このアルバムが一等賞的だなぁ〜、って思ってるんです。
巷間、有名な文筆の先生 "Sings Rootin' Songs" を一等賞的に推されたそうで、うれしい限りですが、マイふぇぼりっと的にはネ、こちらなんですよ。
白黒のTVドラマに「クラーク ケント」っていう新聞記者が出てくるヤツが在って、そうそう「弾よりも速く、力は機関車よりも強く、高いビルをひとっ飛び!」ってスーパーマン。"Tea For Two" の歌詞で、あのクラーク ケントの「七三分け」的な会社員を妄想するんですよ。
この歌詞 → "Nobody near us to see us or hear us. No friends or relations. On weekend vacations. We won't have it known, dear. That we own a telephone, dear"
Dearie は "dear" のところは歌ってないけど、所謂「ホワイトカラー」ってヤツが出てきた頃のプチ市民的な雰囲気、"Manhattan" もそんなカンジで、Dearie の歌い方ピッタシって思うんだ、みたいな。
まぁ、あんましアメリカのことはよく知んないですけど、これから絶頂期に向かうエポックみたいなの感じるかな。
このアルバムの "Manhattan" 、どんな Artist のやつよりこれが一番って思ってるんです。