幸福やよい人生について本を書くのは、やはりプロ(研究者)に任せるべきで、その知識を拝借した作家やビジネスマンが書くべきではないと感じました。
研究者(心理学者を含む科学者)が書いた論文や本には、自分で調査した結果明らかになった事実が書いてありますが、この手の二次創作本には著者の解釈や誇張がふんだんに盛り込まれています。
もちろん、それが著者の意見が書かれた本というものなのですが、「この著者の意見が知りたい」のではなく、「よい人生を生きるためのヒントが欲しい」のであれば、面倒ですが、この本で引用されている研究者たちの著作を読んだほうが有益です。
余談ですが、21章「目標を立てよう」には、「幸福度は目標を達成できたかどうかで決まる」という小見出しがありますが、作家やビジネスマンが書くとこういう極端な断言調になりがちです。
正しくは「目標を達成できたかどうかは幸福度に影響する」ではないでしょうか。
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Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法 ペーパーバック – 2019/4/1
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★令和元年に最も売れたビジネス書 第1位! (honto調べ)
★オリエンタルラジオ 中田敦彦さん「YouTube大学」で大絶賛!
■複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針!
この複雑な世界を生き抜くために、
私たちは、何を指針にすればいいのか?
「よい人生」とはいったいどういうものなのか?
古代の伝統的なモデルから最新の心理学研究の結果、
ストア派をはじめとする哲学や、バリュー投資家の思考まで、
膨大な研究結果をひもときながら、
「よい人生」を送るための52の思考法を本書で明らかにする。
■世界29か国で話題沸騰!
『シュピーゲル』ベストセラーランキング1位!
スイスのベストセラー作家がまとめた本書は、
ドイツで25万部を突破し、
世界29か国で翻訳されたベストセラー。
ドイツをはじめ世界中から、絶讃の声が多数寄せられている。
「一度手にしたら、あなたは二度と手放せなくなる」
――テンリー・E・オルブライト
(マサチューセッツ工科大学共同イニシアチブディレクター・
ハーバード大学医学部名誉教授)
「どうすればよい人生を送ることができるか、驚くほど多くの助言を与えてくれている」
――ジェームズ・R・フリン
(ニュージーランド オタゴ大学名誉教授・フリン効果発見者)
「ただ普通に読むのではもったいない。一語一語、ゆっくりと味わうように読んでいる」
――フランク・エルストナー(テレビ司会者)
「ヨーロッパでもっとも才気あふれる思想家のひとりだ」
――マット・リドレー(ベストセラー作家)
「巧みでわかりやすく、とても説得力がある」
――ゲアハルト・シュレーダー(ドイツ元首相)
多くの学術研究の裏づけにもとづいた、
人生が上向きになる「具体的なノウハウ」が満載。
強力な「思考の道具箱」をぜひ手に入れてほしい。
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■複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針!
この複雑な世界を生き抜くために、
私たちは、何を指針にすればいいのか?
「よい人生」とはいったいどういうものなのか?
古代の伝統的なモデルから最新の心理学研究の結果、
ストア派をはじめとする哲学や、バリュー投資家の思考まで、
膨大な研究結果をひもときながら、
「よい人生」を送るための52の思考法を本書で明らかにする。
■世界29か国で話題沸騰!
『シュピーゲル』ベストセラーランキング1位!
スイスのベストセラー作家がまとめた本書は、
ドイツで25万部を突破し、
世界29か国で翻訳されたベストセラー。
ドイツをはじめ世界中から、絶讃の声が多数寄せられている。
「一度手にしたら、あなたは二度と手放せなくなる」
――テンリー・E・オルブライト
(マサチューセッツ工科大学共同イニシアチブディレクター・
ハーバード大学医学部名誉教授)
「どうすればよい人生を送ることができるか、驚くほど多くの助言を与えてくれている」
――ジェームズ・R・フリン
(ニュージーランド オタゴ大学名誉教授・フリン効果発見者)
「ただ普通に読むのではもったいない。一語一語、ゆっくりと味わうように読んでいる」
――フランク・エルストナー(テレビ司会者)
「ヨーロッパでもっとも才気あふれる思想家のひとりだ」
――マット・リドレー(ベストセラー作家)
「巧みでわかりやすく、とても説得力がある」
――ゲアハルト・シュレーダー(ドイツ元首相)
多くの学術研究の裏づけにもとづいた、
人生が上向きになる「具体的なノウハウ」が満載。
強力な「思考の道具箱」をぜひ手に入れてほしい。
- 本の長さ478ページ
- 言語日本語
- 出版社サンマーク出版
- 発売日2019/4/1
- 寸法12.8 x 2.3 x 18.8 cm
- ISBN-104763137247
- ISBN-13978-4763137241
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商品の説明
出版社からのコメント
【目次より】
・考えるより、行動しよう──「思考の飽和点」に達する前に始める
・なんでも柔軟に修正しよう──完璧な条件設定が存在しないわけ
・大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう──最初に「全体図」を把握する
・支払いを先にしよう──わざと「心の錯覚」を起こす
・戦略的に「頑固」になろう──「宣誓」することの強さを知る
・必要なテクノロジー以外は持たない──それは時間の短縮か? 浪費か?
