良かった点:
ゲームの小ネタや細かい所を丁寧に拾ってくれてたのは嬉しいです。ストーリー上の重要人物であるテオル周りの補完がされていてとても素晴らしかった。
ゲームでは喋らないから性格はプレイヤーの解釈に委ねられる主人公にキャラ付けされてるのが興味深い。
原作者である枯草章吉さんの後書きがある。元気そうでなによりです。
不満な点:
主にこちらの方が多いです。
1.キャラデザがゲームと違ったのでびっくりした
テレージャさんやネル辺りは割と良いんですが男キャラは「誰?」って感じのばかりで違和感あります。
2.解説がほぼテレージャ任せ
本文の殆どがテレージャの台詞で埋め尽くされています。遺跡探索ではテレージャがやたら長い台詞を言う→ウェンドリン、ネルが「あーハイハイ」と受け流すノリがずっと続きます。もうちょっと何とかならなかったのでしょうか…
3.フランの一人称が改変されている
ゲームでは「あたし」だったのに小説だと「わたし」になっています。単純に作者のミスなんでしょうか?
話の展開やキャラの扱いは個人の主観で好みが別れるものなのでともかく、キャラクターのアイデンティティの一つでもある一人称を間違えるのはゲームのノベライズとしてあまりにも致命的なのではないでしょうか。
4.エンダの出番が無い
ゲーム最序盤の竜の塔辺りのシナリオが既に攻略済みになっててスキップされています。エンダ、今後出るのだろうか…
5.アルソンのキャラ改悪
これについては書きたい事が沢山あります。当時ゲームをプレイしてて一番お気に入りのキャラだったので、性格を悪い方面に改変されたのがとてもショックでした。
・まず、登場人物紹介で婚約者気取りと書かれてる時点で「は?」ってなりました。実際ゲームでも騎士の娘主人公だと一目惚れする設定ですが、いかにも婚約者を気取ってるような言動はしてなかったと思うんですけど。好きになった女性は大切にするだろうし、グイグイと女性の部屋に行こうとするはずが無い。
・本文8%辺り、数人の探索者と冒険してきたのに彼らの実力が自分より数段落ちるからと自分一人の手柄扱いするアルソン。誰よりも愛と正義と友情を大事にしてきた彼が、共に冒険した仲間を蔑ろにするような発言をするなんて…この時点で読んでて胸が痛くなりました。
・実際には冷たくあしらわれているのに、自分とウェンドリンが親密だと勘違いして完全に恋人気取りのウザキャラに改変されている。しかもそんなアルソンを本気で嫌ってる仲間達。特にテレージャさんがアルソンを冷たく突き放してたのは辛かったです。この二人、ゲーム中では絡みが多く何だかんだ言って結構仲の良いコンビだったんですよ!?
実際小説版みたいな勘違い野郎だったら鬱陶しがられて当然だとは思いますが…元々そんな性格じゃなかったキャラをわざと嫌われるような性格に改造してヘイトを向けさせるのは流石に酷くないでしょうか…
・屋敷の外の花を勝手に摘んで、その屋敷の主であるウェンドリンにプレゼントするアルソンも何だか言動が子供じみてる…さすがにちゃんとした花屋とかで買うと思いますよ。
・「なぜ僕があなたの荷物を運ばなきゃいけないんです?」と、ウェンドリンが頼むなら喜んでやるがテレージャに頼まれたら不服そうにするアルソン、どなた?
