自分が所持する宮武 一貴の作品集としてはこれは4冊目になるのかな、実はそれを全部繋げても氏の作品数の数%に過ぎない、自分がスタジオぬえ(宮武 一貴)という名前を認識してから見てきた作品はまだまだたくさんある、
本書は2015年に開催された「メカニックデザイナー宮武 一貴原画展」で使用された原画+αの約120点が掲載と帯に記されている、であればこれは原画展の図録という位置にある書籍だろう、であればそこに足を運ぶことが叶わなかったファンのための物なのだ。また最後の方にはマクロスΔでのシグル・バレンスのデザイン画が掲載されており巨大構造物デザインに於いての宮武 一貴の思考過程の変遷をうかがうことが出来る。
しかも、カラー原稿を4X5ポジ撮影、線画は高精細スキャンという結構手間がかかったもので、おそらくはマニアックな氏のファンに向けた措置であろう。
ガンダムセンチュリーのガウと狙撃されるムサイの原画 初出の時この背景はどうやって書いたのだろうと疑問に思ったものだその回答がここには載っていてなるほどと30数年来の疑問が氷解したわけだが、宮武 一貴の作品集の一つとして押さえておいてよい書籍だと思います。
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