異星人(宇宙存在)、天皇のルーツ、イルミナティなどの陰謀、レプティリアン、日本の霊性等、広範囲の題材を秋山氏と中丸氏が語り尽くす。
レムリア大陸やアトランティス、シュメール文明、天照大神、皇室など、時間軸も地政的にも壮大で、時系列に語っているわけではないので風呂敷広げすぎな感じもあるけど、古代から中世、現代へと続く覇権の歴史と、その舞台裏を俯瞰できる。
そして本書の一番の魅力は、二人とも上述のオカルティックな題材への造詣が深いことに加えて、世界の政治経済にも詳しいこと。
例えば日本のバブル崩壊の引き金になった1985年のプラザ合意の真の目的は? 小泉純一郎と竹中平蔵は、なぜ郵政民営化(売国行為)を強引に進めたのか?
報道された出来事の裏側は大変興味深い。
もちろん、二人の説を盲信するつもりは無いのだが、たとえば、矢部宏治氏(ジャーナリスト)が著作「知ってはいけない」で明らかにした日米密約を裏付けるような内容を二人が語っているために、説得力がある。
二人の裏話はパズルの大事なピースで、そのピースをはめると一枚の絵が完成し、全体像が明らかになる。
この面白さに引っ張られ、最後まで一気読みしました。
また、霊や宇宙存在(バシャールなど)についてもページを多く割いていて、霊は過去の存在、宇宙存在は未来の存在、現世は今の存在など、納得すること多々あり。
最後の方では、これからの日本の使命にも触れており読後感も良かったです。
- 単行本: 276ページ
- 出版社: 学研パブリッシング (2014/1/28)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4054059147
- ISBN-13: 978-4054059146
- 発売日: 2014/1/28
- 梱包サイズ: 19.2 x 13.2 x 3 cm
- おすすめ度: 7件のカスタマーレビュー
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