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NEXT WORLD 未来を生きるためのハンドブック単行本（ソフトカバー） – 2015/4/9

NHKスペシャル「NEXT WORLD」制作班 (著), ミチオ・カク (その他)

11件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

テクノロジーがあなたを変える

コンピューターが人間の知性を超えると言われている2045年、私たちの生活はどのように変わるのか？若返りの薬、着るロボット、デジタルクローン、犯罪予測システム、火星移住計画─未来はもう始まっている！NHKスペシャル『NEXTWORLD―私たちの未来―』（2015年1月～3月放送）で紹介したテクノロジーをさらに深く掘り下げ、網羅的に解説。1キーワード・4ページで完結し、どこから開いても読めるつくり。番組で放送されなかった　トピックも取り上げ、より深く、“来るべき未来の姿”を理解できる一冊！

内容（「BOOK」データベースより）

NHKスペシャル「NEXT WORLD私たちの未来」から抽出する46の重要なキーワード。

登録情報

単行本（ソフトカバー）: 240ページ
出版社: NHK出版 (2015/4/9)
言語: 日本語
ISBN-10: 4140816716
ISBN-13: 978-4140816714
発売日： 2015/4/9
梱包サイズ: 21 x 15 x 2.2 cm
おすすめ度： 11件のカスタマーレビュー
Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 275,305位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 70位 ─ 本 > 科学・テクノロジー > 工学 > 先端技術・ハイテク
- 1167位 ─ 本 > 科学・テクノロジー > 科学読み物
- 24272位 ─ 本 > ノンフィクション

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科学者が語る未来は私達の現実となりうるか

2015年4月18日

形式: Kindle版Amazonで購入

　世界を語るのは、政治的なリーダーや宗教上の偉人達の仕事でした。彼らは（多くの場合は自分達の利益のために）、人として、民族として、あるいは教徒としての正道を我々に示してきました。しかし、戦争は無くならないし、犠牲になった人達の尊厳は踏みにじられたまま・・・というのが歴史の現実です。すでに敗者は確定しているし、地球の富はおそらく数パーセントの勝者によって独占されてしまうことでしょう。いったい我々は、何を根拠に自分達の将来に夢を見ればよいのでしょうか。

　科学は本来哲学から生まれたもので、単なる道具ではありません。特に物理学は、現実をヒトの理性で説明しようと試みる雄弁な学問です。もしも、あなたが人類の未来に失望しているのなら、あるいは、我々はすでに家畜化されつつあると悲観するのであれば、ぜひこの本を読むことをお勧めします。人類の積み上げてきた、もうひとつの可能性を見いだすことができるでしょう。AIやナノマシンが細胞工学や脳科学とリンクすることによって、人類そのものを変えてしまう、そんな時代がきっと来ます。そのとき、現在の膠着した社会の枠組みも、大きく変わらざるを得ないでしょう。より良く変わるのか、その逆になるのか、それはあなた次第です。この本を読んで未来に備えましょう。

コメント 5人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか？

2017年8月30日

形式: Kindle版Amazonで購入

わくわく感を作り出していくことは、すごく重要ですよね。
ポジティブに未来をとらえることが、未来をポジティブに変えて行くと思います。未来を作るのは、今の我々ですから。
心の準備は、できてます。

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2017年12月7日

形式: 単行本（ソフトカバー）Amazonで購入

NHKの取材班が世界中の研究者を取材し、最先端の研究から、人類の未来を大胆に予測した１冊。「LIFE SIFT」を読み、人類の未来が気になっていた時だったのでとても興味深く読めた。