・幸せを台無しにするような要因を取り除こう──問題を避けて手に入れる豊かさ
・謙虚さを心がけよう──あなたの成功は自ら手に入れたものではない
・自分の感情に従うのはやめよう──自分の気持ちから距離を置く方法
・ものごとを全体的にとらえよう──特定の要素だけを過大評価しない
・買い物は控えめにしよう──「モノ」より「経験」にお金を使ったほうがいい理由
・自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう──「能力の輪」をつくる
・静かな生活を大事にしよう──冒険好きな人より、退屈な人のほうが成功する
・SNSの評価から離れよう──自分の中にある基準を見つける
・自分と波長の合う相手を選ぼう──自分は変えられても、他人は変えられない
・思い出づくりよりも、いまを大切にしよう──人生はアルバムとは違うわけ
・そそられるオファーが来たときの判断を誤らない──「尊厳の輪」をつくる その3
・性急に意見を述べるのはやめよう──意見がないほうが人生がよくなる理由
・嫉妬を上手にコントロールしよう──自分を他人と比較しない
・解決よりも、予防をしよう──賢明さとは「予防措置」をほどこすこと
・読書の仕方を変えてみよう──読書効果を最大限に引き出す方法
・「心の引き算」をしよう──自分の幸せに気づくための戦略
・形だけを模倣するのはやめよう──カーゴ・カルトの犠牲にならない
・組織に属さない人たちと交流を持とう──組織外の友人がもたらしてくれるもの
・期待を管理しよう──期待は少ないほうが幸せになれる
・本当に価値のあるものを見きわめよう──あらゆるものの90パーセントは無駄である
・自分を重要視しすぎないようにしよう──謙虚であることの利点
・自分の人生に集中しよう──誰かを「偉人」に仕立てあげるべきではない理由
・内なる成功を目指そう──物質的な成功より内面の充実のほうが大事なわけ
……など52章
・考えるより、行動しよう──「思考の飽和点」に達する前に始める
・なんでも柔軟に修正しよう──完璧な条件設定が存在しないわけ
・大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう──最初に「全体図」を把握する
・支払いを先にしよう──わざと「心の錯覚」を起こす
・戦略的に「頑固」になろう──「宣誓」することの強さを知る
・必要なテクノロジー以外は持たない──それは時間の短縮か? 浪費か?
・幸せを台無しにするような要因を取り除こう──問題を避けて手に入れる豊かさ
・謙虚さを心がけよう──あなたの成功は自ら手に入れたものではない
・自分の感情に従うのはやめよう──自分の気持ちから距離を置く方法
・ものごとを全体的にとらえよう──特定の要素だけを過大評価しない
・買い物は控えめにしよう──「モノ」より「経験」にお金を使ったほうがいい理由
・自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう──「能力の輪」をつくる
・静かな生活を大事にしよう──冒険好きな人より、退屈な人のほうが成功する
・SNSの評価から離れよう──自分の中にある基準を見つける
・自分と波長の合う相手を選ぼう──自分は変えられても、他人は変えられない
・思い出づくりよりも、いまを大切にしよう──人生はアルバムとは違うわけ
・そそられるオファーが来たときの判断を誤らない──「尊厳の輪」をつくる その3
・性急に意見を述べるのはやめよう──意見がないほうが人生がよくなる理由
・嫉妬を上手にコントロールしよう──自分を他人と比較しない
・解決よりも、予防をしよう──賢明さとは「予防措置」をほどこすこと
・読書の仕方を変えてみよう──読書効果を最大限に引き出す方法
・「心の引き算」をしよう──自分の幸せに気づくための戦略
・形だけを模倣するのはやめよう──カーゴ・カルトの犠牲にならない
・組織に属さない人たちと交流を持とう──組織外の友人がもたらしてくれるもの
・期待を管理しよう──期待は少ないほうが幸せになれる
・本当に価値のあるものを見きわめよう──あらゆるものの90パーセントは無駄である
・自分を重要視しすぎないようにしよう──謙虚であることの利点
・自分の人生に集中しよう──誰かを「偉人」に仕立てあげるべきではない理由
・内なる成功を目指そう──物質的な成功より内面の充実のほうが大事なわけ
……など52章
内容(「BOOK」データベースより)
この複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針。心理学、行動経済学、哲学、投資家や起業家の思想をひもとき、スイスのベストセラー作家が渾身の力でまとめ上げた、未来が変わる「52の考え方」。
著者について
ロルフ・ドベリ
作家、実業家。
1966年、スイス生まれ。スイス、ザンクトガレン大学卒業。スイス航空会社の子会社数社にて最高財務責任者、最高経営責任者を歴任後、ビジネス書籍の要約を提供する世界最大規模のオンライン・ライブラリー「getAbstract」を設立。35歳から執筆活動をはじめ、ドイツ、スイスなどのさまざまな新聞、雑誌にてコラムを連載。著書『なぜ、間違えたのか?――誰もがハマる52の思考の落とし穴』(サンマーク出版)はドイツ『シュピーゲル』ベストセラーランキングで1位にランクインし、大きな話題となった。本書はドイツで25万部突破のベストセラーで、世界29か国で翻訳されている。著者累計売上部数は250万部を超える。小説家、パイロットでもある。スイス、ベルン在住。
安原実津(やすはら・みつ)
ドイツ語、英語翻訳家。
訳書に『ドールハウス ヨーロッパの小さな建築とインテリアの歴史』(パイインターナショナル)、『プレゼンのパワーを最大限にする50のジェスチャー』(日経BP社)、『先入観を捨てセカンドキャリアへ進む方法――既成概念・年齢にとらわれずに働く術』(パンローリング)がある。
作家、実業家。
1966年、スイス生まれ。スイス、ザンクトガレン大学卒業。スイス航空会社の子会社数社にて最高財務責任者、最高経営責任者を歴任後、ビジネス書籍の要約を提供する世界最大規模のオンライン・ライブラリー「getAbstract」を設立。35歳から執筆活動をはじめ、ドイツ、スイスなどのさまざまな新聞、雑誌にてコラムを連載。著書『なぜ、間違えたのか?――誰もがハマる52の思考の落とし穴』(サンマーク出版)はドイツ『シュピーゲル』ベストセラーランキングで1位にランクインし、大きな話題となった。本書はドイツで25万部突破のベストセラーで、世界29か国で翻訳されている。著者累計売上部数は250万部を超える。小説家、パイロットでもある。スイス、ベルン在住。
