」という文字が彫られていて私的には好きですが好みが別れるでしょう。
ビルドクオリティは高く安定感のある作りでした。
近年は絶滅危惧種となったイヤホンジャックがついているのはイヤホン派の方々にとってはありがたいことかと思います。
・付属品
10W充電器
ケーブル（赤くてカッコいい）
透明ケース
多言語説明書
ＳＩＭピン
・性能
格安スマホのため上位機種には劣りますがブラウジング、メッセージアプリやSNSなどの日常利用において不便を感じることはありませんでした。
Antutuベンチマークでは22万点強でした。
CPUの割にメモリが8GBとハイエンド級の容量のためアプリが落ちるといったことはありませんでした。
・ディスプレイ
晴天の屋外でも快適に見られるほど明るく発色もいいため品質は高いと思います。しかし、自動調光機能が調整不足なのか室内光でも明るさが最大になってしまい眩しいです。OTAアップデートでの改善に期待します。
・ゲーム
複数のゲームで試してみましたが原神のような美麗なグラフィックを売りとするゲームは動くもののプチフリーズが頻発し快適とは言い難いです。
2Dゲームに関しては私が試した範囲では問題ありませんでした。音ゲー（プロセカ）の最高難易度曲でも2Dならカクついたりラグなどは確認できず高性能端末とほとんど遜色なくプレイできました。
前述の通り、メモリが8GBもあるためゲームが落ちるといったことはありませんでした。
試したゲームの個別評価
原神 落ちることはないですがプチフリが頻発するため非推奨
PUBG 最低設定なら遊べる
バンドリ 2D（軽量）モードなら問題なし
プロジェクトセカイ 2D（軽量）モードなら問題なし
・カメラ
└メインカメラ 4800万画素のセンサーを積んでいますが過度な期待は禁物です。とはいえSNSへの投稿やチャット、メモ的な用途では十分な性能です。彩度高めの色使いのため苦手な人もいるかもしれません。
動作も高速でUIもシンプルなため使いやすいかと思います。
└超広角カメラ メインカメラよりも画質は劣りますがこちらも記録用としては問題ありません。メインカメラとは違い彩度低めの色使いです。
└マクロカメラ 100均でマクロレンズアダプターを購入してメインレンズに装着したほうがいいです。
夜間撮影についてはナイトモードがあるため街中などの光が多い場所ならそれなりにキレイに撮影できます。
・バッテリー
5150mAhの巨大バッテリーのためかなり長時間動作してくれます。しかし充電速度が10Wのため、充電時はその容量の多さが仇となり充電に3時間ほどかかります。PCMarkのバッテリーテストでは16時間20分と好成績でした。
・発熱
排熱設計に問題があるのかあまり性能のいいCPUではないのにも関わらず背面のカメラ横部分が熱くなります。
近年の機種では端末全体に効率よく熱を逃し、発散することで安定性と利用者が熱を感じづらい設計になっている端末が多いですが、この機種は一部分が猛烈に熱を持ちます。
・温度計
人体の温度を測るモードと物体の温度を測るモードがあります。私は物体の温度を測定できる道具を所持していないため人体の温度を測るモードのみ評価いたします。
数日に渡り一般的な脇に挟む体温計との比較を行ったところ、この機種の温度計機能は実際の体温よりも0〜0.3度程度低めに出ることがわかりました。おそらく個人差や個体差があるため一概には言えませんが毎日の体温記録などの正確性が低くても問題無い用途においてはギリギリ使えるレベルかと思います。
測定にはコツがあるようでそのコツを掴まないとなかなか正確な温度が出にくいです。
以前の機種にも同様の機能がついていたようですがそちらはあまり精度が良くないようでした。しかしこの機種は温度計バージョン2.0となっており多少は改善したものかと思います。
温度計機能は他社ではなかなか見ることのない珍しい機能となっていて近年のUmidigi端末にはよく搭載されているようです。
このようなところで独自性を出してくるのは面白いです。
・ソフトウェア
素のAndroidOSに近いです。プリインストールアプリに余計なものは殆ど入っておらず、むしろシンプルすぎるくらいです。
OSが軽量のためAntutuスコアの割にはサクサク動いてくれるのは高評価ポイントです。
温度計機能など日本語に翻訳されていない箇所があります。
また、明らかな調整ミスなどもあり明るさ自動調整機能が明るすぎて室内の照明でも明るさが最大になってしまい見にくいです。
さらに、パンチホールの穴の位置にステータスバーが合っておらず微妙にずれています。利用に影響はないですが不格好ですしこのような作り込みの甘さは少々気になります。OSアップデートでの修正を期待しています。
・向いている用途
サブスマホ
待ち受け用
2Dゲームのリセマラ用や周回
・まとめ
用途を見極めて利用すればコスパのいい機種になると思います。
また、ハードウェアの出来はいいのですがソフトウェアに欠点が多くUmidigiのアップデート次第では大きく化ける機種だと感じました。
| 画面サイズ(インチ) | 6.8 フィート |
|---|---|
| 容量 | 8 GB |
| カラー | ミストブルー |
| 電池付属 | いいえ |
| 電池使用 | いいえ |
| ブランド名 | UMIDIGI |
| メーカー | UMIDIGI |
| 製品型番 | UMIDIGI A11 Pro Max |
| 発売年 | 2021 |
| 対応OS | Android |
| サイズ | 8GB+128GB |
| ディスプレイタイプ | LED |
| 製品サイズ | 16.78 x 7.56 x 0.86 cm; 128 g |
| 商品重量 | 128 グラム |
