Maniacs黄金期のライブアルバム(ナタリー時代の最後の作品)。代表曲を網羅しており、Maniacsのベスト盤に相当する。
この作品で惚れ直した曲はSTOCK GALA DAYS。アコースティック楽器の重層的な、熱の入った演奏がすばらしい。
ヒットパレードのクライマックスがこの曲とは意表をつかれた。
ナタリーのファンには絶対ビデオ版をお勧めする(輸入版のVHSしかないけど)。
ながらくCD版で聴いていたのだが、CD版でラストに入っているNOAH'S DOVEはビデオでは1曲目に入っていて実はナタリーがピアノ弾き語りしている。
またビデオ版のみゲストのデビット・バーンとのデュエット3曲が収録されていて見所だ。
LET THE MYSTERY BEは2人の息がぴったり合っていて、ナタリーの歌声がいつにもまして新鮮だ。回顧版CAMPFIRE SONGSにも再録されている。
エンディング曲のラストのナタリーのパフォーマンスがチャーミング!一瞬なので見逃すなかれ。
ナタリーはこのアルバムの発売前にManiacs脱退を表明していたし、全てがドラマチックに映る。そこがビデオ版のよさ。
ちなみに後に2代目ボーカルになるメアリ・ラムゼイは、この作品でナタリーの隣でコーラスとして歌っていたり、バイオリンを弾いたりしているというとトリビア付き。