安原実津(やすはら・みつ)
ドイツ語、英語翻訳家。
訳書に『ドールハウス ヨーロッパの小さな建築とインテリアの歴史』(パイインターナショナル)、『プレゼンのパワーを最大限にする50のジェスチャー』(日経BP社)、『先入観を捨てセカンドキャリアへ進む方法――既成概念・年齢にとらわれずに働く術』(パンローリング)がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ドベリ,ロルフ
作家、実業家。1966年、スイス生まれ。スイスのザンクトガレン大学卒業。スイス航空会社の子会社数社にて最高財務責任者、最高経営責任者を歴任後、ビジネス書籍の要約を提供する世界最大規模のオンライン・ライブラリー「getAbstract」を設立。35歳から執筆活動をはじめ、ドイツ、スイスなどのさまざまな新聞、雑誌にてコラムを連載。小説家、パイロットでもある。現在はスイス、ベルン在住
安原/実津
ドイツ語、英語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
作家、実業家。1966年、スイス生まれ。スイスのザンクトガレン大学卒業。スイス航空会社の子会社数社にて最高財務責任者、最高経営責任者を歴任後、ビジネス書籍の要約を提供する世界最大規模のオンライン・ライブラリー「getAbstract」を設立。35歳から執筆活動をはじめ、ドイツ、スイスなどのさまざまな新聞、雑誌にてコラムを連載。小説家、パイロットでもある。現在はスイス、ベルン在住
安原/実津
ドイツ語、英語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : サンマーク出版 (2019/4/1)
- 発売日 : 2019/4/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 478ページ
- ISBN-10 : 4763137247
- ISBN-13 : 978-4763137241
- 寸法 : 12.8 x 2.3 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 15,386位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 397位倫理学入門
- - 1,412位自己啓発 (本)
- - 2,255位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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間違いなくある種の思考革命が起こる。私は一年に2000冊はゆうに読むが、手に取って数ページ読んで確信した、本書は2019年のベスト書のひとつだ。本書のまず重厚感、分厚さに驚くだろう。分厚いものは無理だ。そう思うかもしれないが、まず手にとって好きなところを開いて欲しい。そこには、わかりやすく、読みやすい文章が書かれている。そして、10ページは読んでほしい。どのページ開いても、あなたの出合ったことのない衝撃的な内容が書かれている。1ページ、2ページ、本書を数ページ進むごとに、あなたの心は今より、少しずつ晴れ渡るその思考法を手にすることができる。もしも、あなたが日々の社会に疲れを感じているのであれば、本書を読むことで、大幅にリフレッシュされることだろう。読む前と読んだ後では、あなたそのもの、人生が良き方向に変化している、そんな一冊だ。まさに、本書は、現代社会の疲れから私たちが幸福を得るための「思考法の新常識」だ。現代人が、この複雑な社会を生き抜くための「思考法のバイブル」といっても過言ではないだろう。と、一瞬にコピーが浮かぶぐらい名著。これは、ほんと必見。それでは、本書の心に響いたポイントを見ていこう。あなたの「感情」をコンパス代わりにしてはいけない。あなたの心の中のコンパスにはたくさんの磁針がついていて、そのすべてが違う方向を指しながら、常に不安定にぐるぐる回り続けている。「感情」の代わりにあなたが分析しなければならないのは、あなたの「過去」だ。本音をさらけ出さないほうがいい理由1.自分のことを本当にわかっているとはいえない2.本音をあけすけに語っても、自分をこっけいに見せるだけ3.外側との境界のない生物は長く生きられない意識的に「二番目の人格」をつくりあげるこの「二番目の人格」は作為的につくりあげた虚像というわけではない。安定した信頼を勝ち得るための、「職業上の外向きの顔」だ。「不安」に対する三つの具体的な対処法1.「私の心配ごとメモ」というタイトルをつけたメモ帳を一冊用意する2.「保険」をかけよう3.「仕事」に精神を集中させよう「つらい状況を乗り切る」ための四つのアドバイス1.運命の存在を受け入れること2.あなたが所有しているものも、大事にしているものも、愛しているものも、 すべては永遠でないと理解しておくこと3.すべてを、あるいは多くのものを失ったとしても、あなたの人生はよいことのほうが多く、 よいことにも、負の要素はつきものだったことを忘れないこと。4.あなたの思考や、思考の道具や、不運や損失や状況の悪化に対する精神的な対処法 だけは、誰もあなたから取り上げられないということだ。脳の記憶領域には限りがあるコンピューターは、生データの最小の情報単位であるビットで保存する。それに対して脳は、生ではなく加工したデータを保存するお気に入りの保存単位も「ビット」ではなく「ストーリー」だ。 脳には800億の細胞があるが、私たちの見るもの、読むもの、聞くもの、匂いや味わうもの、考えることや感じることをすべて保存するには足りない。そこで、脳は、データを圧縮するコツを生み出した。それが「ストーリー」を作ることである。あなたがどこに注意を向けるかで、あなたが志和瀬を感じるかどうかが決まる。二度読んだときの読書効果は、一度しか読まないときの倍どころではない。私の経験からいえば、ほぼ10倍にふくれあがる。その日その日を人生最高傑作の日にしよういやぁ、ほんと名著!これはぜひ手に取って読んでほしい!