本来の彼ならば騎士として、困ってる人がいれば誰であろうと手を差し伸べるのではないでしょうか?彼はそういう博愛精神寄りのキャラだったと思います。
・更に、宮殿で死体を運ぶのをネルに押し付けようとする行動。「騎士としていざと言う時にみんなを守る為に力を温存する」と言ってましたが逆にPT内の唯一の男性だから力仕事は喜んでやってあげると思うんですけど。
原作ではとあるイベントで「そうですね……。他の人が犠牲になるのを黙って見てるよりは……!」と誰もが嫌がる役割を押し付けられても恨まずに、他の人が犠牲になるよりは自分がやった方がいいと考える自己犠牲の精神を発揮して仲間から感激の目で見られる描写がありましたが、小説版ではとてもそういうキャラには見えないし逆に仲間に鬱陶しがられている。本当に泣きそう。辛い。
嬉野先生の後書きに、自身の作風を 出番の多いキャラのファンからは絶賛されるけど、出番の少ないキャラのファンからは「絶対許さねー!」と叱りを受ける、と評していましたが全くもってその通りだと実感しました。でも出番が一番多いテレージャさんですら他のキャラを踏み台にして上げられるような描写ばかりで正直微妙だと思います…
アルソンの愛と正義を大事にする明るく健気な在り方が本当に大好きだったんです。それを捻じ曲げられたのがとても辛いです。
そういう作風だから、と諦めるよりも改善しようとは思わなかったんでしょうか…他の人曰くかれこれ20年以上こういう癖が強くキャラの格差が大きい作風で書いてきたそうです。やはり、単純に私が先生の作風に合わなかっただけなのかもしれませんが、それでも好きなキャラをこんなに扱き下ろされるのは悲しいです。公式ノベライズなんだから、もうちょっと頑張って欲しかった。
ただ、最初にも言った通り良かった部分もちゃんとあって、全体のストーリーも分かりやすいし原作の細かい部分を拾ってくれるのは良かったので、キャラの扱いさえ良くなってくれればこれからも応援したいです。本当に、キャラの扱いだけが残念です…
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Ruina 廃都の物語 1 単行本 – 2018/3/5
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何者かの声に誘われて不思議な洞窟に足を踏み入れた騎士の娘ウェンドリンは、洞窟の奥で遺跡を発見する。魔物と遭遇して命からがら逃げ出したのもつかの間、町に魔物が現れるように。自分が招いた事態ではないかと落ち込む彼女。一方、遺跡の存在が知れ渡ったことで、町には多くの冒険者たちが集まるようになっていた。
そんな矢先、遺跡探索の監督のために、大公の息子テオルが町に現れる。戻ってきた冒険者たちから情報を集める一方で、部下に遺跡で見つかった武器や宝石などを集めさせているという。このままでは遺跡に残された古文書なども奪われてしまうと、神官のテレージャは危機感を募らせ、ウェンドリンたちは再び探索に向かうことに。しかし遺跡では冒険者が次々と魔物に襲われ、自らも魔物化してしまう事態が勃発していた。被害を食い止めるために、テレージャたちは残された手がかりを調査してゆく。
そんな時、再びウェンドリンを誘う謎の声が聞こえてくる。導かれるままにたどり着いた遺跡の泉で、彼女はついに気を失ってしまう。語りかける声の主は何者なのか? 彼女たちの探索の行方は? そして不可解な動きを見せるテオルの真意とは?
31万以上のダウンロードを記録し今もプレイされ続けている伝説的フリーゲーム、その物語の幕がいま上がる!
何者かの声に誘われて不思議な洞窟に足を踏み入れた騎士の娘ウェンドリンは、洞窟の奥で遺跡を発見する。魔物と遭遇して命からがら逃げ出したのもつかの間、町に魔物が現れるように。自分が招いた事態ではないかと落ち込む彼女。一方、遺跡の存在が知れ渡ったことで、町には多くの冒険者たちが集まるようになっていた。
そんな矢先、遺跡探索の監督のために、大公の息子テオルが町に現れる。戻ってきた冒険者たちから情報を集める一方で、部下に遺跡で見つかった武器や宝石などを集めさせているという。このままでは遺跡に残された古文書なども奪われてしまうと、神官のテレージャは危機感を募らせ、ウェンドリンたちは再び探索に向かうことに。しかし遺跡では冒険者が次々と魔物に襲われ、自らも魔物化してしまう事態が勃発していた。被害を食い止めるために、テレージャたちは残された手がかりを調査してゆく。
そんな時、再びウェンドリンを誘う謎の声が聞こえてくる。導かれるままにたどり着いた遺跡の泉で、彼女はついに気を失ってしまう。語りかける声の主は何者なのか? 彼女たちの探索の行方は? そして不可解な動きを見せるテオルの真意とは?
31万以上のダウンロードを記録し今もプレイされ続けている伝説的フリーゲーム、その物語の幕がいま上がる!
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2018/3/5
- 寸法12.9 x 2.2 x 18.2 cm
- ISBN-104047350249
- ISBN-13978-4047350243
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
何者かの声に誘われて入った洞窟で遺跡を発見した、ホルム伯カムールの娘ウェンドリン。新たな遺跡の噂を聞いた冒険者たちでホルムの町は賑わう一方、遺跡では彼らが次々と魔物に襲われて魔物化してしまう事態が続発していた。旺盛な知識欲で遺跡を研究する女神官テレージャは、遺跡に棲む太古の皇帝の存在と、被害拡大を防ぐには皇帝を倒す必要があることを見抜き、探索監督のため直々に姿を現した大公の息子テオルの動きにも警戒を寄せる。ウェンドリンはテレージャや幼馴染の少女ネル、彼女に想いを寄せる若き騎士アルソンとともに、皇帝討伐のため再び洞窟の奥へと足を踏み入れた。魔物たちの攻撃をかいくぐり、ついに皇帝に対峙した一行。熾烈を極める争いののち、再び聞こえる謎の声。いったい何者なのか?不可解な動きを見せるテオルの真意とは?
