1976年東京生まれ。アートの一大イベント「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」で、作品がチラシに使用されました。個展を開催すれば、作品はすぐに売れてしまう、その台頭が待たれる若手作家の一人です。
制作のテーマは、「文化依存症候群」と呼ばれる、対人恐怖症、摂食障害など、人との適切な距離感をつかめずに苦しむ心の病気です。豊かさが生み出したとも言えるこの世相を、白いパーカーに身を包む子どもの彫刻作品に託して表現しています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山崎/龍一
1976年東京生まれの彫刻家。2002年東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻卒業後、04年より本格的に作家活動を開始。文化依存症候群シリーズの作品を発表以後、国内外の多くのファンを魅了し続けている。2007年NEXT DOOR T&G ARTS賞、2001年国際滝富士美術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)