ストーリーサイドとマテリアルサイドのセットになっており、こちらにはアニメのストーリーとその解説が載っています。
朴さん、釘宮さん、豊口さんの声優座談会と水島監督、音響監督、撮影監督、各社のプロデューサーさんたちのインタビューもあり。
ピンナップとしてエドとアルのイラストが三点。たぶん描き下ろし。
1〜51話のストーリーが全てカラーページで収録されています。OPEDを含む本編のスクリーンショットも多く使われており、鋼は好きだけどDVDには手が出せないという人にはこの本だけで充分かも知れないと思えるほど。
特にいいのは水島監督と脚本の會川さんのコメントがたくさん載っていること。1話に最低ひとつはついてます。アニメを見るだけでは分からない裏設定のような話も豊富です。
例をあげると「スロウスの服はウエディングドレスの色を反転させたもの」とか。
白黒のページには本編の設定がまとめられているのですがこれが何気によくできていて、ただの紹介に終わらず一歩踏み込んで解説されています。
アメストリスの地図が紹介されているのもうれしいところです。
巻末にはメインスタッフと各話のキャストが掲載されています。××話にはどのキャラが出ていたっけ?というときにすぐ調べられるのでけっこう便利。
鋼ファンにはぜひおすすめしたい一冊。アニメの関連本としては非常に完成度が高いと思います。
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