ちきりんさんとの対談記事を読んで衝撃を受けてから5年、濱口さん理論が学べる本がついにでるとの事で早速読みました。(普通に平日勤務の会社員だけど週末まで待てなかった)
全米でコンサル料が最高額としても知られる濱口さんの頭の中
のエッセンスがこの金額で読めるのは本当にありがたい事です。
参考:ちきりんさん対談記事
https://diamond.jp/articles/-/74287
濱口さんはビジネスデザイナーとして論文やセミナーなどの学術的な活動は最小限に、とにかく現場を駆け回りバリューチェーンいたるところでイノベーションを起こして成功確率を上げている実務家。
世界中のビジネス現場での生の経験が、社内説得(インターナルマーケティング)をイノベーション発想と同じレベルで語ってくれる。特にマネジメント層がどうやったら耳を傾けてくれるか、の部分は悩める中間管理職にとって必読。
天才でなくともイノベーションは起こせる、と具体例やダイアグラムを用いての手法説明が本当に勇気づけられる。実際にこの手法で成果を出すまでには相当訓練が必要だろう事でも、ロジックがあまりに明快で、「私にもできるかも」と思わせてくれるのが本書の一番すごい所だと思う。
イノベーションを起こすのは偶然ではなく、手法に基づいて起こす事ができる
1. 脳を”Structured Chaos”状態に保つ
⇒クリエイティブに考える
2. 切り口を見つける
⇒目的を高く持ち、フレームワーキング力強化
3. バイアスを視覚化する
⇒アイデアに至った思考をキャプチャーする
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SHIFT:イノベーションの作法 Kindle版
世界で活躍する稀代のビジネスデザイナー 初の著作!
現代のビジネスパーソンの基礎となる「イノベーションの作法」とは?
USBフラッシュメモリやイオンドライヤーのコンセプト開発などを手がけ、シリアル・イノベータ―の先駆けとして知られる濱口秀司さん初の著作がついに登場!
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(DHBR)で1年余にわたってつづった連載が、1冊にまとまった論文集です。しかも、これまで濱口さんの著作として唯一販売され、圧倒的なダウンロード数を誇るDHBR2016年4月号掲載の単発論文「『デザイン思考』を超えるデザイン思考」や、刊行記念書き下ろし序文「日本人イノベーション最強論」も同時収録した、超お得な完全版です。
内容は、イノベーションの作法として濱口さんが過去20年にわたり定義・実践してきた「SHIFT」について説明した後、大きく次の3つのパートごとにセオリーとアプローチを解説していきます。
・イノベーション発想
・インターナルマーケティング
・エクスターナルマーケティング
さらに、この3つにまたがる、時間管理やコラボレーション、人材教育の課題と勘所は、若手から経営者までリーダー必読!
商品開発やマーケティングにたずさわる方のみならず、工場の生産性向上やR&D戦略、財務戦略やM&Aなど、あらゆる角度でビジネスにインパクトを生み出したい皆さんの基礎となる必携の1冊です!
【目次構成】
はじめに 刊行記念序文「日本人イノベーション最強論」
第1回 イノベーションは誰もが起こせる
第2回 SHIFT領域の考え方
第3回 バイアスを破壊する
第4回 問題の本質から強制発想する
第5回 市場を実験場にしない
第6回 不確実性の中で意思決定を下すには
第7回 戦略意思決定の質を高める
第8回 ユーザーの心をいかにとらえるか
第9回 誰に何をどのように働きかけるか
第10回 プライシングを動的にとらえる
第11回 自由度の高いフェーズにリソースをかける
第12回 個人で考え切ってこそ議論の質が上がる
第13回 学ぶ者が教える者を超えなければ意味がない
第14回 不確実性を論理的に乗り越える ~SHIFTに関するQ&A
★電子書籍は、専用リーダー端末をお持ちでない場合も、iPhone・Androidなどのスマートフォンや、iPadなどのタブレットで、電子書籍アプリをダウンロードいただくとお楽しみいただけます。ぜひお試しください!
現代のビジネスパーソンの基礎となる「イノベーションの作法」とは?
USBフラッシュメモリやイオンドライヤーのコンセプト開発などを手がけ、シリアル・イノベータ―の先駆けとして知られる濱口秀司さん初の著作がついに登場!
