CUBISMO GRAFICOとしての活動は良く知らない私ですが、
それでもこの作品は充分に楽しめました。
ジャンルを云々するのは不可能なほどに、ありとあらゆる
要素を混ぜ合わせ、そこから抜群にポップでキャッチーな
世界を作り上げるセンスは凄い。レゲエ的なアプローチも
あるようですが、こういう風に料理されれば本格的なレゲエ
は苦手な私でも受け入れられます。
また、ただアッパーに弾けるだけでなく、「SWEEP TIMES」や
「SUNWORSHIP」のような"泣き"のメロディもあって、それが
また良い。ヴァネッサ・パラディのカヴァー「SUNDAY MOND
AYS」なんかも素敵な仕上がり。
やっぱり"楽しさ"というのは音楽の大きな魅力だな、と改めて
感じさせてくれる1枚です。