Let's Go シリーズの第3版になってフォニックスのワークブックが出ましたが、音の引き算によって分類されたMATフォニックスとはちょっと違うので「あれ?」と思われた方もいらっしゃると思います。 でも、Sam & Gingerは相変わらず可愛いし、オールカラーで余白たっぷりのワークブック。 しかもCD付で家庭学習もできますから、一工夫すれば楽しく使えます。 私のお薦めはジャズ・チャンツの指南書との合わせ技。 出てくる単語は大体3音節までですから、どのページを開いてみても、キャロリン・グレアム女史がワークショップで紹介してくれる2−3−1のボキャブラリーパターンのチャンツを書くことができます。 指南書の第10章には他にも2-2-1や2-2-3-1などのパターンが載っていますし、少し難しくなりますが、韻を踏んだパターンも載っていますから、絵を指さしながらチャンツを唱えるという学習が出来ます。フォニックスの学習は短調になりがちなので、こんなお遊びは小さい子にはもってこいです。
Creating Chants and Songs (Resource Books for Teachers S.)