マルドゥックアノニマスは、ハンターとバロットの交渉の結果、事態が動き出すことに。
一方、バロットとベルナップ・ザ・ガンスリング・ポリポッドの死闘に終止符が打たれます。
ガンズ・オブ・オウスの4人のエンハンサーも残り2人。
挿絵がバロットとハンターが多いので、バジルやミラー、メイソンやアクセルロッドなどの挿絵も欲しい。
是非、ハヤカワ書房から、マルドゥックアノニマスのイラスト集を最後に出して欲しいです。
コロナ禍の中で、2か月連続でSFマガジンを刊行していただいたことには感謝しかないですね。
しかし、1点気になることが。マルドゥックアノニマスの日本語がおかしい。
屹然とさせられる、などという日本語はないです。毅然と使い間違えているのでしょうか。毅然だとしても、毅然とした態度、という表現になるはずで、毅然とさせられる、というのは変です。
どこかに向かっている人間が戻る、意味で使う、きびすを返すも、行動を開始した、程度の意味使っている。
判然としない、という日本語はありますが、判然とつかぬ、という言葉はないです。
判断がつかぬ、と言いたかったのでしょうか。
大半がことごとく命中、みたいな記載もおかしい。
ことごとくは、漏れなく全部という意味なのに、大半がことごとく、とかあり得ません。
文庫本になる時までには修正されていることを望みます。
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