著者について
●嬉野 秋彦:4月19日生まれ。数多くのライトノベル、ゲームノベライズを手がけている。主な著作は『彼女は戦争妖精』シリーズ、『黒鋼の魔紋修復士』シリーズなど。
●枯草 章吉:フリーゲーム作者。代表作「Ruina 廃都の物語」は累計31万ダウンロード以上の人気を誇る。
●枯草 章吉:フリーゲーム作者。代表作「Ruina 廃都の物語」は累計31万ダウンロード以上の人気を誇る。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2018/3/5)
- 発売日 : 2018/3/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4047350249
- ISBN-13 : 978-4047350243
- 寸法 : 12.9 x 2.2 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 820,076位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42,165位ライトノベル (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作がゲームである以上、受け手によって様々な解釈が成されるのは仕方のないことだと思います。
そしてそれら解釈が譲れないものであると、頑なになるのも致し方ないことでしょう。
私にも好きなキャラが居て、その人物との出会いの描写が省略されてしまったのは残念に思いましたが、
それは一読者のわがままでしかありません。(一瞬登場しただけで跳ねて喜びました)
これは小説であり、明確なストーリーラインの上で定められた登場人物達が織りなす、真なる意味での”物語”、
言ってしまえば記録です。
原作ゲームにあるような自由性、選択の幅広さ、ロールプレイング、
これらから得られるカタルシスは存在せず、あくまでRuinaという作品が辿る可能性の一つであり、
今回のノベライズはそれを楽しむものだと思います。
細部に不満が無いわけではありません。挿絵のシ―フォンや(イラストはRuinaの雰囲気とマッチしていてとても素晴らしいです)フランの一人称など、気になった部分はどうしてもありました。ただシ―フォンについては、
他のキャラ同様デザインが変わっている可能性もあるので早計かもしれませんが。
原作未プレイの場合、イメージし難い部分は多々あるのかもしれません。しかし、物語の中できちんと説明はされています。ただ、原作をプレイしてからの方が理解が深まりやすいのは間違いないでしょう。
私はつい最近原作をクリアしたばかりの新参者です。あまり理解に及んでいない部分があるのかもしれません。
ただ小説という形で、またこの世界に浸れることが出来て、とても嬉しく思いました。続き待ってます。
後書きはとても楽しく読ませていただきました。もちろん、お二方ともです。また何かお話をお聞きできれば嬉しいです。
そしてそれら解釈が譲れないものであると、頑なになるのも致し方ないことでしょう。
私にも好きなキャラが居て、その人物との出会いの描写が省略されてしまったのは残念に思いましたが、
それは一読者のわがままでしかありません。(一瞬登場しただけで跳ねて喜びました)
これは小説であり、明確なストーリーラインの上で定められた登場人物達が織りなす、真なる意味での”物語”、
言ってしまえば記録です。
原作ゲームにあるような自由性、選択の幅広さ、ロールプレイング、
これらから得られるカタルシスは存在せず、あくまでRuinaという作品が辿る可能性の一つであり、
今回のノベライズはそれを楽しむものだと思います。
細部に不満が無いわけではありません。挿絵のシ―フォンや(イラストはRuinaの雰囲気とマッチしていてとても素晴らしいです)フランの一人称など、気になった部分はどうしてもありました。ただシ―フォンについては、
他のキャラ同様デザインが変わっている可能性もあるので早計かもしれませんが。
原作未プレイの場合、イメージし難い部分は多々あるのかもしれません。しかし、物語の中できちんと説明はされています。ただ、原作をプレイしてからの方が理解が深まりやすいのは間違いないでしょう。
私はつい最近原作をクリアしたばかりの新参者です。あまり理解に及んでいない部分があるのかもしれません。
ただ小説という形で、またこの世界に浸れることが出来て、とても嬉しく思いました。続き待ってます。
後書きはとても楽しく読ませていただきました。もちろん、お二方ともです。また何かお話をお聞きできれば嬉しいです。
2018年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良かった点
・原作らしい雰囲気、地の文がどうなるか不安でしたが杞憂でした。
・カムール、テオルの描写が結構多いです。ここら辺はゲーム中でもあまり触れられてないので良かったですね。
・挿絵も良かったですね。特に生ける玉座はいい感じだと思います。
不満点
・前半大幅カットで告死鳥ポエム、魔将ナムリス戦(竜の塔)、エンダは存在がカットされてしまいました。
ナムリスはバイオケーキ食わされたのでしょうか?