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2019年5月6日に日本でレビュー済み
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437人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年4月8日に日本でレビュー済み
間違いなくある種の思考革命が起こる。
私は一年に2000冊はゆうに読むが、
手に取って数ページ読んで確信した、
本書は2019年のベスト書のひとつだ。
本書のまず重厚感、分厚さに驚くだろう。
分厚いものは無理だ。そう思うかもしれないが、
まず手にとって好きなところを開いて欲しい。
そこには、わかりやすく、読みやすい文章が書かれている。
そして、10ページは読んでほしい。
どのページ開いても、
あなたの出合ったことのない衝撃的な内容が書かれている。
1ページ、2ページ、本書を数ページ進むごとに、
あなたの心は今より、少しずつ晴れ渡る
その思考法を手にすることができる。
もしも、あなたが日々の社会に疲れを感じているのであれば、
本書を読むことで、大幅にリフレッシュされることだろう。
読む前と読んだ後では、
あなたそのもの、人生が良き方向に変化している、
そんな一冊だ。
まさに、本書は、現代社会の疲れから
私たちが幸福を得るための
「思考法の新常識」だ。
現代人が、この複雑な社会を生き抜くための
「思考法のバイブル」といっても過言ではないだろう。
と、一瞬にコピーが浮かぶぐらい名著。
これは、ほんと必見。
それでは、本書の心に響いたポイントを見ていこう。
あなたの「感情」をコンパス代わりにしてはいけない。
あなたの心の中のコンパスにはたくさんの磁針がついていて、
そのすべてが違う方向を指しながら、常に不安定にぐるぐる回り続けている。
「感情」の代わりにあなたが分析しなければならないのは、あなたの「過去」だ。
本音をさらけ出さないほうがいい理由
1.自分のことを本当にわかっているとはいえない
2.本音をあけすけに語っても、自分をこっけいに見せるだけ
3.外側との境界のない生物は長く生きられない
意識的に「二番目の人格」をつくりあげる
この「二番目の人格」は作為的につくりあげた虚像というわけではない。
安定した信頼を勝ち得るための、「職業上の外向きの顔」だ。
「不安」に対する三つの具体的な対処法
1.「私の心配ごとメモ」というタイトルをつけたメモ帳を一冊用意する
2.「保険」をかけよう
3.「仕事」に精神を集中させよう
「つらい状況を乗り切る」ための四つのアドバイス
1.運命の存在を受け入れること
2.あなたが所有しているものも、大事にしているものも、愛しているものも、
すべては永遠でないと理解しておくこと
3.すべてを、あるいは多くのものを失ったとしても、あなたの人生はよいことのほうが多く、
よいことにも、負の要素はつきものだったことを忘れないこと。
4.あなたの思考や、思考の道具や、不運や損失や状況の悪化に対する精神的な対処法
だけは、誰もあなたから取り上げられないということだ。
脳の記憶領域には限りがある
コンピューターは、生データの最小の情報単位であるビットで保存する。それに対して脳は、生ではなく加工したデータを保存するお気に入りの保存単位も「ビット」ではなく「ストーリー」だ。
脳には800億の細胞があるが、私たちの見るもの、読むもの、聞くもの、匂いや味わうもの、考えることや感じることをすべて保存するには足りない。そこで、脳は、データを圧縮するコツを生み出した。それが「ストーリー」を作ることである。
あなたがどこに注意を向けるかで、あなたが志和瀬を感じるかどうかが決まる。
二度読んだときの読書効果は、一度しか読まないときの倍どころではない。
私の経験からいえば、ほぼ10倍にふくれあがる。
その日その日を人生最高傑作の日にしよう
いやぁ、ほんと名著!
これはぜひ手に取って読んでほしい!
