今からもう30年前、川原先生の漫画が好きで
単行本やイラスト集をあつめまくっていました。
やがて月日は流れて大人になり、すっかり漫画そのもの
から遠ざかっていた昨今・・・ふと懐かしく川原先生の事を
思い出して検索。偶然、amazonのレビューでこの作品を
目にして、たまらなくまた川原ワールドに浸りたくなり
注文しました。
古くから知っている漫画家さんの作品を久しぶりに見ると、
画風が昔と変わっていてショックを受けるケースが多いので、
少し不安でもあったのですが、そんな不安を見事に
吹き飛ばしてくれました。
一層、美的センスが磨かれていて、登場人物はより
魅力的で素敵に描かれている…
必要以上に描き込まれていない、美しい曲線の背景は、
白黒ということもあり、読み手の想像力でいろんなものに
見えてくる面白みもあります。
余白までが作品全体の絶妙な雰囲気を醸し出していて、
素晴らしいの一言。
改めて、川原先生って素敵だなと再確認できる作品でした。
早く②が見たいです。
TUKIKAGE カフェ 1巻 Kindle版
-
言語日本語
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出版社朝日新聞出版
-
発売日2012/8/1
-
ファイルサイズ50976 KB
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登録情報
- ASIN : B00C2IX0RS
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2012/8/1)
- 発売日 : 2012/8/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 50976 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 1ページ
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 154,332位Kindle マンガ
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひ、ひさびさに出なすった…
今度はどんな角度ですか?
とりあえず、とてもお美しいままですね?
ほんと、それだけでもありがたい。
そして、読んでみてって
あ、喋れたの?!とか
うおーたまんないなぁとか
…うん、2巻目…出ても、出なくても(本音は出てほしい)いいです。
ありがとう、美しい。そして儚い…哀しい…きれい…
未完のままでもいいかもしれない。
今度はどんな角度ですか?
とりあえず、とてもお美しいままですね?
ほんと、それだけでもありがたい。
そして、読んでみてって
あ、喋れたの?!とか
うおーたまんないなぁとか
…うん、2巻目…出ても、出なくても(本音は出てほしい)いいです。
ありがとう、美しい。そして儚い…哀しい…きれい…
未完のままでもいいかもしれない。
ベスト500レビュアーVINEメンバー
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友人が亡くなったという誤報が入った日にこうにゅう。
実際、月の国の人になっていなくてほっとしたよ。
この物語風にいうならば、「月のいたづら」なのかも知れないけれど。
絵と物語、詩のような散文のような、イラスト集のような・・・。
この世界に癒される・・・。清楚で甘い感じ川原流『ミラージュ(大矢ちき)』なのかも知れない。
それとも・・・。
万華鏡のように読む度に印象が変わる、
それでいてしっとりと落ち着いた作風。
自分の気持ちを反映して、物語が千変万化する。
良いお茶を何杯も飲んだ気分。
生きること、人生のお供に美味しいお茶、マズイお茶。
味わうことに、共に過ごすひとときに「想い」を紡ぎたくなる一冊。
実際、月の国の人になっていなくてほっとしたよ。
この物語風にいうならば、「月のいたづら」なのかも知れないけれど。
絵と物語、詩のような散文のような、イラスト集のような・・・。
この世界に癒される・・・。清楚で甘い感じ川原流『ミラージュ(大矢ちき)』なのかも知れない。
それとも・・・。
万華鏡のように読む度に印象が変わる、
それでいてしっとりと落ち着いた作風。
自分の気持ちを反映して、物語が千変万化する。
良いお茶を何杯も飲んだ気分。
生きること、人生のお供に美味しいお茶、マズイお茶。
味わうことに、共に過ごすひとときに「想い」を紡ぎたくなる一冊。
ベスト500レビュアー
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最近またコンスタントに作品を描いてくれるようになって、「観用少女」の後もじーっと待ってた甲斐があったというものですが、ここ最近は「新しいスタイル」に挑戦しているみたいで、前作の「ななめの音楽」が映画の絵コンテ風の形式だったのに対して、今作は「絵本」というか「挿絵入り詩集」というか、いわゆるマンガの形式(コマ割り・フキダシ)というものにとらわれずに、ある意味奔放に、でも優雅に、なんともいえずしっとりとした画面を作っています。
少年マンガばかり読んでた人は少女マンガのコマ割りがうまく理解できず、どういう順番でコマを読み進んでいいのかわからなくなる、とか言いますが(まぁ稀に本当にメチャクチャなコマ割りをする作家もいますが)、この作品はコマ割りすらも省かれていたりするので、法則が掴めないうちはどう読んでいいのか戸惑うこともあると思います。
でも何ででしょうね、戸惑うことはあるけど、不快に感じません。
マンガのテンプレートに当てはめるとメチャクチャの部類に入りそうですけど、この作品の”絵”と”文字”の構成は美術作品では時々見かけるスタイルなんですね。
急いで次の展開を追いかける必要もない、のんびりとゆっくりと自分のペースで読んでいくと、作品内の世界のゆっくりとしたペースにうまく同調するみたいです。
1日に1話だけ、寝る前にリラックスできる音楽など聴きながら、1ページずつじっくりと読んで、「じゃあ続きは明日。」と眠りにつくと、ちょっと不思議な夢が見られそうな気になります。
作品世界は観用少女とよく似た「国籍不明の、おそらく未来の、それでいてアンティークな、不思議が不思議のまま日常に溶け込んでいる場所」です。言葉で説明するのはものすごく難しいですね(笑)。
少年マンガばかり読んでた人は少女マンガのコマ割りがうまく理解できず、どういう順番でコマを読み進んでいいのかわからなくなる、とか言いますが(まぁ稀に本当にメチャクチャなコマ割りをする作家もいますが)、この作品はコマ割りすらも省かれていたりするので、法則が掴めないうちはどう読んでいいのか戸惑うこともあると思います。
でも何ででしょうね、戸惑うことはあるけど、不快に感じません。
マンガのテンプレートに当てはめるとメチャクチャの部類に入りそうですけど、この作品の”絵”と”文字”の構成は美術作品では時々見かけるスタイルなんですね。
急いで次の展開を追いかける必要もない、のんびりとゆっくりと自分のペースで読んでいくと、作品内の世界のゆっくりとしたペースにうまく同調するみたいです。
1日に1話だけ、寝る前にリラックスできる音楽など聴きながら、1ページずつじっくりと読んで、「じゃあ続きは明日。」と眠りにつくと、ちょっと不思議な夢が見られそうな気になります。
作品世界は観用少女とよく似た「国籍不明の、おそらく未来の、それでいてアンティークな、不思議が不思議のまま日常に溶け込んでいる場所」です。言葉で説明するのはものすごく難しいですね(笑)。
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