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(DHBR)で1年余にわたってつづった連載が、1冊にまとまった論文集です。しかも、これまで濱口さんの著作として唯一販売され、圧倒的なダウンロード数を誇るDHBR2016年4月号掲載の単発論文「『デザイン思考』を超えるデザイン思考」や、刊行記念書き下ろし序文「日本人イノベーション最強論」も同時収録した、超お得な完全版です。
内容は、イノベーションの作法として濱口さんが過去20年にわたり定義・実践してきた「SHIFT」について説明した後、大きく次の3つのパートごとにセオリーとアプローチを解説していきます。
・イノベーション発想
・インターナルマーケティング
・エクスターナルマーケティング
さらに、この3つにまたがる、時間管理やコラボレーション、人材教育の課題と勘所は、若手から経営者までリーダー必読!
商品開発やマーケティングにたずさわる方のみならず、工場の生産性向上やR&D戦略、財務戦略やM&Aなど、あらゆる角度でビジネスにインパクトを生み出したい皆さんの基礎となる必携の1冊です!
【目次構成】
はじめに 刊行記念序文「日本人イノベーション最強論」
第1回 イノベーションは誰もが起こせる
第2回 SHIFT領域の考え方
第3回 バイアスを破壊する
第4回 問題の本質から強制発想する
第5回 市場を実験場にしない
第6回 不確実性の中で意思決定を下すには
第7回 戦略意思決定の質を高める
第8回 ユーザーの心をいかにとらえるか
第9回 誰に何をどのように働きかけるか
第10回 プライシングを動的にとらえる
第11回 自由度の高いフェーズにリソースをかける
第12回 個人で考え切ってこそ議論の質が上がる
第13回 学ぶ者が教える者を超えなければ意味がない
第14回 不確実性を論理的に乗り越える ~SHIFTに関するQ&A
★電子書籍は、専用リーダー端末をお持ちでない場合も、iPhone・Androidなどのスマートフォンや、iPadなどのタブレットで、電子書籍アプリをダウンロードいただくとお楽しみいただけます。ぜひお試しください!
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2019/6/27
- ファイルサイズ33426 KB
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登録情報
- ASIN : B07SRGWGK2
- 出版社 : ダイヤモンド社; 第1版 (2019/6/27)
- 発売日 : 2019/6/27
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 33426 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 344ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 10,633位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 1,551位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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2019年6月28日に日本でレビュー済み
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62人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年7月6日に日本でレビュー済み
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2013年7月にWEBにUPされている講演会のビデオを見たことで濱口さんの存在を知りました。
私はそれまでリクルートで新規サービスの企画を14年ほど実践する中で、
イノベーション関連の書籍、WEBサイト、セミナーなど恐らく100種類以上に触れてきました。
・イノベーションの定義を一生懸命語ってるもの
・イノベーションを妨げる理由を考察してるもの
・イノベーションを起こす人に共通する要件を考察するもの
・発散→収束という流れをひたすら強調するもの
・発散の方法についてのやり方をたくさん紹介してるもの
・たまたま一つヒットを出した人の思考を追ったもの
いずれも、実際の仕事で、再現性高くイノベーションを起こすには、正直全く役に立たないものばかりでした。
しかし、濱口さんはイノベーションを完璧に構造化して再現可能な「作法」として表現されており、感動を通り越して震えました。
そして、あれから6年間。何とか濱口さんのレベルに近付こうと、日本で濱口さんの講義があれば毎回参加し、
時には、直接食事をしながら実践されているイノベーションの事例を聴かせていただきました。
この書籍には、この6年間で私が吸収させていただいた内容が余すことなく掲載されています。