私は一年に2000冊はゆうに読むが、
手に取って数ページ読んで確信した、
本書は2019年のベスト書のひとつだ。
本書のまず重厚感、分厚さに驚くだろう。
分厚いものは無理だ。そう思うかもしれないが、
まず手にとって好きなところを開いて欲しい。
そこには、わかりやすく、読みやすい文章が書かれている。
そして、10ページは読んでほしい。
どのページ開いても、
あなたの出合ったことのない衝撃的な内容が書かれている。
1ページ、2ページ、本書を数ページ進むごとに、
あなたの心は今より、少しずつ晴れ渡る
その思考法を手にすることができる。
もしも、あなたが日々の社会に疲れを感じているのであれば、
本書を読むことで、大幅にリフレッシュされることだろう。
読む前と読んだ後では、
あなたそのもの、人生が良き方向に変化している、
そんな一冊だ。
まさに、本書は、現代社会の疲れから
私たちが幸福を得るための
「思考法の新常識」だ。
現代人が、この複雑な社会を生き抜くための
「思考法のバイブル」といっても過言ではないだろう。
と、一瞬にコピーが浮かぶぐらい名著。
これは、ほんと必見。
それでは、本書の心に響いたポイントを見ていこう。
あなたの「感情」をコンパス代わりにしてはいけない。
あなたの心の中のコンパスにはたくさんの磁針がついていて、
そのすべてが違う方向を指しながら、常に不安定にぐるぐる回り続けている。
「感情」の代わりにあなたが分析しなければならないのは、あなたの「過去」だ。
本音をさらけ出さないほうがいい理由
1.自分のことを本当にわかっているとはいえない
2.本音をあけすけに語っても、自分をこっけいに見せるだけ
3.外側との境界のない生物は長く生きられない
意識的に「二番目の人格」をつくりあげる
この「二番目の人格」は作為的につくりあげた虚像というわけではない。
安定した信頼を勝ち得るための、「職業上の外向きの顔」だ。
「不安」に対する三つの具体的な対処法
1.「私の心配ごとメモ」というタイトルをつけたメモ帳を一冊用意する
2.「保険」をかけよう
3.「仕事」に精神を集中させよう
「つらい状況を乗り切る」ための四つのアドバイス
1.運命の存在を受け入れること
2.あなたが所有しているものも、大事にしているものも、愛しているものも、
すべては永遠でないと理解しておくこと
3.すべてを、あるいは多くのものを失ったとしても、あなたの人生はよいことのほうが多く、
よいことにも、負の要素はつきものだったことを忘れないこと。
4.あなたの思考や、思考の道具や、不運や損失や状況の悪化に対する精神的な対処法
だけは、誰もあなたから取り上げられないということだ。
脳の記憶領域には限りがある
コンピューターは、生データの最小の情報単位であるビットで保存する。それに対して脳は、生ではなく加工したデータを保存するお気に入りの保存単位も「ビット」ではなく「ストーリー」だ。
脳には800億の細胞があるが、私たちの見るもの、読むもの、聞くもの、匂いや味わうもの、考えることや感じることをすべて保存するには足りない。そこで、脳は、データを圧縮するコツを生み出した。それが「ストーリー」を作ることである。
あなたがどこに注意を向けるかで、あなたが志和瀬を感じるかどうかが決まる。
二度読んだときの読書効果は、一度しか読まないときの倍どころではない。
私の経験からいえば、ほぼ10倍にふくれあがる。
その日その日を人生最高傑作の日にしよう
いやぁ、ほんと名著!
これはぜひ手に取って読んでほしい!

間違いなくある種の思考革命が起こる。
私は一年に2000冊はゆうに読むが、
手に取って数ページ読んで確信した、
本書は2019年のベスト書のひとつだ。
本書のまず重厚感、分厚さに驚くだろう。
分厚いものは無理だ。そう思うかもしれないが、
まず手にとって好きなところを開いて欲しい。
そこには、わかりやすく、読みやすい文章が書かれている。
そして、10ページは読んでほしい。
どのページ開いても、
あなたの出合ったことのない衝撃的な内容が書かれている。
1ページ、2ページ、本書を数ページ進むごとに、
あなたの心は今より、少しずつ晴れ渡る
その思考法を手にすることができる。
もしも、あなたが日々の社会に疲れを感じているのであれば、
本書を読むことで、大幅にリフレッシュされることだろう。
読む前と読んだ後では、
あなたそのもの、人生が良き方向に変化している、
そんな一冊だ。
まさに、本書は、現代社会の疲れから
私たちが幸福を得るための
「思考法の新常識」だ。
現代人が、この複雑な社会を生き抜くための
「思考法のバイブル」といっても過言ではないだろう。
と、一瞬にコピーが浮かぶぐらい名著。
これは、ほんと必見。
それでは、本書の心に響いたポイントを見ていこう。
あなたの「感情」をコンパス代わりにしてはいけない。
あなたの心の中のコンパスにはたくさんの磁針がついていて、
そのすべてが違う方向を指しながら、常に不安定にぐるぐる回り続けている。
「感情」の代わりにあなたが分析しなければならないのは、あなたの「過去」だ。
本音をさらけ出さないほうがいい理由
1.自分のことを本当にわかっているとはいえない
2.本音をあけすけに語っても、自分をこっけいに見せるだけ
3.外側との境界のない生物は長く生きられない
意識的に「二番目の人格」をつくりあげる
この「二番目の人格」は作為的につくりあげた虚像というわけではない。
安定した信頼を勝ち得るための、「職業上の外向きの顔」だ。
「不安」に対する三つの具体的な対処法
1.「私の心配ごとメモ」というタイトルをつけたメモ帳を一冊用意する
2.「保険」をかけよう
3.「仕事」に精神を集中させよう
「つらい状況を乗り切る」ための四つのアドバイス
1.運命の存在を受け入れること
2.あなたが所有しているものも、大事にしているものも、愛しているものも、
すべては永遠でないと理解しておくこと
3.すべてを、あるいは多くのものを失ったとしても、あなたの人生はよいことのほうが多く、
よいことにも、負の要素はつきものだったことを忘れないこと。
4.あなたの思考や、思考の道具や、不運や損失や状況の悪化に対する精神的な対処法
だけは、誰もあなたから取り上げられないということだ。
脳の記憶領域には限りがある
コンピューターは、生データの最小の情報単位であるビットで保存する。それに対して脳は、生ではなく加工したデータを保存するお気に入りの保存単位も「ビット」ではなく「ストーリー」だ。
脳には800億の細胞があるが、私たちの見るもの、読むもの、聞くもの、匂いや味わうもの、考えることや感じることをすべて保存するには足りない。そこで、脳は、データを圧縮するコツを生み出した。それが「ストーリー」を作ることである。
あなたがどこに注意を向けるかで、あなたが志和瀬を感じるかどうかが決まる。
二度読んだときの読書効果は、一度しか読まないときの倍どころではない。
私の経験からいえば、ほぼ10倍にふくれあがる。
その日その日を人生最高傑作の日にしよう
いやぁ、ほんと名著!
