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[ブレイディみかこ]のTHIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本
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THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本 Kindle版

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商品の説明

メディア掲載レビューほか

人間の尊厳とは

本書は、「地べたの保育士」を名乗る英国在住の労働者兼ライターによる「現代にっぽん見聞記」である。

実際に自分が目撃したものだけを書く、という姿勢によって描かれるのは、例えば未払いの賃金を取りに来ただけなのに「働け! 」と罵声を浴びせられるキャバクラ嬢。「最低賃金を1500円に! 」を掲げるデモで見聞きした、奴隷化する若者たちの姿。あるいはグラスルーツ(草の根運動)を体現する山谷の老活動家との語らいや予算不足ゆえに牛乳パックで靴箱までつくってしまう保育園の現状、などなど。

時にEU離脱を決めたばかりの英国及び未曾有の経済危機に襲われているスペイン事情や、ヴィクトリア朝時代に書かれたディケンズの「オリバー・ツイスト」、20世紀初頭のロンドンの貧民街を活写したジャック・ロンドンのルポなどを引き合いに出しながら、「なぜ日本のデモはこんなに画一的なのか」「なぜ労働運動は連帯できないのか」と果敢に切り込んでいく筆致は小気味よい。

本書にも記されている通り、『いまだに日本人の9割が中流意識を持っている』。自分がすでに「貧困」であること、「下層」と隣り合わせに生きていることに気づかない、いや認めたがらない。それはなぜか。

最終章に至って著者は、ホームレスのためのシェルターで生活する30代の男性が『もはや一人前の人間ではなくなったかのように力なくぽっきりと折れてしまう』姿を目の当たりにし、それは『日本人の尊厳が、つまるところ「アフォードできること(支払い能力があること)」だからではないか』という結論に達する。つまり、「払えない」者は人間と見なされないのだ。それはどう考えてもやっぱりおかしい。

ひっそりと静かな日本の生活困窮者たちよ、いや私も含めすでに貧困にあることに気づいていない自称中流者たちよ、今こそ声をあげよう。「金はなくとも尊厳はあるぞ」と。

評者:丸山 正樹

(週刊文春 2016.11.22掲載)

内容紹介

混迷する欧州の政治状況をYahoo!ニュースで伝えているブレイディみかこの日本取材記。

各氏絶賛!!

上野千鶴子氏(社会学者)――「日本人著者がイギリス労働者階級のめがねをかけて見た、日本の貧困、格差、子育て。たんなる比較文化論にとどまらない日英への愛憎アンビヴァレンスが読ませる。保守革命に先んじた英国での、ネオリベ対抗運動が参考になるかも。」

柏木ハルコ氏(漫画家)――「バケツの底が抜け、もうどこが「地べた」かよくわからないこの社会で、私たちがこの場所を少しでも生きやすくするために必要なものは何か――――労働、経済、保育、貧困、人権、ブレイディみかこさんの視点は日本の様々な現場を見つめ、草の根から社会を変えるために必要なものを模索していく。〔…〕もちろん簡単に結論が出るわけではない。しかし、そのためのヒントが随所に垣間見える。長い道のりだが、一緒に少しづつ歩いて行こうという、みかこさんの力強い意志が感じられた。」

栗原康氏(政治学者)――「ショッピングできなきゃ、ひとじゃない。カネがなければ、借りてでも買え。はたらけ、はたらけ、カネ返せ。貧乏人はひとでなし。それしか言わない日本社会。終わっている。本書で、ブレイディさんはすべての貧しい人たちに、とてもやさしくこう呼びかけている。てめえら、意地をみせろ。日本死ね。いい本だ!!」

二木信氏(音楽ライター)――「ブレイディさんは、間違いなく信頼できる“筋の通ったレフトの書き手”だ。彼女の活躍に、世の中捨てたもんじゃないと感じているのは僕だけじゃないでしょう」

松尾匡氏(経済学者)――「〔…〕本書からは、コービン=サンダース現象につながる素地が日本にも満ちていると感じる。「中道」に手を広げれば支持が広がるのか。著者は、経済を軽視する日本の左派の傾向を批判し、欧州の左翼は「政府は人民のために金を使え。メシ食わせろ」という庶民の叫びを政治に反映させようとすると強調する。参院選、東京都知事選と連敗した今こそ、本書に学ぶことは多いだろう。」