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2015年8月31日

形式: 単行本（ソフトカバー）Amazonで購入

未来の科学研究方向について大変勉強になりました。本の状態も非常にきれいで満足しました。

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子供の頃夢見た未来を、阻むものとは？

2016年9月13日

形式: Kindle版

子供の頃、夢見ていた未来である
空飛ぶ車や気軽な宇宙旅行

それが実際には実現せず
だいぶガッカリしている私なので
”なんで、実現してないんだ！”という憤りと
”早く来ないかな〜”って心待ちにする期待で

こういった未来技術に関する本は大好きで
本書のもとになったNHKテレビシリーズも
とても楽しく視聴しました。

この番組にも出演している、
未来技術を予測する
物理学者のミチオ・カクや
未来学者のレイ・カーツワイルなどの
これまでの著作も読んでます。

本書に興味を持った方は先の学者である
レイ・カーツワイル「シンギュラリティは近い」や
ミチオ・カク「2100年の科学ライフ」は
とてもおもしろく読めるでしょう。

そうした著作を読んで初めて知ったのですが
こうした未来技術というのは、
単なる技術革新の進歩だけではなく

”国民の理解、社会の理解”という部分が
とても大きいということ。

なぜなら、国家規模の研究などの
予算を確保する必要があったりしますし
新技術を普及させるためには法律を
それに合わせて、変更する必要があるからです。

例えば、自動車の普及には、自動車を使って良くするための
法整備のための政治的な働きかけ、ロビー活動が必要でした。

そういうことを考えていると、面白いことに気づきました。
本書もNHKなのですが、先の
レイ・カーツワイルやミチオ・カクの著作もNHK出版！

こうした未来技術の到来を告げる書籍は
なぜかNHK関連が多い。

つまり、これらはある意味、日本という国家が
主導している、プロパガンダや世論操作とも言えること。

プロパガンダや世論操作というと悪いイメージを
持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、
要は使い方かと思います。

私自身はこういった未来技術を心待ちに
している一人ですので、より多くの人に理解してもらい
夢と期待を持ってもらいたいと思ってます。

未来技術というと
グーグル、アマゾン、facebook、ソフトバンクなどの
IT起業家が事業として多い取り組んでます。

このNEXT WORLDでも
IT起業家の取り組みも取り上げられてますが

国家規模での基礎研究や、普及に向けての法律の整備なども
同時に必要になってくるので

国や国家の後押し、そして社会としての理解も重要ですね。

未来技術にともなう文化の変化の
啓発の書といえるかもしれません。

マンガや映画だけではなく、こうした技術的な裏付けのある
ノンフィクション本も面白いですね。

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｢人類科学｣の未来を大胆に予測。

2015年4月19日

形式: 単行本（ソフトカバー）Amazonで購入

未来を予言できるのか。｢超弦理論｣等で知られる、理論物理学者・ミチオ・カク氏の序文における問いかけである。この本では、人類科学の現在地を参考にしながら、大胆に未来予測をしている。

まず、第1章・命と体では、ゴッホの耳を現代に蘇らせたモダンアート｢シュガーベイブ｣等引き合いに出しながら、再生医療の可能性と、それがもたらす劇的な変化について取り上げられている。この章では、日本人研究者の名前もちらほら散見され、誇らしい。

意外と、日本人が得意な分野なのかもしれない。若返りの薬や、3Dプリンターによる人工臓器の成形、人間の活動を補完するロボットの開発等、数々なユニークな研究が紹介されている。

第2章・生活とフロンティアでは、火星探査など宇宙開発の最前線や、新しい都市開発の試みなどが取り上げられている。何でも火星への有人飛行は、帰還を考慮しなければ比較的簡単な事らしい。NASAは、宇宙開発事業の一部を民間に開放しており、一般のベンチャーにも様々なチャンスが広がっているのだと言う。

新しい都市開発の部分で興味深かったのは、温暖化のあおりを受け、水没しそうな島国に対する救済策として考案されたグリーンフロート計画。赤道上に浮き島の都市を浮かべて、そこに人を住まわせるという何とも空想的な話なのだが、日本の清水建設などが本気で構想を練っているのだと言う。

第3章・人工知能と未来予測で興味深かったのは、人工知能ワトソンや、量子コンピューターの可能性について。これらは未来予測の機能を持つツールとして期待されているが、正直ここまで凄いとは知らなかった。こういった技術革新は、開発がビジネスに繋がるとわかると、企業がこぞって参入し、巨額の資金投与と競争で、あっという間に進歩してしまうのだと言う。