これはぜひ手に取って読んでほしい!
私は一年に2000冊はゆうに読むが、
手に取って数ページ読んで確信した、
本書は2019年のベスト書のひとつだ。
本書のまず重厚感、分厚さに驚くだろう。
分厚いものは無理だ。そう思うかもしれないが、
まず手にとって好きなところを開いて欲しい。
そこには、わかりやすく、読みやすい文章が書かれている。
そして、10ページは読んでほしい。
どのページ開いても、
あなたの出合ったことのない衝撃的な内容が書かれている。
1ページ、2ページ、本書を数ページ進むごとに、
あなたの心は今より、少しずつ晴れ渡る
その思考法を手にすることができる。
もしも、あなたが日々の社会に疲れを感じているのであれば、
本書を読むことで、大幅にリフレッシュされることだろう。
読む前と読んだ後では、
あなたそのもの、人生が良き方向に変化している、
そんな一冊だ。
まさに、本書は、現代社会の疲れから
私たちが幸福を得るための
「思考法の新常識」だ。
現代人が、この複雑な社会を生き抜くための
「思考法のバイブル」といっても過言ではないだろう。
と、一瞬にコピーが浮かぶぐらい名著。
これは、ほんと必見。
それでは、本書の心に響いたポイントを見ていこう。
あなたの「感情」をコンパス代わりにしてはいけない。
あなたの心の中のコンパスにはたくさんの磁針がついていて、
そのすべてが違う方向を指しながら、常に不安定にぐるぐる回り続けている。
「感情」の代わりにあなたが分析しなければならないのは、あなたの「過去」だ。
本音をさらけ出さないほうがいい理由
1.自分のことを本当にわかっているとはいえない
2.本音をあけすけに語っても、自分をこっけいに見せるだけ
3.外側との境界のない生物は長く生きられない
意識的に「二番目の人格」をつくりあげる
この「二番目の人格」は作為的につくりあげた虚像というわけではない。
安定した信頼を勝ち得るための、「職業上の外向きの顔」だ。
「不安」に対する三つの具体的な対処法
1.「私の心配ごとメモ」というタイトルをつけたメモ帳を一冊用意する
2.「保険」をかけよう
3.「仕事」に精神を集中させよう
「つらい状況を乗り切る」ための四つのアドバイス
1.運命の存在を受け入れること
2.あなたが所有しているものも、大事にしているものも、愛しているものも、
すべては永遠でないと理解しておくこと
3.すべてを、あるいは多くのものを失ったとしても、あなたの人生はよいことのほうが多く、
よいことにも、負の要素はつきものだったことを忘れないこと。
4.あなたの思考や、思考の道具や、不運や損失や状況の悪化に対する精神的な対処法
だけは、誰もあなたから取り上げられないということだ。
脳の記憶領域には限りがある
コンピューターは、生データの最小の情報単位であるビットで保存する。それに対して脳は、生ではなく加工したデータを保存するお気に入りの保存単位も「ビット」ではなく「ストーリー」だ。
脳には800億の細胞があるが、私たちの見るもの、読むもの、聞くもの、匂いや味わうもの、考えることや感じることをすべて保存するには足りない。そこで、脳は、データを圧縮するコツを生み出した。それが「ストーリー」を作ることである。
あなたがどこに注意を向けるかで、あなたが志和瀬を感じるかどうかが決まる。
二度読んだときの読書効果は、一度しか読まないときの倍どころではない。
私の経験からいえば、ほぼ10倍にふくれあがる。
その日その日を人生最高傑作の日にしよう
いやぁ、ほんと名著!
これはぜひ手に取って読んでほしい!