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 15881 KB
  • 紙の本の長さ: 203 ページ
  • 出版社: 太田出版 (2016/9/23)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B01LYTKUPM
  • X-Ray:
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  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 6件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 単行本 Amazonで購入
実際の観察に裏打ちされた分析と著者の問題意識が国際比較的な視点から確かな筆致で語られていた。
本の厚みのわりに文章量もそう多くはなく、サクッと読めてしまう(前著ヨーロッパ・コーリングの1/3以下の時間で読めてしまったように思う。)ので、この手のトピックに関心のある人には強くオススメしたい。

以下、自分用の読書メモ。

搾取されている人々の不満や鬱憤の矛先が、同じく搾取されている個人や集団に向かうという構造にミソジニーやマチズモが入り混じった醜悪でやるせない状況のレポートに始まり(第一章)、
『第二章 経済にデモクラシーを』では、(日本には英国と比して)当事者運動を支える「ミクロからマクロへ、手元の出来事から政治へ」の思考が育つ土壌が無いのではないか、それ故にその当事者達を支持母体とする政治勢力の急成長がみられない(※)のではないか、また、日本における「中流」という言葉の意味するものがミドルクラスのそれとは似てもにつかない随意のものになっているのではないか、それ故に人々は自らを「中流」、「中の下」等と自認し、貧困者の自覚を持ちにくいのではないか等々といった著者の分析や問題意識が語られている。

※欧米の極左/極右勢力の急伸(英国のジェレミー・コービン率いる労働党やナイジェル・ファラージ率いるUKIP、ス
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形式: 単行本
イギリスの場合、子供が朝食を食べることができない家庭も多いほど、
格差が広がっているとのこと。
イギリスの労働者階級やさらにその下のアンダークラスは自らを下層と認識し、
そこからデモや抗議活動をしているとのこと。
日本の場合のデモは安保法案反対などが中心で、参加者も豊かで暇な高齢者が中心で、
再分配や格差に関するものは少ない。
イギリスではすでに、社会の下対上の対立であるが、労働党はそれに遅れていて
支持を減らしてきたとのことだ。
日本ではいまだに、資産も地位もない人たちが「自分は中流」と思っているため、
格差や貧困などに対するデモなどの抗議活動が広まっていない。
景気のいいときは建設作業員や原発作業員を使い捨てにして
釜ヶ崎や山谷に住んでいる人たちを、自分たちとは違う人種かのように扱い、
左翼もメディアもあまりかかわらず、そのようなことを続けてきた。
どちらも米国の人種差別、過去の奴隷制度は非難するが、自国の似たような構造には
無関心である。そこからは何の普遍性のある事は産まれてこないだろう。
そのようなこともあるので、もともと貧しい人は自分たちと違う人たちで、
自分は正期雇用されるなどで、また本来のところへ戻れる、
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形式: 単行本 Amazonで購入
アメリカの「オキュパイ」やサンダース現象、スペインのポデモスなどの左翼運動と比較したときに、最近の日本の大衆運動、リベラル派の動向はどのような特徴を持っているのだろうか。在英15年、連れ合いはダンプの運転手という保育士であり、ライターである著者は2016年2月に一時帰国していろいろな人々に話しを聞いて歩いた。

保育士だけに保育園などを訪ねて書かれた第3章とエピローグが、実体験に基づいた克明な日英の「文化・社会」の比較になっているところが興味深い。中産階級と労働者階級が住み分けるイギリスでは、それぞれが子どもを相手が住む地域に通わせることはあり得ないのに、わが国では所得によって保育料に違いがあるが、それは保育士にも知らされず「平等」「混在」が貫徹している。一部には驚くほどアナーキーな「自主保育」の存在に驚いたという。

日英共通して「新自由主義」の猛威が保育の分野にも危機をもたらしていることを描き出す著者は「労働者階級に属する者として、新自由主義の弊害を批判する」というスタンスが明確で、第2章ではその観点から20世紀後半からの英・欧州など世界の政治・経済の思潮を大づかみに解説して見せている。

この本で一番印象深いのは、わが国のリベラルな市民運動にかかわる人々について「政府に対して」要求を突きつけるに留まるタイプの人々と、
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