前作より3年半の時を経てついにリリースされた今作、前作リリース後にベースのMatubaiが加入、片翼ギターのMayが脱退
マニュピュレータ担当のMeidenを新たに加え 正規ドラマーが離脱中だがヘルプでeleanor等の活動で知られるSharkが参加している。
前作をリリース後に台湾、アメリカ進出果たし 国内も北海道から沖縄まで活動範囲を拡大、2回目のワンマンライブを経て
ライブの本数も増え国内屈指のライブバンドへと成長とともに中毒者を増やし続けている。
前作で後退していたヘヴィさが今回復活している感があるが、その質が以前よりも深みが増し聞き手の深層心理まで侵食してくる感じさえある。
全体的に展開が多い楽曲は聞き逃すと置いていかれます。
ギターも一人になったことで自由度増し殺傷力がアップ! ボーカルも更に歌メロに遊び心が所々に見えて魅力が増していて面白い。
前作までややタイトだったリズム隊も存在感が際立ことで躍動感が出て揺さぶられる。
デジタルと楽器隊の融合度は更にアップし 完全にオリジナリティを確立したと言ってよいでしょう。
前2作も素晴らしい出来であったが今作の完成度はそれを凌駕しており、ここに来て更なる深化(進化)を遂げたバンドに敬意を評します。
質 量ともバンド史上最高の音がここにある。
自分はDVD付のデラックスエディションを購入したのですが撮りおろしライブの為、少々お高いですがライブ未経験の方にも見て頂きたい。
前2作品 WICCAHOLIC (2009) ・GROTESCA (2010)がカップリングされ1枚の価格で再リリースしてますので合わせてチェック。