絶対に後悔しない4374円だと思いますので、一読されることをおススメします。感動します。
<内容を活用できる読者>
・大きな売り上げを上げているメインの商品が伸び悩んでいる
・様々な打ち手を講じたがどれも効果を発揮しない
・常識の疑い方が分からない
・このままでは本当にまずいという危機感がある
・それを自分が何とかしたいという気概がある
本書内にも書いてありますが、各章に出てくる内容は全て有機的に繋げて説明されているわけではありません。
各パートをどういう意味付けで自分の頭の中で統合するのかを読者に任されている作り自体が、最も効果的に学習できるように設計されています。
この作法を頭に叩き込んで実践経験を積むことだけが、強くなるための唯一の道だと思いますので、
自分も実務の中でSHIFTを生み出す経験を積みまくりたいと思います。
私はそれまでリクルートで新規サービスの企画を14年ほど実践する中で、
イノベーション関連の書籍、WEBサイト、セミナーなど恐らく100種類以上に触れてきました。
・イノベーションの定義を一生懸命語ってるもの
・イノベーションを妨げる理由を考察してるもの
・イノベーションを起こす人に共通する要件を考察するもの
・発散→収束という流れをひたすら強調するもの
・発散の方法についてのやり方をたくさん紹介してるもの
・たまたま一つヒットを出した人の思考を追ったもの
いずれも、実際の仕事で、再現性高くイノベーションを起こすには、正直全く役に立たないものばかりでした。
しかし、濱口さんはイノベーションを完璧に構造化して再現可能な「作法」として表現されており、感動を通り越して震えました。
そして、あれから6年間。何とか濱口さんのレベルに近付こうと、日本で濱口さんの講義があれば毎回参加し、
時には、直接食事をしながら実践されているイノベーションの事例を聴かせていただきました。
この書籍には、この6年間で私が吸収させていただいた内容が余すことなく掲載されています。
絶対に後悔しない4374円だと思いますので、一読されることをおススメします。感動します。
<内容を活用できる読者>
・大きな売り上げを上げているメインの商品が伸び悩んでいる
・様々な打ち手を講じたがどれも効果を発揮しない
・常識の疑い方が分からない
・このままでは本当にまずいという危機感がある
・それを自分が何とかしたいという気概がある
本書内にも書いてありますが、各章に出てくる内容は全て有機的に繋げて説明されているわけではありません。
各パートをどういう意味付けで自分の頭の中で統合するのかを読者に任されている作り自体が、最も効果的に学習できるように設計されています。
この作法を頭に叩き込んで実践経験を積むことだけが、強くなるための唯一の道だと思いますので、
自分も実務の中でSHIFTを生み出す経験を積みまくりたいと思います。
2019年7月9日に日本でレビュー済み
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『SHIFT:イノベーションの作法』読了。パナソニック出身の濱口さん。ボクは8月に還暦を迎えパナソニックを満期定年退職となる。初めて濱口さんとお会いしたのは、2017年11月の名古屋の「One Panasonic」の集まりだった。この本を読んで、そのときの濱口さんの講演の衝撃が走馬灯のように蘇る。不確実性回避力の高い日本だからこそ、そのときの濱口さんのまとめの言葉が脳裏から離れない。
「Break the Bias」
成長社会から成熟社会に突入した日本。正解のない世の中。再度、日本が成長社会に入るためには柔軟な「逆転の発想」が必要である。この本を読んで、ひとつでも良いから「濱口理論」を実際に自分の職場やコミュニティで実験してみよう。「濱口理論」の凄みがわかるはずである。
濱口さんに出会ってから、この本の中にある「個人で考え切ってこそ議論の質が上がるShiftを生み出すコラボレーション」を職場で実験してみた。そうすると、自分がベストと思っていたアイデアを覆すようなアイデアがメンバーの中から生まれた。今までのコラボレーションやブレインストーミングのやり方が実は間違っていたことに気づかされた。理論と経験から生まれた「濱口理論」。イノベーションを起こしてみたい読者は是非手に取るべき一冊だと思う。
「Break the Bias」
成長社会から成熟社会に突入した日本。正解のない世の中。再度、日本が成長社会に入るためには柔軟な「逆転の発想」が必要である。この本を読んで、ひとつでも良いから「濱口理論」を実際に自分の職場やコミュニティで実験してみよう。「濱口理論」の凄みがわかるはずである。
濱口さんに出会ってから、この本の中にある「個人で考え切ってこそ議論の質が上がるShiftを生み出すコラボレーション」を職場で実験してみた。そうすると、自分がベストと思っていたアイデアを覆すようなアイデアがメンバーの中から生まれた。今までのコラボレーションやブレインストーミングのやり方が実は間違っていたことに気づかされた。理論と経験から生まれた「濱口理論」。イノベーションを起こしてみたい読者は是非手に取るべき一冊だと思う。
2019年7月3日に日本でレビュー済み
