今年2018年1月から3月まで放送された「りゅうおうのおしごと!」
のED曲「守りたいもののために」と、
第七局「十才のわたしへ」限定の特別ED曲として流れた「あの日の夢」
と、夫々のカラオケ(off vocal ver.)という計4曲を収録したシングルCD。
表題曲の「守りたいもののために」は、
ED曲時の映像やこのCDジャケットでもそうだけれど、
主人公九頭竜八一の姉弟子である空銀子(の乙女心)をイメージした感じの曲、
カップリング曲の「あの日の夢」は、
第七局「十才のわたしへ」でのメインキャラとして描かれていた、
清滝桂香をイメージした曲…でも、
今、放送が終わってから2ヶ月くらい経った時点で聴いてみると、
その「りゅうおうのおしごと!」の物語を少し忘れた状態で聴いてみても、
何かしら心に響く、普遍的なモノがあるな…という印象。
特に「あの日の夢」は、
第七局「十才のわたしへ」での清滝桂香をイメージした曲なのは間違いないし、
そういう物語の内容等と相俟って、聴いてうるうるってなる部分は、
少なからずあるけれど、そこを抜きにしても、
「諦めきれない想い」とか「諦めきれない夢」とか、
そういう想いを何かしら抱いている人が聴けば、
このアニメ作品や原作ラノベのことを知らなくても、心に響く部分がある、
そんな感じの曲に仕上がっていて、その辺が素晴らしいかな、
っていうのと、
伊藤美来の歌声は、パッと聴いた感じは甘ったるい感じの声質だけれども、
でも、
歌声からちゃんと内面的感情が伝わってきて心にジーンとくる感じで印象深い、
というか歌の心情に共鳴してうるうるってなってしまう、
その辺が特筆すべき、魅力かな、と…。
もう少し書くと、
「守りたいもののために」は、
Jazz-PopまたはJazz歌謡曲調なゆったりした曲調と、
甘ったるいけれど内面的感情がしっかり伝わって来る歌声や、
その歌声の伸びが、上手い具合にマッチしているな、
と。
「あの日の夢」は、
ピアノとストリングス部分が特に歌声と相俟って、
心に響いてくるバラード系の曲…
…歌詞を見ながらじっくり聴いていると、やっぱり、泣いてしまう…
個人的には、そんな感じ…。
余談で、
Jazz-PopまたはJazz歌謡曲調なゆったりした曲調と、
甘ったるいけれど内面的感情がしっかり伝わって来る歌声や、
その歌声の伸びが、上手い具合にマッチしているな…
っていう部分からふと連想したのが、
その辺をもっと追求していったら、この伊藤美来は、
和製Billie Holidayみたいな感じで、
広く大衆の心に残る歌声の歌手になれるかも、
知れないな…とか、そんなことをちょっと思ったりで…ともかく、
自分としては、
買って聴いて、心に響いて、涙が出たんで…
買った甲斐は十分あったと満足しているし、また、縁があれば、
この伊藤美来の心に響く部分のある歌声の曲なら、
買ってもいいかな、と、そんな感じです。
- 発売日:
- レーベル: COLUMBIA
- 著作権: ℗ 2018 Nippon Columbia Co., Ltd. © 白鳥士郎・SBクリエイティブ / りゅうおうのおしごと! 製作委員会
- 収録時間: 17:44
- ジャンル:
- ASIN: B079Q47498
- カスタマーレビュー: 評価の数 12
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