前作「セコンドファンファーレ」は「ピース」についていたライブDVDを見た後に聴いたのだが、ライブの殺人的迫力が1枚の音源として凝縮されていない感があってもったいなく思ったのを覚えている。
その点、今作は彼らの魅力が十分にアピールされているのではないだろうか。最初聴いたときは、前作と打って変わってのポップさ、それこそあまりに「ピース」な内容に戸惑い、失敗作か?とさえ思ったが、聴きこむ程に味が出てきたし、ただポップなわけではないのだなと思ってきた。やはりスパルタローカルズはスパルタローカルズだ。
この夏、何か腹立つことがあったときは「THE CLUB」をボリューム全開にして頭揺らしながら踊ればいいと思う。