『指示されていないことはやりません』という問題が最初の方に提示されていたので購入しましたが、内容が薄いと感じました。
3時間もあれば読み終わってしまい、コーチングに関する基礎知識は学べたと思います。
しかし、「実際に自発的なSEを育てるにはどうするの?」という問題は解決しませんでした。
理由として、例示されているSE達は多かれ少なかれ自己主張の出来る人達です。
質問すれば回答も返ってくるわけで、本当にコーチングが必要な人って質問してもなんの回答も返ってこないんですよね…
そういう意味では全く意味がありません。
また、例の中で対比させている2人の上司の対比がちょっと露骨過ぎて微妙です。
コーチングがテーマなのに「嫌な上司」と「感じの良い上司」という点、先に悪い例を提示する点、明らかに口調や絵柄を変えていかにもコーチングが凄いんだと強調している点が気になりました。
嫌な上司の工藤SEがコーチングを学んでいくってストーリーならば面白かったんでしょうね。
そういう意味では著者の読者へのコーチングは失敗しているような気がします。
SEのためのコーチング技術 (日本語) 単行本 – 2004/8/1
SE職場環境向上委員会
(著),
桜井 一紀
(著)
-
本の長さ200ページ
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言語日本語
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出版社オーム社
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発売日2004/8/1
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ISBN-10427406574X
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ISBN-13978-4274065743
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商品の説明
出版社からのコメント
本書は、現場の厳しさを増しているSEに向けて、人的な調整力、部下のスキルアップ、コミュニケーションの向上の方法を紹介しています。SEの現場での問題や、実現したいゴールを豊富なイラストやわかりやすいショートマンガで平易に解説。対人関係・部下への接し方で悩んでいるSEの方は、是非ご一読ください。
内容(「BOOK」データベースより)
人間関係の不平不満を砕け!コーチングでコミュニケーション・スキルUP。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
桜井/一紀
日本大学大学院史学専攻修士課程修了。東京都の公立中学校に社会科講師として勤務後、人材開発に関する研修の講師を10年間務める。1997年に株式会社コーチ・トゥエンティワン、2000年に特定非営利活動法人日本コーチ協会の設立に参画。企業及び行政、地方公共団体、学校等に対するコーチング研修、講演を多数行う。またこれまでに、経営者、管理職、医師、弁護士、会計士、講師等の専門家500人以上を対象としたビジネスコーチングの経験を持つ。国際コーチ連盟マスター認定コーチ、財団法人生涯学習財団認定マスターコーチ。特定非営利活動法人日本コーチ協会専務理事(代表)、株式会社コーチ・トゥエンティワン取締役副社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日本大学大学院史学専攻修士課程修了。東京都の公立中学校に社会科講師として勤務後、人材開発に関する研修の講師を10年間務める。1997年に株式会社コーチ・トゥエンティワン、2000年に特定非営利活動法人日本コーチ協会の設立に参画。企業及び行政、地方公共団体、学校等に対するコーチング研修、講演を多数行う。またこれまでに、経営者、管理職、医師、弁護士、会計士、講師等の専門家500人以上を対象としたビジネスコーチングの経験を持つ。国際コーチ連盟マスター認定コーチ、財団法人生涯学習財団認定マスターコーチ。特定非営利活動法人日本コーチ協会専務理事(代表)、株式会社コーチ・トゥエンティワン取締役副社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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2004年9月17日に日本でレビュー済み
私はSEではありませんが、章頭のマンガが面白かったので読んでみました。最近部下の管理、指導法が変わってきているらしい。正しい事なのにあれやれ、これやれでは部下は上手く動かない。コーチングというものがビジネス界で流行っているので私も勉強中だが、この本を読んで主人公の工藤さん(上司役)は何も分かっていないなあ・・・と思っていたが読み終わる頃には、そうか!俺が工藤さんなんだ!って新たな発見がありました。そういう意味でもっと部下を快適に動かしたい世の管理職の人たちに読んで欲しいビジネス書と言える。私はもう一度、カーネギーの「人を動かす」を読もう。