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「日本人イノベーション最強論」というセンセーショナルな序文の見出しに目を奪われるが、なぜ日本人にその素養があると言えるのかが他国との比較で説明されていてとても納得できる。(仕事で様々な国の人と接する機会があるが、日本と比較した各国の特徴についての説明が簡潔かつ見事で自分の経験と照らし合わせて共感した。)
それでもイノベーションの鍵となるSHIFTを起こせないのは「まだその方法を知らないからである」(文中から)と、イノベーションを起こす方法を事例も交えながら説いている。「イノベーションを妨げる要因」について組織のあり方やヒトの認知バイアスなど多岐にわたる側面から説明しており、それらへの対応法を方法論として綴っているところが特に面白い。
もちろん、方法を知ったからといって、直ぐに実現出来るほどイノベーションは簡単なものではない。それでもこの本を読むと、計り知れない遠い存在だった「イノベーション」が身近なものに感じられ、気がつけば日々の生活の中で物の見方が少しずつ変わっていて楽しい。
イノベーションに直接関わる人だけでなく、あらゆる人が興味を持てるであろう内容。特に経営や教育に携わる人には絶対に進めたい一冊。
それでもイノベーションの鍵となるSHIFTを起こせないのは「まだその方法を知らないからである」(文中から)と、イノベーションを起こす方法を事例も交えながら説いている。「イノベーションを妨げる要因」について組織のあり方やヒトの認知バイアスなど多岐にわたる側面から説明しており、それらへの対応法を方法論として綴っているところが特に面白い。
もちろん、方法を知ったからといって、直ぐに実現出来るほどイノベーションは簡単なものではない。それでもこの本を読むと、計り知れない遠い存在だった「イノベーション」が身近なものに感じられ、気がつけば日々の生活の中で物の見方が少しずつ変わっていて楽しい。
イノベーションに直接関わる人だけでなく、あらゆる人が興味を持てるであろう内容。特に経営や教育に携わる人には絶対に進めたい一冊。
2019年7月7日に日本でレビュー済み
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本書は長年プロダクトデザインを手がけてきた著者によるイノベーションの方法論の論文集である。
まずイノベーションを継続的な改善にあたるTune、大きな変化であるJumpの二つに分類し、さらにその間くらいに「視点をずらす」Shiftがあり、日本人にはここが得意ではないかと主張する。
イノベーションとは既存の知識の新しい結びつきだというシュンペーターの定義からすれば納得の指摘で、一方で多くの企業が新規プロダクトでTuneかJumpに捉われて、成果がだせていないということだろう。
次に大事なのは社内マーケティングだという。この辺りいかにも日本の企業を知り尽くしたイノベーターの白眉だと思う。「クリエイティブ」と「マネジメント」ではそもそも思考形態が違うので、そのままぶつかってもダメなのだという。そもそも作ってみなければ、売ってみなければわからないアイデアに日本企業がどうチャレンジしていくのか。内部からのアイデアが詰まっている。
全体を通じてイノベーティブなデザインの話より、ミクロ経済学のようなコスト計算が続くのが面白いなと思った。どこを狙っていくのか?何をずらすのか?テストの100人で評価を得て、最初の100人、続く2万人の心をどう捕まえるかの社内外通じたマーケティングプロセスも面白い。プロジェクトの開始直後のアイデアで結果を出していくのもリーンスタートアップに通じる。
大企業で新製品企画をやっている方や今後手掛けたい方にヒントが詰まった一冊だろう。もちろんそれを支援するコンサルタントにも役立つと思われる。
まずイノベーションを継続的な改善にあたるTune、大きな変化であるJumpの二つに分類し、さらにその間くらいに「視点をずらす」Shiftがあり、日本人にはここが得意ではないかと主張する。
イノベーションとは既存の知識の新しい結びつきだというシュンペーターの定義からすれば納得の指摘で、一方で多くの企業が新規プロダクトでTuneかJumpに捉われて、成果がだせていないということだろう。
次に大事なのは社内マーケティングだという。この辺りいかにも日本の企業を知り尽くしたイノベーターの白眉だと思う。「クリエイティブ」と「マネジメント」ではそもそも思考形態が違うので、そのままぶつかってもダメなのだという。そもそも作ってみなければ、売ってみなければわからないアイデアに日本企業がどうチャレンジしていくのか。内部からのアイデアが詰まっている。
全体を通じてイノベーティブなデザインの話より、ミクロ経済学のようなコスト計算が続くのが面白いなと思った。どこを狙っていくのか?何をずらすのか?テストの100人で評価を得て、最初の100人、続く2万人の心をどう捕まえるかの社内外通じたマーケティングプロセスも面白い。プロジェクトの開始直後のアイデアで結果を出していくのもリーンスタートアップに通じる。
大企業で新製品企画をやっている方や今後手掛けたい方にヒントが詰まった一冊だろう。もちろんそれを支援するコンサルタントにも役立つと思われる。