・みているよ削除
・キャラが全体的に性格悪いですね。テレージャ、アルソンファンの人はキツイかも。
これから成長させるために意図的にやってるのかもしれませんが。
・後は完全に個人的な意見ですけど主人公の喋り方に違和感を感じます。
原作は喋らないので当たり前かもしれませんが、私の思ってた騎士女主人公じゃないです。
枯草さんのあとがきもあり生存も確認できたので全体的には概ね満足です、続きも買います。
・原作らしい雰囲気、地の文がどうなるか不安でしたが杞憂でした。
・カムール、テオルの描写が結構多いです。ここら辺はゲーム中でもあまり触れられてないので良かったですね。
・挿絵も良かったですね。特に生ける玉座はいい感じだと思います。
不満点
・前半大幅カットで告死鳥ポエム、魔将ナムリス戦(竜の塔)、エンダは存在がカットされてしまいました。
ナムリスはバイオケーキ食わされたのでしょうか?
・みているよ削除
・キャラが全体的に性格悪いですね。テレージャ、アルソンファンの人はキツイかも。
これから成長させるために意図的にやってるのかもしれませんが。
・後は完全に個人的な意見ですけど主人公の喋り方に違和感を感じます。
原作は喋らないので当たり前かもしれませんが、私の思ってた騎士女主人公じゃないです。
枯草さんのあとがきもあり生存も確認できたので全体的には概ね満足です、続きも買います。
2018年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本編レビューの前に、嬉野秋彦先生のあとがきの話をする。
あとがきにおいて「すべてのファンが納得するものを書くは難しい」とある。原作ゲームに強い拘りのある人は、「これは嬉野氏による書籍版である」ということを理解した上で読んだ方が良いかもしれない。
同じくあとがきに、「これは少なくとも自分が納得するように書いた」とある。ウェンドリン、テレージャ、ネルの三人がかしましくもダンジョンへ挑む様子は、嬉野先生のプレイが見えるようであり、様々な遊び方が出来るRuinaならではのノベライズと言える。(商業展開にさしあたって、一部キャラクターの描写、ビジュアルは原作ゲームと異なる。その点においてもやはり、原作と異なる、と理解した上で読んだ方が良いかも知れない)
以下、本編レビューです。
△難しかった点
序盤から本作独自の固有名詞(地名など)がポンポン出る。地図については登場人物紹介の次に掲載があるが、本編中にも挿絵のように入れて頂ければ理解しやすくなると思う。導入は原作ゲームのオープニングまで遊んでから読むとスムーズに読み始められると感じた。
◎良かった点
ダンジョンの発覚から日数の経過とともに国境周辺が不穏さを帯びていく様子が描かれており、戦争の足音が近づく緊迫感は嬉野先生のキャリアを存分に感じさせる重厚な文章によってリアリティを帯びている。
ゲーム本編、騎士の嫡子ルートでは見えづらかったテオルの動向が描写されており、一度騎士ルートをプレイした方は自らのプレイの最中にもこんなことがあったのかも、と想像が出来る。
また、主人公パーティに加わっていない冒険者たちがパーティを組んでダンジョン攻略を行った描写があり、ゲーム本編における「一緒に冒険していなくてもレベルが上がっている」状態が想像でき、自分のプレイにおける留守番パーティへ思いをはせられる。
ホルムを納める領主としてのカムール、その娘としてどう振る舞うべきか考えダンジョンに挑むウェンドリンの姿は宮殿において臣下のいない王と対峙した際に際立って輝く良い展開でした。
ファンタジーのキャリアが長い嬉野先生だからこそ書けるクオリティが高い文章でRuinaの世界観が読めたことが大変嬉しかったです。次回作も期待しています。
あとがきにおいて「すべてのファンが納得するものを書くは難しい」とある。原作ゲームに強い拘りのある人は、「これは嬉野氏による書籍版である」ということを理解した上で読んだ方が良いかもしれない。
同じくあとがきに、「これは少なくとも自分が納得するように書いた」とある。ウェンドリン、テレージャ、ネルの三人がかしましくもダンジョンへ挑む様子は、嬉野先生のプレイが見えるようであり、様々な遊び方が出来るRuinaならではのノベライズと言える。(商業展開にさしあたって、一部キャラクターの描写、ビジュアルは原作ゲームと異なる。その点においてもやはり、原作と異なる、と理解した上で読んだ方が良いかも知れない)
以下、本編レビューです。
△難しかった点
