ということで、STEINS;GATE ドラマCD α 哀心迷図のバベルのコミカライズ、第2弾です。
続編ということで、紅莉栖の葛藤からストーリーが始まり、キスシーンあたりで終わるといった構成になっています。
どうやら、全3巻構成となるようですね。
……原作CDだと、若干すっ飛ばされた感のあるキスシーンでしたが、これにはきちんと描写されていました。ご安心ください。
STEINS;GATEといえば、それこそ大量にコミックがあるのですが、原作ゲームの第10章(因果律のメルト)を描いているものはこのシリーズが初めてなのではないかと思われます。
意外と『やったようでやってなかった』コミカライズですので、興味のある方はご一考を。
さて、自分がこのシリーズに感じている最大の魅力は、やはり『登場人物の心理描写が素晴らしい』といったところでしょうか。
第10章以降の紅莉栖の葛藤、絶望、決意、恋心−−それらが例外なく、綺麗に描写されています。
前巻においては、紅莉栖視点がほとんどだったのですが(まあ、原作CDが紅莉栖視点なので当たり前ですけど……)、
今巻においては、それに加えて岡部の心情についても大きく取り上げられていました。
岡部と紅莉栖の思いの交錯、行き違い。
ゲーム・小説でも単一視点(岡部or紅莉栖)だったこの場面を、両視点から丁寧に表現しているという点がとてもお気に入りです。
あと前巻にもあったのですが、今巻にもカバー裏におまけイラストが載ってます!!
おそらく……ニヤニヤするかもですね。
見てからのお楽しみということで。
補足になりますが、作画の成家慎一郎氏は、同時期に富士見書房から発売されている『文庫 STEINS;GATE 哀心迷図のバベル(著:明時士栄)』における挿絵も担当しています。
絵が気に入った!!という方は、そちらを見てみてもいいかもしれません。
最後になりますが……
紅莉栖が好きな方は勿論、原作派という方も満足できる1冊だと思います。
是非、読んでみて下さい!!
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