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2019年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルと表紙のデザインが素晴らしく一貫性があり、
内容にもしっかりとしたコンセプトを期待してしまったが、
実際の内容は、どこかで聞いた事のある各種フレームワークの寄せ集め。
元になった文献の紹介も付いていれば、カタログとしては有用だっだが、それもなく、久しぶりに「やっちまった」買い物になった。
こういう情報の二次加工ものは、本棚の置き場に困る。
典型的な古本屋に溢れるパターンだろうね。
ただ、例えば初めて管理職になって、ビジネス本を初めて買ってみる…とか、そういう読者にはバランスの良い本だとは思う。
経費で落とせるなら、Kindleで軽く読んでみても良いかも知れない…けど、Kindleは古本として売れないのよねw
内容にもしっかりとしたコンセプトを期待してしまったが、
実際の内容は、どこかで聞いた事のある各種フレームワークの寄せ集め。
元になった文献の紹介も付いていれば、カタログとしては有用だっだが、それもなく、久しぶりに「やっちまった」買い物になった。
こういう情報の二次加工ものは、本棚の置き場に困る。
典型的な古本屋に溢れるパターンだろうね。
ただ、例えば初めて管理職になって、ビジネス本を初めて買ってみる…とか、そういう読者にはバランスの良い本だとは思う。
経費で落とせるなら、Kindleで軽く読んでみても良いかも知れない…けど、Kindleは古本として売れないのよねw
2019年5月16日に日本でレビュー済み
本日、52の思考法を一通り、読了したところでのレビューです。著者も気に入った本は2度、繰り返して読むと決めているそうですが、この本も2度目を読むと、また違った評価になるのかもしれません。
こちら、45歳の男性ですが、参考になったことと、ならなかったことがある、という評価になる気がします。期待通りだった点と、期待外れだった点ということになるかもしれませんが。購読している日刊紙に掲載されていた広告を見て、読んでみたくなり、直ぐに購入して読み始めました。読み始めると、期待通りの内容で、ドンドン読んでいきました。
しかし、途中の「他人の評価から自由になったほうがいい理由」ですかね、この箇所を読んだ時に、SNSの評価はともかくとして、企業に勤めている以上、他人の評価から完全に自由になることなんて、できないわけなので、不可能なことを言われても、と思ってしまいました。そう思ってしまうと、その前の章で、なるほどと感心した「能力の輪」の話も、確かにおっしゃることは一理あるが、とはいえ、自分の能力を超えるところにチャレンジするのも重要なはずで、この「能力の輪」の話は、そうした挑戦を否定していることになるような気もするが、ホントに大丈夫?、と思ってしまいました。1度、筆者の主張に懐疑的になってしまうと、そこから先は、最初の方と同じようには集中して読めなくなってしまいました。筆者の主張に懐疑的になってしまったわけなので、当然と言えば、当然ですが。
しかし、最後の章の「内なる成功を目指そう」は、良いクロージングになっていて、最後には、この本を読んで良かったと思いました。金銭的な満足度が上がるサラリーの上限の話や、「モノ」よりも「経験」にお金を掛けた方がいい理由の話などは説得力がありました。少し時間を置いて、もう1度、新たな気持ちで読んでみようかと思います。
まとめますと、確かに得るところは、それなりにあると思いますが、「この複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針」とか、「見解の宝庫だ!」とかの大絶賛を期待して読むと、やや過大な期待になるような気がします。
こちら、45歳の男性ですが、参考になったことと、ならなかったことがある、という評価になる気がします。期待通りだった点と、期待外れだった点ということになるかもしれませんが。購読している日刊紙に掲載されていた広告を見て、読んでみたくなり、直ぐに購入して読み始めました。読み始めると、期待通りの内容で、ドンドン読んでいきました。
しかし、途中の「他人の評価から自由になったほうがいい理由」ですかね、この箇所を読んだ時に、SNSの評価はともかくとして、企業に勤めている以上、他人の評価から完全に自由になることなんて、できないわけなので、不可能なことを言われても、と思ってしまいました。そう思ってしまうと、その前の章で、なるほどと感心した「能力の輪」の話も、確かにおっしゃることは一理あるが、とはいえ、自分の能力を超えるところにチャレンジするのも重要なはずで、この「能力の輪」の話は、そうした挑戦を否定していることになるような気もするが、ホントに大丈夫?、と思ってしまいました。1度、筆者の主張に懐疑的になってしまうと、そこから先は、最初の方と同じようには集中して読めなくなってしまいました。筆者の主張に懐疑的になってしまったわけなので、当然と言えば、当然ですが。
しかし、最後の章の「内なる成功を目指そう」は、良いクロージングになっていて、最後には、この本を読んで良かったと思いました。金銭的な満足度が上がるサラリーの上限の話や、「モノ」よりも「経験」にお金を掛けた方がいい理由の話などは説得力がありました。少し時間を置いて、もう1度、新たな気持ちで読んでみようかと思います。
まとめますと、確かに得るところは、それなりにあると思いますが、「この複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針」とか、「見解の宝庫だ!」とかの大絶賛を期待して読むと、やや過大な期待になるような気がします。
2019年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本屋でサッと立ち読みした時は革新的なことが書いてある印象で、Kindleで買ってみました。
よく読んでみると、結論!と言いながら断定口調でけっこう偏ったことが書いてあるので返品したくなりました。しかし、一応購入したので全部読みました。
好きな箇所より嫌いな箇所が多い本です。
