そのライヴでは、今作から 「1. Who ? 」、「2. Daisuki 大好き 」、「 6. Who Sees Me Through 」、「 9. Stay Another Day 」と、全4曲を披露してくれた。
ライヴ同様、実際のこちらのアルバムでも、1曲目の「 Who ? 」 で、聴く者のハートを掴むことだろう。 2曲目の「 Daisuki 大好き 」 では、いつものように、サビに日本語で、「♪〜大好き、私はあなたが大好き〜♪」と持って来ているが、この使い方が、我々日本人が使わないようなスタイルで歌っているのが面白い。
また、4曲目 「 Love 2 Love 」 は、リリース作としては、前作にあたる「ジャパン・ツアー・ライヴ・ 2009 」で、先駆けて披露されていた楽曲で、オリジナル・アルバム初収録。ライヴ盤とは違い、ここではラッパーをフィーチャーしたものだが、意外に合っている。
そして5曲目、甥っ子に書いたという「 Song for Johannes 」では、デビュー作に収録されていた「 The Voice Within(クリスティーナ・アギレラのカヴァー) 」や 2nd 作 「 Tsuki 」収録の「 Towani 」に代表されるように、スローなものを歌わせれば、相変わらずしっとり聴かせてくれる!それが、この人の最も強い武器である。
「3. In time 」、「6. Who Sees Me Through 」、「8. The Place You Took 」、 「9. Stay Another Day 」は、フォーク調で、心地良いものが多い。 このように、曲数は少ないながらも、聴く者にとっては、楽しませてくれるものとなっているのではないだろうか。