They Might Be Giantsにとって、スタジオ・アルバムとしては10枚目(オンラインでのみ入手可能な『Long Tall Weekend』を含む)となる2004年リリースの作品。
"Purple Topee"や"I Palindrome I"や"Bangs"を髣髴させる不条理だけどちょっと物悲しいM1、負け犬ソングのM3、ビートルズチックでサイケなM4、デヴィッド・ボウイ、F・ルーズベルト、ジョディ・フォスター、マハトマ・ガンジーを茶化したM12、最近力を入れているpodcastにお似合いのM15など彼ららしくて気に入った曲が多いのですが、これまでの作品と比べると全体的には地味な曲ばかりという印象は否めず、彼らに初めて触れるような人に薦められる作品としては迷います。最近は子供向け需要にも傾倒していたり、グラミー賞受賞の影響か、TV向けの仕事が増えているようなので、これらの仕事の差別化の結果で迷いがあるのかもしれませんね。ただし、新しい事に試みていたりしますし、全体的な完成度自体は低くないと思うので、以前から愛聴してたファンは十分楽しめると思います。
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