主に嫌いな考え方の箇所は2つあります。
・自分の感情は9割あてにならないので他人のことを考えよう
いやいやいや、今の時代自分の感情を無視してるから鬱が増えてるんじゃないですか?なんという古典的なスパルタ本。
・内なる成功を目指して外の成功にはとらわれないようにしよう
いやいやいやいや、例えば外の成功が例えば仕事や家庭だとして、そこがうまくいってなかったら内なる心は安定しないと思います。
借金して首が回らなくても心の平穏があるのかと言いたい。
よく読んでみると、結論!と言いながら断定口調でけっこう偏ったことが書いてあるので返品したくなりました。しかし、一応購入したので全部読みました。
好きな箇所より嫌いな箇所が多い本です。
主に嫌いな考え方の箇所は2つあります。
・自分の感情は9割あてにならないので他人のことを考えよう
いやいやいや、今の時代自分の感情を無視してるから鬱が増えてるんじゃないですか?なんという古典的なスパルタ本。
・内なる成功を目指して外の成功にはとらわれないようにしよう
いやいやいやいや、例えば外の成功が例えば仕事や家庭だとして、そこがうまくいってなかったら内なる心は安定しないと思います。
借金して首が回らなくても心の平穏があるのかと言いたい。
2019年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数多ある啓発書のなかでも、とても地に足のついた一冊。『大成功』『大金持ち』『人生を~』といった刺激的なタイトルで夢を見させるだけの啓発書とは一線を画す。
シンプルな装丁で田舎では平積みにもされていない本書を、読んだことがある、もしくは知っている人ならば、これまでも啓発書の類はいくつも読んでいることでしょう。そして本棚を眺め、上記の様な派手なタイトルが並んでいることにちょっと気恥ずかしさを感じている頃ではないでしょうか?それらの本を一斉に手放し本棚をすっきりさせてくれる内容で、それでいて一見重厚そうに思わせる背表紙や厚さは、例えば『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』などと並べてもちょっとサマになり本棚の格を上げてくれるのではないでしょうか。
・何を書くかというアイデアは、「考えているとき」にではなく「書いている最中」に浮かぶ
・人生において自分が何を求めているかを知るには、何かを始めてみるのが一番だ
・重要なのは「スタート」ではなく、「修正技術」のほう
・大人になってからの最初の数年間で重要なのは、お金を稼ぐことでもキャリアを積むことでもない。「人生の全体図を把握すること」
・あるアメリカ車の平均速度は「たったの六キロ」程度だった
・幸せを大きく損なう「人生のマイナス要素」の中に挙げられていないものがある。「病気」「身体的障害」「離婚」だ。これらのことで受けたショックが、思っているほど長続きしないことは、数多くの研究結果ですでに明らかになっている
私の中で面白いなと感じた物を列挙してみた。内容はコラムを集めたもので細かく52のセッションに分かれているため、読書習慣の無い方でも比較的取っ付きやすいし、そもそも読む場所を選べばあっという間に読み切れる。
ただ最新の学術研究からという割には、本文ではあまりにもサラッと、しかも著者の感覚的な表現が並ぶため『なぜ?』が付きまといがち。巻末に根拠となる研究が列挙されているがやっぱり本文と連動していないため腑に落ちにくいかもしれない。そういった人には同じことを説明するでも『残酷すぎる成功法則:エリック・バーガー著』などの方が根ほり葉ほりこれでもかとエビデンスを並べてくれているので、(やや冗長にも感じられるが)そちらが良いかもしれない。
40代の自分だから感じるのかもしれないが、若いうちに読みたかった。できることなら、とりあえず読んでおいてくれと職場の若い世代に薦めたいと思えるような良書と感じられた。
シンプルな装丁で田舎では平積みにもされていない本書を、読んだことがある、もしくは知っている人ならば、これまでも啓発書の類はいくつも読んでいることでしょう。そして本棚を眺め、上記の様な派手なタイトルが並んでいることにちょっと気恥ずかしさを感じている頃ではないでしょうか?それらの本を一斉に手放し本棚をすっきりさせてくれる内容で、それでいて一見重厚そうに思わせる背表紙や厚さは、例えば『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』などと並べてもちょっとサマになり本棚の格を上げてくれるのではないでしょうか。
・何を書くかというアイデアは、「考えているとき」にではなく「書いている最中」に浮かぶ
・人生において自分が何を求めているかを知るには、何かを始めてみるのが一番だ
・重要なのは「スタート」ではなく、「修正技術」のほう
・大人になってからの最初の数年間で重要なのは、お金を稼ぐことでもキャリアを積むことでもない。「人生の全体図を把握すること」
・あるアメリカ車の平均速度は「たったの六キロ」程度だった
・幸せを大きく損なう「人生のマイナス要素」の中に挙げられていないものがある。「病気」「身体的障害」「離婚」だ。これらのことで受けたショックが、思っているほど長続きしないことは、数多くの研究結果ですでに明らかになっている
私の中で面白いなと感じた物を列挙してみた。内容はコラムを集めたもので細かく52のセッションに分かれているため、読書習慣の無い方でも比較的取っ付きやすいし、そもそも読む場所を選べばあっという間に読み切れる。
ただ最新の学術研究からという割には、本文ではあまりにもサラッと、しかも著者の感覚的な表現が並ぶため『なぜ?』が付きまといがち。巻末に根拠となる研究が列挙されているがやっぱり本文と連動していないため腑に落ちにくいかもしれない。そういった人には同じことを説明するでも『残酷すぎる成功法則:エリック・バーガー著』などの方が根ほり葉ほりこれでもかとエビデンスを並べてくれているので、(やや冗長にも感じられるが)そちらが良いかもしれない。
40代の自分だから感じるのかもしれないが、若いうちに読みたかった。できることなら、とりあえず読んでおいてくれと職場の若い世代に薦めたいと思えるような良書と感じられた。