言語設計者自らの本なので、K&Rの「プログラミング言語C」や、ビャーネ・ストロヴストルップの「プログラミング言語C++」に相当するもので、Scalaを使うならいつかは読む必要があります。
長尾さんが、以前訳された「プログラミング言語C++ 第3版」と同様に、非常に硬い感じの眠くなる文章です。こちらは、第4版で、柴田 望洋氏に変わって、非常に読みやすくなりました。
32章まで読みましたが、特に誤記などは見つかりませんでしたので、内容は問題ないと思います。
解りにくいって言っている人は、Javaのジェネリクスや、関数型言語のカリー化とか、パーサー・コンビネーターとかに馴染みがない人なんだと思います。関数型言語を触った事がない人で、本書が一発で理解できる人は天才だと思います。「計算機プログラムの構造と解釈」(SICP)同様に何度か読み返す必要があると思います。
そう言えば、、、SICPも和田先生の訳は読みにくかった。最初に真鍋版を読みたかった。
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