2019年7月9日に日本でレビュー済み
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濱口さんのこの論文集は、イノベーションを起こすという抽象的な活動についてとても具体的に書かれています。
何をすることがイノベーションについて考える、いや「考え切る」ことなのか、
どうやって周りを巻き込み、会社を動かすのか、
どうすることで消費者にイノベーションを受け入れてもらいやすくするのか、などなど
濱口さんが数多くのプロジェクトの中で実践しながら、試行錯誤しながら編み出した
あらゆる作法、手法、仕組みが目白押しの論文集です。
論文集なので、一般書よりは価格は高めです。
しかし、世界の最前線で現役バリバリでイノベーションを起動し続ける濱口さんの
思考のエッセンスがたっぷり濃厚に詰まっていてという価格ならとても安い。
(濱口さんはアメリカで一番コンサルフィーが高いくらい人気)
普通のビジネス書では気づきが少なくなった方、
イノベーションを起こして会社に新しい風を吹き込む成果を出さないといけない方、
社会や周りを豊かなにするアイデアを作るために起業しようとしている方には
是非是非読んでいただきたい論文集です。
あくまで本ではなく、論文集ですが、
論文集のイメージが変わる論文集でもあるので、
1回の飲み会を我慢してでも手にとってみることをお勧めします。
現場でもがいて実践している方ほど、論文の一つ一つの言葉が心に深く刺さります。
何をすることがイノベーションについて考える、いや「考え切る」ことなのか、
どうやって周りを巻き込み、会社を動かすのか、
どうすることで消費者にイノベーションを受け入れてもらいやすくするのか、などなど
濱口さんが数多くのプロジェクトの中で実践しながら、試行錯誤しながら編み出した
あらゆる作法、手法、仕組みが目白押しの論文集です。
論文集なので、一般書よりは価格は高めです。
しかし、世界の最前線で現役バリバリでイノベーションを起動し続ける濱口さんの
思考のエッセンスがたっぷり濃厚に詰まっていてという価格ならとても安い。
(濱口さんはアメリカで一番コンサルフィーが高いくらい人気)
普通のビジネス書では気づきが少なくなった方、
イノベーションを起こして会社に新しい風を吹き込む成果を出さないといけない方、
社会や周りを豊かなにするアイデアを作るために起業しようとしている方には
是非是非読んでいただきたい論文集です。
あくまで本ではなく、論文集ですが、
論文集のイメージが変わる論文集でもあるので、
1回の飲み会を我慢してでも手にとってみることをお勧めします。
現場でもがいて実践している方ほど、論文の一つ一つの言葉が心に深く刺さります。
2019年7月11日に日本でレビュー済み
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「本は出さない」と宣言している濱口秀司氏による、イノベーションを起こすための論文集。
4860円の値付けに一瞬怯みながらも、注文ボタンを押すしかなかった…
この時点で既にイノベーションのヒントをいただいた。この論文集自体がShiftした存在だったのだ。
本論文は、イノベーションを起こすための心構えから、実際にどのように思考しアイデアを生み出し、社内関係者を説得し、そのアイデアをいかに世の中へ浸透させていくのか。全てが記述されている。
ここまで鋭くイノベーションの起こし方が記された論文など、過去には存在していないはずだ。
イノベーションが起きにくい成熟企業内活動のモヤモヤが一気に晴れた気になれるロジックの数々。
“気になれる”と書いたのは、師の論文を読んだからといって、いきなりイノベーティブにShiftが出来るわけではないからだ。
これはイノベーションマニュアルではなく、タイトル通り“イノベーションの作法”が書かれた、発想資本主義時代の奥義書。
まさにイノベーション道。
この道を極めたければ、これらの作法を繰り返し繰り返し、自分を律する他ない。
いつしか自らの手で全体像が描けるようになりたい。
4860円の値付けに一瞬怯みながらも、注文ボタンを押すしかなかった…
この時点で既にイノベーションのヒントをいただいた。この論文集自体がShiftした存在だったのだ。
本論文は、イノベーションを起こすための心構えから、実際にどのように思考しアイデアを生み出し、社内関係者を説得し、そのアイデアをいかに世の中へ浸透させていくのか。全てが記述されている。
ここまで鋭くイノベーションの起こし方が記された論文など、過去には存在していないはずだ。
イノベーションが起きにくい成熟企業内活動のモヤモヤが一気に晴れた気になれるロジックの数々。
“気になれる”と書いたのは、師の論文を読んだからといって、いきなりイノベーティブにShiftが出来るわけではないからだ。
これはイノベーションマニュアルではなく、タイトル通り“イノベーションの作法”が書かれた、発想資本主義時代の奥義書。
まさにイノベーション道。
この道を極めたければ、これらの作法を繰り返し繰り返し、自分を律する他ない。
いつしか自らの手で全体像が描けるようになりたい。