この本では、｢ムーアの法則｣というロジックで語られていますが、いかにもアメリカ的なスケールの大きい話です。やがて、シンギュラリティ(技術的特異点)が到来し、人工知能が持つビッグデータ・計算能力が人類を上回る。しかし、これは諸刃の剣で、人類の生活が便利になればなるほど、労働市場が機械やロボットに奪われてしまうというジレンマをはらんでいる。

人間にしか出来ない仕事も残されていると言うが、未知数である。読んでいて思ったのは、わずか数年の間に科学はここまで進歩したのかという事。アメリカでの研究が中心なので、やはりスケール感が違う。特に宇宙開発の部分のフロンティアスピリッツ等は、アメリカという国の成り立ちを思わせる大胆な発想で、日本人には少し刺激が強い。

この本、ＮＨＫスペシャルを元に作られた物ですが、私はテレビ番組の方は観ていません。しかし、とても知的好奇心をくすぐられました。また、この手の理数系の本は個人的に大の苦手で、いつも敬遠してしまうのですが、2日位かけて一生懸命読みました。それだけの価値はあると思います。

番組プロデューサーは、あとがきで、テクノロジーの未来について出来るだけポジティブな内容にしたと書いていますが、その判断は読者に委ねるといった所でしょうか。2015年はこういった様々な先端のテクノロジーが姿を現す年だとしているので、この本を読んでおくと、尚いっそう楽しめると思います。

コメント 21人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか？

2015年6月21日

形式: 単行本（ソフトカバー）Amazonで購入

この本はニューヨーク大学教授であるミチオ　カク先生の書かれた本です。この本を読むと未来は明るいと感じられます。

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Edgeworth-Kuiper-Belt

未来に実現する科学技術の予想

2015年7月6日

形式: 単行本（ソフトカバー）

「30年以内に、人間の寿命は劇的に長くなるはずです。私の子どもたちの世代は、100歳以上の人生を楽しむのは当たり前。これは疑いようがありません。孫の世代になると寿命はさらに延びることになります」（ハーバード大学医学大学院教授デイビッド・シンクレア）。

「脳に端末が入ることによって脳のバックアップをとることができるようになり、人類はさらに賢くなることができます。その結果、人類にとって困難で、より深い問題を解決することができるようになります」「2040年になると、人間の思考はすべて非生物的思考になり、コンピューター化されると考えられています。最後には非生物学的な思考が生物学的思考を完全に理解し、そのコピーを作ることができるようになるでしょう」（未来学者レイ・カーツワイル）。

未来に実現するであろう科学技術を紹介した本。NHKの番組が元になっている。次のようなものが取り上げられている。

・様々な臓器の老化に伴う症状を改善する若返り薬であるNMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)。
・筋肉量を増やすIGF-1とミオスタチン。
・脳を若返らせるバルプロ酸。
・ナノ・カプセルのガン治療薬（2015年8月号のNewtonにも解説があった）。
・3Dプリンタ技術を使った生体細胞による移植臓器。
・3本、4本と腕を持てる「エクストラ・パーツ」。
・意思を電気信号として読み取るBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)。
・着るロボット。
・脳を移植したアンドロイド。
・火星への移住計画「マーズ・ワン」。
・いちいち物を地球から運ばなくてもよくする宇宙空間で使える3Dプリンタ。
・赤道直下に作られる人口の島と都市「グリーンフロート計画」。
・自動運転とヘリコプター交通網。
・仮想現実の世界を楽しめる「VRゴーグル」。
・遠く離れたロボットを自分の分身のように操る「テレイグジスタンス」。
・人工知能による犯罪予測プログラム。
・ディープラーニングによる人工知能。
・デジタルクローン。
・人間の脳をまねてつくられる「シナプス・チップ」、他。

特に、生命科学と人工知能の進歩は現在でも目を見張るものがあるため、その延長で考えても結構リアリティがあるし、おそらく少なくともそれらの分野については本書で紹介されていることのかなりのものが将来実現しているのではないかと思った。

技術解説としてはそれほど詳しくはないが、その分、とりたてて前提知識がなくても読める。これらの予測がどこまで実現するのか、NMNでものんで長生きしてその行く末をじかに確かめたいと思った。

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