序盤から本作独自の固有名詞(地名など)がポンポン出る。地図については登場人物紹介の次に掲載があるが、本編中にも挿絵のように入れて頂ければ理解しやすくなると思う。導入は原作ゲームのオープニングまで遊んでから読むとスムーズに読み始められると感じた。
◎良かった点
ダンジョンの発覚から日数の経過とともに国境周辺が不穏さを帯びていく様子が描かれており、戦争の足音が近づく緊迫感は嬉野先生のキャリアを存分に感じさせる重厚な文章によってリアリティを帯びている。
ゲーム本編、騎士の嫡子ルートでは見えづらかったテオルの動向が描写されており、一度騎士ルートをプレイした方は自らのプレイの最中にもこんなことがあったのかも、と想像が出来る。
また、主人公パーティに加わっていない冒険者たちがパーティを組んでダンジョン攻略を行った描写があり、ゲーム本編における「一緒に冒険していなくてもレベルが上がっている」状態が想像でき、自分のプレイにおける留守番パーティへ思いをはせられる。
ホルムを納める領主としてのカムール、その娘としてどう振る舞うべきか考えダンジョンに挑むウェンドリンの姿は宮殿において臣下のいない王と対峙した際に際立って輝く良い展開でした。
ファンタジーのキャリアが長い嬉野先生だからこそ書けるクオリティが高い文章でRuinaの世界観が読めたことが大変嬉しかったです。次回作も期待しています。
2018年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良かった点
・ゲーム冒頭をザックリカットしているが、構成的にさほど違和感がない。
・テオルの描写が丁寧。
・小ネタ拾いがうまい(夜種王など)。
・ファンタジーとして適度に整っている。
・原作の空気感が出ている。
悪かった点
・主人公の「~だし」口調が鼻につく。
・テレージャが傲慢で鼻もちならない感じのキャラになっている。
・テレージャageのためにシーフォンやラバン、キレハがわりを食った感がある。
・アルソンが勘違いストーカー系のウザキャラになっていてコレジャナイ。
・というか出番が多いほど性格が改悪されている。
・主人公、テレージャ、ネルの会話パターンがワンパで飽きる。
・特に男性陣のキャラデザが「誰?」と言いたくなるレベルで違う。
読み物としては面白かった。期待していたRuinaの世界観も良い感じに描かれていた。
しかしメインキャラの扱いはガッカリレベルの酷さ。
読み返すたびに違和感が増えるというかチクチクとダメージを食らう系のキャラ改悪だった。
まあ原作者の執筆ではないから一定仕方がない。
逆に言うとあくまで他の人の解釈ということで適当にスルーしようと思う。
一応次巻も買う予定。
とりあえずテレージャだけに知識を開陳させるのではなく地の文に分散させる配慮をしてほしい。
・ゲーム冒頭をザックリカットしているが、構成的にさほど違和感がない。
・テオルの描写が丁寧。
・小ネタ拾いがうまい(夜種王など)。
・ファンタジーとして適度に整っている。
・原作の空気感が出ている。
悪かった点
・主人公の「~だし」口調が鼻につく。
・テレージャが傲慢で鼻もちならない感じのキャラになっている。
・テレージャageのためにシーフォンやラバン、キレハがわりを食った感がある。
・アルソンが勘違いストーカー系のウザキャラになっていてコレジャナイ。
・というか出番が多いほど性格が改悪されている。
・主人公、テレージャ、ネルの会話パターンがワンパで飽きる。
・特に男性陣のキャラデザが「誰?」と言いたくなるレベルで違う。
読み物としては面白かった。期待していたRuinaの世界観も良い感じに描かれていた。
しかしメインキャラの扱いはガッカリレベルの酷さ。
読み返すたびに違和感が増えるというかチクチクとダメージを食らう系のキャラ改悪だった。
まあ原作者の執筆ではないから一定仕方がない。
逆に言うとあくまで他の人の解釈ということで適当にスルーしようと思う。
一応次巻も買う予定。
とりあえずテレージャだけに知識を開陳させるのではなく地の文に分散させる配慮をしてほしい。
2018年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当方、テレージャをPTに入れてルイナをプレイしたことがないのでいまいち内容が頭に入ってこないのが残念。
(これを気に再プレイしてみます
絵師の方に文句はないです。
自分の中でいまだに輝くノベルゲームであるエンドセクターとセルフコラボしてるのかと、発表があったときに驚愕しました。
(これを気に再プレイしてみます
絵師の方に文句はないです。
自分の中でいまだに輝くノベルゲームであるエンドセクターとセルフコラボしてるのかと、発表があったときに驚愕しました。





